【自分を見失わない心構えとは!?】図太くなれる禅思考|枡野俊明

図太くなれる禅思考
  • ささいなことで、すぐあれこれ思い悩んでしまう。自分の意思よりも、人のいうことに流されやすい。何か心を塞ぐことがあると、いつまでもそこから抜け出せない。いつも周囲にどう見られているか、気になって仕方がない。傷つくのが怖くて、自分が思ったことを言えない。なんて、こと思ったりすることありませんか!?
  • 実は、この気の持ちよう、禅の思考を参考にすると少し解けていくかもしれません。
  • なぜなら、禅は「図太さ」を手に入れられる考え方でもあるのです。
  • 本書では、禅宗僧侶でありながら、美大の教授としても、庭師としても活躍する枡野俊明さんが、禅の教えを「禅の言葉」とともに説いてくれます。
  • 本書を通じて、周囲に身を任せるからこそ、自分を見失わないという新しい図太さを手に入れるためのヒントを得られるでしょう。

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まず、人と比べることを辞める。

「放下着」これは、捨ててしまいなさい、という意味の禅語。「放下」は放り投げる、投げ捨てるということ。「着」はそれを強調する語です。

禅は「比べる」ことをもっとも嫌う

人や、社会一般といくら比べても、満ちることはありません。自分と他者を区分けして考えることで、どんどん本質的に閉じていってしまい、いつまでも自分であることは困難になります。本当に大切なのは、自分の内面に目を向けてみることです。

そして、自分の内面と向き合って、向き合った先に、「縁」を感じることができます。これは、他者の繋がりの中で生きているという自覚です。

だから、実は、自分と向き合うからと言ってどんどん閉じていくのではなくて、実は、ひらいていくという矛盾が起こっていきます。

こうすると、世界に身を任せることができて、豊かな自由の中を漂いながら、生きるという状態へと近づける可能性があります。

過去の投稿「【人の深みはひきこもりが生む!?】ひきこもれ|吉本隆明」で、吉本隆明さんも、こんな面白いことを仰ってました。

一人になって自分と向き合う長い時間をもつことが何をもたらすかについて、「第二の言語」という考え方にもとづいて、説明してみようと思います。他人とコミュニケートするための言語ではなく、自分が発して自分自身に価値をもたらすような言葉。感覚を刺激するのではなく、内臓に響いてくるような言葉――。ひきこもることによって、そんな言葉をもつことができるのではないか、という話です。

ひきこもれ|吉本隆明

案外、人は、心(心臓)で考えているそうです。そこに響く「第二の言語」を大切にして、自分だけに響く言葉で、自分の心と向き合ってみる。心底正直になってみる。こんな時間を持ってみることが大切なんですね。

そして、体を使ってみる。

禅がいちばん重んじるのは「体感」、すなわち、身をもって感じることです。坐禅も最初は足が痛くなりますし、つらくて仕方がありません。しかし、いつか、ふっと「心地よいなあ」と体感できる瞬間があるのです。

「怖いもの知らず」は、「考えすぎる人」にない勢いがある

まずは、体を使ってみることが大切ですね。

私も、モヤモヤしているときでも、散歩をしたりジョギングをしたりすると、なぜかスッキリして、忘れてしまうことが多々あります。少しの疲労で、考えることが面倒になっているのかな?と、はじめは思っていました。

でも、実は、歩いたり走ったりして体を使っている過程で、もしかしたら、心にとっていい影響があったのかもしれないですね。

坐禅もまさに、身体性を大切にします。

過去の投稿「【坐禅の真の坐り方とは?】考えすぎない生き方3|藤田一照」でも、藤田一照さんが詳しく坐禅のしかたについて語ってくれていますので、ぜひご参考にしてみて下さい。

「縁」を活かしきるように生きてみる。

体を動かしながら、勢いよく行動してみると、思いの外、うまくいったり、あるいはいかなかったり結果がついてくるものです。よくもわるくもそれも縁、あるいは修行だとおもって、受け入れつつ、それにとらわれないで、次に進むのがよいでしょう。

そして、動いていれば、「縁」を感じることも増えてくるはずです。

しかし、損に思えようが、その仕事が自分にまわってきたのは「縁」なのです。禅ではその縁を何よりも大切にします。いただいた縁は活かしきる。それが禅の考え方です。仕事でいえば、縁を活かしきるとは、その仕事にあらんかぎりの力を尽くすということでしょう。そうすれば、損も得もなくなります。損得を超えられるといってもいいでしょう。

損得勘定にこだわると心が窮屈になる

ひとつの縁がまわってきたら、全力で受けてみることが大切だと、私も思います。どこか、逃げていると、どうしても、自分に対して後ろめたい気持ちが出てきて、素直になれないことも多々あります。でも、全力で考えて、向き合うと、それ自体に面白みが湧いてきて、次に繋がったりもします。なんとなくそう思えます。

「ご縁」は、自分らしく生きた延長線上にある

結婚は「ご縁」にまかせる

変に飾らず、変に身構えず、自分らしくあり、そこから言動を生むということに全力でありたいと思います。

また、向き合い方についての「庭師」として得意先ビジネスに関わる枡野俊明さんの、以下のような工夫にも、全力を感じます。

図太い人は「腹案」を用意する

図太い人は「腹案」を用意する

腹案とは、発想や方向性がちがう腹案を持って、その場、その場で対応するということです。

本案だけで押し切ろうとすれば、先方は押しつけ感を感じますから、反発が生まれ、「すべてやり直してください」ということにもなりかねないのです。

図太い人は「腹案」を用意する

この腹案を作るために、枡野俊明さんが大切にしていることは、

さて、その”使える”腹案をつくるポイントですが、これは、話し合いの段階でよく相手の話を聞くことに尽きます。交渉やセールスでは、はなすことが重要視されがちですが、実際は違います。重要なのは聞く力です。相手の話にじっと耳を傾けるなかで、いかにして相手の思いや希望を引き出すか。勝負どころはそこです。

図太い人は「腹案」を用意する

「清寥寥 白的的」心が静かに透きとおっていて、どこにもはからいがない、ということをいった禅語です。相手の話を聞くときに、もっとも必要な心のかまえがこれです。

図太い人は「腹案」を用意する

過去の投稿でも、話すことよりも聞くことが大切だといった大変素晴らしい本がありました。「LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる|ケイト・マーフィ」です。一生懸命話すのが、大切なのではなく、一生懸命に聞くことなんですね。でもこの聞く能力というのは、なかなかフォーカスされません・・。問いかけのちからも含めて、磨いていきたいものです。

まとめ

  • まず、人と比べることを辞める。――自分の心と向き合うことです。縁を感じ、オープンになりましょう。
  • そして、体を使ってみる。――もやもや、くよくよ、は頭が勝手に作っている幻想です。体をつかって考えましょう。
  • 「縁」を活かしきるように生きてみる。――縁を活かしきり、全力でいきましょう。

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