【「ひとり言」を活用しよう!?】なぜうまくいく人は「ひとり言」が多いのか?|加藤俊徳

なぜうまくいく人は「ひとり言」が多いのか?
  • なぜ、うまくいく人は、「ひとり言」が多いのでしょうか!?
  • 実は、自分の思考に素直になること、客観的になることができるからかも。
  • なぜなら、言葉とは自分の内実を表すツールでもあるからです。
  • 本書は、「ひとり言」の機能と効果をひもとく1冊です。
  • 本書を通じて、思考を俯瞰して、整理するヒントを得ることができます。
加藤俊徳
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「ひとり言」の効能とは!?

「ひとり言」をついつい言ってしまうことってありますよね・・と周囲の人に聞いてみたのですが、そうでないという人と、そうそうと同意してくれる人に二分されます。みなさんは、「ひとり言」を言ってしまう体質でしょうか!?

じつは、「ひとり言」というのは、自分の思考を俯瞰して、そして、それに素直になるチャンスを提供してくれるとてもよい行動かも知れません。また、それだけではなくて、「ひとり言」には、ものごとへの集中力をUPさせてくれるような効果効能もあるようなのです。

これを機に「ひとり言」について新しい視点を獲得して、上手に付き合ってみるといいかも知れません。

無意識に口から出るひとり言は、そのような天から降りてきた、あるいは内面の奥底から吹き出してきた知恵や情報だと考えます。

はじめに

人間が意識できるのは、せいぜい5~10%の領域だと言います。自分自身でさえ、自分が何を感じ、何を考えているのかを、「意識的に」知る手立てが限られているということです。

しかし、実は90%以上におよぶ無意識の領域によって、大変重要なことが決められていたり、あるいは、方向づけられている可能性があります。なぜなら、無意識のちからは宇宙とつながっている・・と語る専門家もいるくらいだからです。こうしたことを信じてみることも、自分の可能性を解放していくアプローチには、とても有効かもしれません。

多くの偉人や過去活躍した経営者も、こうした大いなるものや、見えざる何か、について、思いをはせ信じることで、難局を乗り越えたり、偉業を達成する力としてきました。

大いなるなにかについては、こちらの1冊「【人生を拓く方法とは!?】すべては導かれている|田坂広志」もぜひご覧下さい。

「ひとり言」は、こうした無意識・・つまり、人間が得られる大いなるなにか、あるいは、宇宙のパワーに触発される直感を引き出すヒントを提供してくれるということです。

自己対話の重要性とは!?

つまり大事なのは自己と向き合い、自己と対話すること。

はじめに

潜在能力を引き出すツールとして「ひとり言」を再評価してみましょう。「ひとり言」をつぶやくことによって、自己の内面=脳とつながり、脳の持っているポテンシャルを最大に引き出すことに向かうことができます。

人間の思考は、絶えず、意識できることと、無意識のことが入り交じりあう、混沌の世界です。「ひとり言」は、そういうカオスな世界から、意識を引き出し、そして整理して、価値を見出し、意味として解釈する力を提供してくれます。

「ひとり言」を使って、自分と対話をしてみることも大切でしょう。この時、右脳と左脳を意識してみることも大切かも。右脳は、直感肌でイケイケドンドン。左脳は、理性派で慎重にものごとをすすめるキャラクターとして、2人といっしょに対話をしてみることです。

  • 右脳・・「アイデアがひらめいた!」
  • 左脳・・「では、よく考えてみよう!」という具合ですね。

脳内のキャラクター化については、脳科学の研究者の方も語っていました。4つのキャラクターに分類する考え方については、こちらの1冊「【あなたは4人いる!?】WHOLE BRAIN 心が軽くなる「脳」の動かし方|ジル・ボルト・テイラー」もおすすめです。

「ひとり言」というのは、本人が発し、本人が聞いているだけなので、そこには他者が介在しません。しかし、実質的には自分の中に「もう1人の自分」がいて、その存在と会話しているのです。

その「もう1人の自分」は、私たちが考えている以上に知恵があり、直感力に優れ、勇気や良心に溢れている、とても頼りがいのある人物です。

「もうひとりの自分」と対話する

かの有名な物理学者であるスティーブン・ホーキング博士の言葉に次のようなものがあります。

「静かな人ほど、心の中ではうるさいくらいの考えを持っている」

「もうひとりの自分」と対話する

21世紀は、自己確立がキーになる時代です。その時、自己対話のクセを持っていることで、自己認識が習慣になり、よりよい人生をともにする本当の自分の存在に意識的になれるかも知れません。

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自分を知り、自分を活用するクセ!?

前提として、ネガティブな「ひとり言」よりも、ポジティブな「ひとり言」のほうが、自分自身によりよい影響を与えることができます。なぜなら、ポジティブな言葉は、脳を活性化させるのですが、ネガティブな言葉は、反対に脳の働きを抑えて、フリーズさせてしまうからです。

でも、毎日の生活の中には、ネガティブな言葉にすがってしまうこともあるでしょう。そういうときには、「なぜいま、ネガティブな言葉を思い描いてしまったのだろう?」と自己俯瞰をしてみることが大切です。

左脳を働かせて、分析してみましょう。

「どうしてこんな言葉が出てしまったのか?」→「きっと昨晩睡眠不足で疲れているんだな・・」→「よし、今日はしっかり睡眠をとろう!」
という具合に、ネガティブな気持ちに蓋をして忘れてしまうのではなく、冷静のそれに向き合って、ポジティブな対処を描き出すことがポイントです。

脳はフリーズすることなく、むしろ停止しかけたのが再び活性化することになります。

ネガティブなひとり言は脳の自殺行為だ

そもそも、脳は、もっと賢かったり、冷静だったりします。実は、本人が「意識的に」あるいは「無意識的に」言葉にしている、ウソや誇張、思い込み、独断などに、実は気づいて、鋭く察知しています。「言葉」と「脳」が矛盾した状態は、不安とストレスの原因になってしまいます。こうした状態が長く続くことは理想ではありません。

大切なのは、自分の気持ちを絶えず「ひとり言」も活用しながら、ストレートに表現することで、よりよい素直な状態を見つける習慣を身に着けておくことにあります。

まとめ

  • 「ひとり言」の効能とは!?――自分の深層心理に気付く効能があります。
  • 自己対話の重要性とは!?――左脳と右脳を駆使して、自己対話で本当の自分を知りましょう。
  • 自分を知り、自分を活用するクセ!?――「ひとり言」で、よりよい習慣を作りましょう。
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