- 企画書どうやって書けば良いのか・・?って思うことありますよね。
- 実は、「チャート」を知ることで、一気に解決するかも。
- なぜなら、「チャート」を使えば、思考が整理され人に伝わるアウトプットになるからです。
- 本書は、安藤芳樹さんのなんと20年間2万枚におよぶ企画書の型のエッセンスです。
- 本書を通じて、思考整理とアウトプットの具体的な手法を身につけられます。
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企画書のページパターンは、何通り?
どんな文章も「論理の構造」には限られたパターンしかないということです。もっと具体的に言うなら、そのパターンはたった7種類(厳密には5種類)。
chapter1 一生役に立つシンプル思考法「セブンチャート」の基本
著者の安藤芳樹さんは、広告会社で20年のキャリアを積みながら、なんと2万枚の企画書アウトプットをしながら、あらゆるチャートを試したそうです。そんな中から、特に重要なチャートを5つに絞り込み、派生系2つを加えて、7種類としてまとめています。安藤芳樹さんは、複雑な文章でもチャート化することで、自分の頭の整理にもなって、かつ相手にも伝わることに気づき、本を読んだり、提案の企画書にチャートを使う工夫を行っていったとのことでした。
本書で取り上げられているチャートは、数もすくなく、構造自体も非常にシンプルですので、とてもとっつきやすい印象です。やはり大切なことはシンプルなのだと思いました。
ロジックツリーとか、SWOT、3Cじゃだめなの?
「頭の中で組み立てた論理の構造を、より目的に合った形でわかりやすくアウトプットする」ためのツールだと考えるべきでしょう。
chapter1 一生役に立つシンプル思考法「セブンチャート」の基本
ロジックツリーも、SWOTも、3Cも、いずれも結果をまとめるものとして位置づけると良いそうです。たしかに、いずれも情報を集めて、まとめて見せるときに役立つのですが、本書の対象としている、考えをまとめていく、あるいは発想するところまでは、別の考え方が必要そうです。
思考を整理し、真意を論理的に組み立てる=論理を構造化するためのフレームワークなのです。
chapter1 一生役に立つシンプル思考法「セブンチャート」の基本
本書が対象とする7つのチャートは、「思考の整理と、真意を論理的に組み立てる」を可能にします。この結果、人に伝わる内容にまとめていくことに役立ちます。
7チャートはこれだ!!
チャート1)センテンスチャート
基本形となるチャート:1つ1つの文をそれぞれ1つの枠に入れて整理することができるものです。
チャート2)定義チャート
語句を定義する目的に活用します。
チャート3)YES NOチャート
正誤を表わす目的に活用します。
チャート4)VSチャート
対立概念を表わす目的に活用します。
チャート5)プロセスチャート
論理の流れや時系列を表わすために活用します。
チャート7)ランタンチャート
最終形となるチャート:全体の文脈を自分が理解できる上に、相手にわかりやすく伝えることができるものです。上記1~6を応用してまとめられます。
たった5種類のチャートさえ使いこなせば、「論理の構造化」が簡単にできるようになります。
chapter1 一生役に立つシンプル思考法「セブンチャート」の基本
なお、本書では、各チャートを使いこなす例題(「要約」トレーニングが中心)も豊富に掲載されているので、ぜひ、ご一読いただき、チームメンバーや組織人員のトレーニングなどにご活用していただくというのもGOODだと思います。
チャート化とともにぜひご一読いただきたいのが、こちら!「【紙は、脳!】トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術|浅田すぐる」おすすめです。
まとめ
- 企画書のページパターンは何通り?――じつは、伝わる企画書のページパターンはたったの5通り!
- ロジックツリーとか、SWOT、3Cじゃだめなの?――これらは、結果をアウトプットするためのものです。
- 7チャートはこれだ!!――5つ+2つを使いこなして、人に伝わるアウトプットを目指しましょう。
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