【社会について自ら考える!?】「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには|出口治明

「教える」ということ 日本を救う、[尖った人]を増やすには
  • どうしたら知恵を承継し、より良い社会を築くことができるでしょうか!?
  • 実は、「教える」ことについて考えることがポイントです。
  • なぜなら、私たちは、親として、教師として、上司として、人生の先輩として、多くの「教える」立場を経験するからです。
  • 本書は、「教える」ことを考える1冊です。
  • 本書を通じて、人の学びについてヒントを得ることができます。
出口治明
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何を教えるか!?

教育基本法の原点から、考えてみましょう。出口治明さんは、この原点を次のように読みます。

1)自分の頭で考える力を養うこと。
2)社会の中で生きていくための最低限の知識(武器)を与えること。

自分が感じたことや自分の意見を、自分の言葉で、はっきりと表現できる力を育てることが大切です。それが「人格」として形成されていきます。また、お金や、社会保障、選挙などの社会人になるとすぐにでも直面する世の中の仕組みを教え、身につけることがポイントです。社会は、これまで一朝一夕に成り立ってきたものではありません。多くの人が関わり構築して、いまでも変わり続ける流動体です。わたしたちは、生まれ出てから、この社会にどうにか適用しながら、それを構成し、構築する構成員として、積極的な取り組みをしていく必要があります。生きるということを別の側面から描写するとそのような形になるでしょう。

だから、考えるということは、先人の真似であるのです。先人が構築してきたこと、先人が悩んできたことを疑似体験しながら、自分もその上に立って、ものごとを見て、考えることが大切です。

考える力を身につけるには「先人の真似」から入る

考える力を身につけるには「先人の真似」から入る

「教える」ということは、コミュニケーションです。相互交流の中で、知識や知恵の伝達、あるいは、考え方についての枠組みが伝えられていきます。大切なことは、「真意を腹落ちしてもらうこと」です。どんな人に対しても真意を伝えていくことが、「教える」ということになります。

過去の投稿「【学びは、楽しい!?】賢者の勉強技術 短時間で成果を上げる「楽しく学ぶ子」の育て方|谷川祐基」でもありましたが、中学校くらいの義務教育レベルであれば、教師が伝えたいことは、「人の話をしっかりと聴くこと」になりうると思われます。先生の話をきちんと聞いていれば、テストでちゃんと点数がとれるし、成績もよくなります。追加で塾に通ったり、習い事に挑戦してみるのは、それからでOK。

教える立場に立つのであれば、相手のレベルに応じて、相手に伝わるように、相手が理解できるように、わかりやすく話す(書く)ことが絶対的な条件になります。

3つの視点がキー!?

出口治明さんが基本的な学びの軸について、次の3つをあげます。

  • タテ
  • ヨコ
  • 算数

タテというのは、昔の人の考え方を知るということです。人間の脳は、この1万年ほど全く進化していないといわれています。弥生人と私達の喜怒哀楽や判断力が同じだとした時に、過去の人の考え方、感じ方を知ることで、自らを知ることに繋がります。

ヨコというのは、いうまでもなく、現代の社会のことです。世界の人々と自らを比較してみることで、自分を知ることに繋がります。

算数というのはエビデンスです。データから類推できること、データから考えられることを、根拠をもって述べていくことがキーになります。精神論ではなく、数字を味方に現状を知り、適切な判断を心がけてみることです。

これら3つの視点で、自らが学んでいること、現在地を明らかにしてみましょう。

人が生きていくためには、自分の頭で社会のあり方を考える力が非常に大切です。

たとえば「社会保障について教える」の場合

提供されたものを鵜呑みにするのではなく、その真偽を明らかにしながら、本当により良い状態というのは、どこにあるのかについて、自ら感じ、考えることが、学びのスパイラルへと自らを導くことになります。

どんどん進歩していく世界に対して、技術的、専門的許育を施したところで、それは付け焼き刃になってしまいます。3つの視点を大切にしながら、大局観を得ることを忘れないようにしたいものです。

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学びを続けるためには!?

自分の頭でいろいろなものごとについて考えるためには、インプットとアウトプットを大切にしてみましょう。インプットをすることで、過去の偉人や賢人らが考えた、あるいは悩んだことについて触れて、自らの視点をアップデートすることができますし、疑似体験をすれば、それは真似る=学ぶにつながっていきます。

さらに、インプットをより充実化させるためには、アウトプットが伴うことがキーです。それこそ自らインプットしたことについて特に何が大切なのかを把握しながら、自分に、あるいは人に伝わるようにまとめていくのです。こうした経過によって、「学び」続ける循環を育むことができます。

こうして自分の視点を持って考えることが今後、さらに重要になります。資本の基礎は、確かに「土地」「資本」「労働力」です。これは資本主義社会を生きる私たちが、知っている仕組みの一つですが、その仕組をより良く駆動させるためには、アイデアが確実に重要な社会になりました。単純に、「土地」「資本」「労働力」を集めるだけでは、事業が立上がありません。

独自の社会の見立てで、ペインを探して、それに対するアイデアを形にすることで、反対に「土地」「資本」「労働力」が集まるような流れが今後も主流となるでしょう。

知的資本を上手に磨き、活用することで、次世代を切り拓く人材を目指すことができます。

みんなが平準化して同じような知識をみにつけるのではなく、「尖った領域」を自ら作ることもキーです。尖った人材を生みだしていくためには、何よりも「好きなことを自由に学べる環境」が必要なのです。そのためには、たとえば、高校の段階で、「偏差値コース」と「変態コース」に大きく大別して、人の個性を伸ばしていくルートを意識してみることも大切だ、と、出口治明さんは語ります。「変態」というのが、また尖具合を表現してくれていますね。

人間は怠け者だから、勉強せざるを得ない環境に身を置く

人間は怠け者だから、勉強せざるを得ない環境に身を置く

人間は、もともと怠け者なので、どうにかして自分自身をアップデートしなくてはならない環境に置く必要があります。反対にそうした環境に身を置くことで、自分自身の学びを続けることができます。環境次第で、学びの継続性は担保されます。

環境が人に与える影響を捉えてみるには、こちらの1冊「【意志に頼るな!環境を変えろ!!】FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略|ベンジャミン・ハーディ,松丸さとみ」も大変おすすめです。

まとめ

  • 何を教えるか!?――自分の頭で考え抜き、社会を生き抜くための知恵と知識の習得です。
  • 3つの視点がキー!?――タテ、ヨコ、算数を組み合わせてものごとを見つめましょう。
  • 学びを続けるためには!?――学ぶ必要のある環境を自ら設定しましょう。
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