【小事を丁寧に積み重ねよう!?】中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚|洪自誠

中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚
  • 生き方について、なにか参考になる考え方はないものでしょうか!?
  • 実は、『菜根譚』にヒントがあるかも。
  • 長い歴史の中で、名を残した多くの人に親しまれてきた処世訓です。
  • 本書は、そんな『菜根譚』の名言のエッセンシャル版です。
  • 本書を通じて、一生考え続けることができる視点・視座を獲られます。
洪自誠
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日常を大切に!?

『菜根譚』は、およそ400年ほど前に、中国・明の学者である洪自誠によって、描かれた処世訓です。現代まで多くの経営者や政治家、文化人に親しまれ、日本でも多くの方を感化してきました。たとえば、東急グループの創業者・五島慶太さん、元首相・田中角栄さん、などなど、名だたる顔ぶれが愛読者だったと知られています。

『菜根譚』という書名は、明よりさらにさかのぼる宋の学者の言葉で、「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」(固い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる)という言葉に由来しています。

人生を彩るものは何でしょうか!?楽しい時間?それとも苦境でしょうか!?菜根譚では、日常の何の変哲もない時間がキーであると説きます。

ごく普通の食事やありふれた生活の中にこそ、穏やかで楽しい人生の醍醐味が潜んでいるのだ。

019 穏やかな生活を楽しむ

楽しい時間があると思えば、すぐにやっかいなことがおこるかもしれません。人生とは常にそうして、差し引きゼロになるようなものです。そして、そうした人生の時間は自分自身の「ものごとの捉え方」次第でもあります。だからこそ、日常の何気ない時間を大切にしながら、そこに幸せを見出すことが、最も幸せを持続させてくれる可能性があります。特別な時間だけを追い求めるのではなく、穏やかで楽しい毎日の時間を大切にしてみましょう。

時間の使い方も大切です。あまりに忙しいのも問題ですが、あまりに暇なのも問題です。苦労もしゆとりももつそんなスタンスを身につけましょう。心身の適切な苦労があれば、適度に楽しむことができるし、なにかに集中している時間も、とても楽しいものです。時間を適度に忘れながら、没頭できる何かを得られるのも幸せですね。

自らの存在を忘れよ!?

利益のためだけではなく、自分を磨くために努力することも大切です。利益に人より先に飛びついてはなりません。世の中のためや人のためになるような事業を率先して行い、人に遅れをとってはなりません。また、報酬を受け取るときには、分をわきまえて、一定の限度を超えてはいけません。

バランスを崩すことは、後々になって、関係性を破壊していきます。関係性というのは、人と人のつながりということだけではなく、社会全体のことを捉えられます。仏教の考え方に「ご縁」という言葉があります。これは、仏教が世の中全体を描写した言葉で、すべてはつながりの中に存在していることを指します。

良い行いをしていれば、良いご縁を得られるし、その反対もしかりです。だから、より良いご縁のスパイラルへと自らを導くために、率先して世のため、人のために励める対象を見つけてみましょう。

自らの能力や人間性を磨くためには、限りない努力をしなければならない。

027 利益のためではなく自分を磨くために努力する

自分を磨く活動は、無限です。自分にできること、使命を探しながら、自分の心や能力を磨き続けることです。そうして、社会や世の中との接点を見つけ出しましょう。

ものごとに集中している人は、事業を成長させる力を持ちます。ものごとにとらわれていては、大事を成すことは難しいです。ささいなものごと(もうかる・もうからない、人に好かれる・好かれないとか)に過剰にとらわれるのではなく、相手のために、社会のために、という気持ちに集中してみましょう。

忘我の貢献の先に、よりよい状態があります。

困難の中にあっても、保身に至るのではなく、また、心を忘れそうなときにも、必ず自分を保てるよに、次の4つの心構えを忘れないようにしましょう。

1)苦境に陥っても、困難に直面しても、何事もないかのように平然と構えていること。
2)酒の席では、羽目を外すことなく言動を慎むこと。
3)権力者と出会っても、媚びたりせず毅然とした態度をとること。
4)貧しく身寄りのない人に同情し、いたわりの気持ちを持って接すること。

求めない功名を立てようと、あくせくしないでもよいのです。まずは、大きな過ちを侵さないように、人としての心を保ち、毎日を過ごすようにしてみましょう。

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家族を大切にせよ!?

日常を大切にするためには、温かな家庭を築くことが大切です。

嘘偽りなく和気あいあいとした雰囲気があり、家族がいつでも笑顔でなごやかに語り合うことができれば、家族の間に壁もできず、お互い心が通じ合う関係を築くことができる。

075 あたたかい家庭を築く

心安らぐあたたかい家庭を築くことは、気功をしたり坐禅を組んだりするよりも、遥かに素晴らしい効果を心身にもたらします。

そのためには、家族に対して感情的になることはやめましょう。感情的になってみても、解決することはまったくありません。大切なのは、相手が自然と自分の過ちに気づくように諭すことです。穏やかな日常というものはそうした配慮の上に成り立ちます。

時間を味方につけることも大切です。自分が変わることも、相手や社会が変わっていくことも時間がかかることです。逆に、時間がかからないことは、そこまで抜本的な変化でないことが多々あります。大切なことは、時間がかかるものです。

ゆったりと構え、自然と明らかになるのを待っているくらいがちょうどいい。

092 ゆったちと構えて相手が変わるのを待つ

人との関係全般においても、言えます。自由にやりたいようにやらせてみて、自然と意識や態度が変化していくことを待ってみましょう。口うるさく言えば、よけい意固地になったりしてしまうことは目に見えてみます。

リーダーになれば、なおさらです。次の4つに注意して組織をバックアップしていきましょう。

1)発言は公明正大に、態度は公平公正を貫くこと。
2)常に心を穏やかに保ち、笑顔で部下に接すること。
3)権力や利益にばかり執着している輩には近づかないこと。
4)極端なことをして、つまらない者の恨みをかわないこと。

また、現実というのは、幻だということを肝に命じてみましょう。たとえば、人が求めるような功績や財産はもちろん、自分の肉体でさえも幻なのです。こうしたことに自覚的になることで、目の前のもうけ話や功名にあくせくすることなく、心穏やかに暮らしていくことができます。

自分たちを惑わせる概念的なことがいかに多いことか、そのことに気づき、自分をぶらさずに生きる軸を見つけてみましょう。

『菜根譚』は、現代のわたしたちの人生を考えるヒントを数多く提供してくれます。ぜひ、原典をご拝読の上、ご自身の人生を見つめるきっかけにされてはいかがでしょうか!?400年以上まえにまとめられた考えとは思えないほどに、新鮮です。いくら時代が流れても、人間の営みというのは、普遍的なものごとも多々あるのだと思いました。

普遍的なものごとの存在に触れて見るために、こちらの1冊「【偉大なる何かに、導かれて!?】「量子力学的」幸せな生き方大全|高橋宏和」も大変おすすめです。ぜひご覧下さい。

まとめ

  • 日常を大切に!?――何気ない日常の時間に幸せを感じてみましょう。
  • 自らの存在を忘れよ!?――保身ではなく、忘我の先に、道がひらけます。
  • 家族を大切にせよ!?――家庭とは心安らぎ心身を豊かに育む場所です。
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