【哲学は、問う!?】フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者|シャルル・ペパン,永田千奈

フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者
  • どうしたらよりよい生き方を見つけることができるでしょうか!?
  • 実は、哲学に習うことかも。
  • なぜなら、哲学者はいかに生きるのか、自ら問い続けてきたエキスパートだからです。
  • 本書は、シャルル・ペパンさんによるバカロレアを意識してレビューされた哲学者10人の思想集です。
  • 本書を通じて、自らの生き方に哲学者の視点からフィードバックを得ることができます。
シャルル・ペパン,永田千奈
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自信の持ち方とは!?

本書は、フランスの哲学者であり、作家でもあるシャルル・ペパンさんによる、10人の哲学者をレビューする1冊です。「バカロレア」では、フランスの高校生が卒業時に受ける試験で、文系理系を問わず哲学が必須科目です。高校生で哲学が必須科目というのも、フランスらしいですが、この試験、小論文形式で多くの学生が対策を悩むとのこと。そのため、シャルル・ペパンさんがレビューする本が多くの学生に指示されているそうです。難解にとらえられがちな哲学を高校生向けにレビューしてくださっているので、哲学への足がかりとして、よいヒントをたくさんいただくことができます。

本書の中では、10人の哲学者がレビューされていきます。その哲学者が信じたこと、そして私たちへのアドバイスが1まとまりになっていて、哲学数千年の歴史をとても短い時間で、しかも身近に俯瞰できるところがとても魅力です。

そんな1冊、まずはプラトンからはじまります。いかに自分を持つかということが語られます。自分を持つことができれば、自信を見出すことが可能になります。外ではなく、内をみつめることです。なぜならば、真理はあなたの中にあるからです。真理はあなたの外、つまりあなたがもっていないけれど、ほかの誰かが持っている知識の中にあるわけではないのです。

自分の内面を知る時に、他者との関わりがとても大切です。他者と語り合い、対話することで、実は、そこに自らを見いだせるのです。

自分と対話するために、他者と語り合う

他者の言葉に真理や正解を求めて対話するのではなく、自分自身の内面にそれらの兆しを感じるために、対話するのです。

他者を頼ろうとするのではなく、まず、自分の感性や感覚を信じて、ものごとと向き合ってみることがよいでしょう。

自分を信じて、他者と会話し、明白な真理が現れる瞬間を待つ。

1 プラトン

こうした確証といいうのはなかなか見つかるものではありません。しかし、確証がなければ、それらは印象に過ぎません。対話を通じて、自分にとって何が大切なのかを見通し、自分の判断や確証をもって生きるためのヒントをみずから見つける工夫をしてみましょう。

対話については、こちらの1冊「【「対話」をプロデュースせよ!?】21世紀を生き抜く3+1の力|佐々木裕子」などもとてもすてきな示唆を提供してくれます。ぜひご一読ください。

本当の勇気とは!?

アリストテレスに学ぶと、勇気について深く考えることができます。人は生きていると、極端な発想に陥ることも多々あるようです。例えば、会社をやめるか、やめないか!?というような「二者択一」、いろんなところで聞きませんか?でも本当に二者択一なのでしょうか!?選択肢はそれだけ?もっと俯瞰して問題を捉えるともっとシンプルな解決策が見つけられるかも知れません。

勇気とは、無謀と臆病の中間にある

2 アリストテレス

アリストテレスはそう語ります。

臆病すぎると、勇敢な行動は取れないものです。かといって無謀なのも勇気とは異なります。何も怖くない、心配したことなど一度もないという人がいたとしたら、その人は勇敢ではなく、ただ無謀なだけです。

真の勇気とは、少なくともどこかで不安を感じつつ、それを克服して行動するものだ。

2 アリストテレス

アリストテレスは、完璧をもとめるのではなく、「両極端」の悪から等しく距離をとることを目指します。極論に陥ることは、とても安心を得られるため、人はなびきがちです。実は、仕事に対しても人は安心を覚えるのかも知れません。例えば、仕事だけに熱心に取り組めばいいよ、というふうに言われれば、きっと多くの人が安心するのではないでしょうか!?ただ、傾倒しているだけでは、本当に豊かな人生は程遠くなっていくものかも知れません。

生き方をどう考えるか、にもよりますが、何かに100%というのは、特定の限られた時期にあっても、その人生全ての期間において専有されてしまえば、心身の健康を害す恐れがあります。むしろ人間が人間として生きていくうえでは、さまざまな立場が不可欠ですし、それらを上手に掛け合わせていくことが、豊かさにつながっていくようにも思えます。

こちらの1冊「【本当のあなたの「個性」はどこにある!?】私とは何か「個人」から「分人」へ|平野啓一郎」もあわせてご一読いただくと、自分という存在とどうしたら軽やかに人生を紡ぐことができるのかについて意識を向けることができます。

極論に陥らない視点については、ぜひこちらの1冊「【私たちは、二者択一にとらわれている!?】両立思考|ウェンディ・スミス,マリアンヌ・ルイス」もご覧ください。おすすめです。

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豊かな人生とは!?

退屈な人生を生き、何の感動も覚えないあなた。ニーチェの提唱する「永劫回帰」メソッドを試してみてはどうだろう。

8 ニーチェ

生活のなかの一瞬を切り取り、その瞬間が未来永劫続けばいいな!と本心から思える時間である場合、その時間はあなたにとって究極的に価値ある時間です。そうした時間がより増えるように心がけてみるのはどうでしょう?!

永劫回帰していい時間を積み重ねることによって、あなたの人生はあなたの色でゆたかになっていきます。少しずつ永遠に繰り返す価値ある大切な時間だけが残り、充実した日々を過ごすことができます。

自分がその瞬間瞬間に何を感じているのかを把握するということでしょう。そんな気持ちに素直になり続けること自体が、幸せを感じるヒントになります。自分の感性や感覚を信じて、豊かな時間を積み重ねていく工夫をしてみましょう。

シャルル・ペパンさんの著書については、こちらの1冊「【哲学とは、媚薬である!?】フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書|シャルル・ペパン,永田千奈」もぜひ!

まとめ

  • 自信の持ち方とは!?――自分の感覚を信じ、内面に答えを見出しましょう。
  • 本当の勇気とは!?――極論に陥らないことです。
  • 豊かな人生とは!?――価値ある時間の積み重ねです。
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