【自分と人とを大切にするには!?】自分に語りかける時も敬語で:機嫌よく日々を送るための哲学|秋田道夫

自分に語りかける時も敬語で:機嫌よく日々を送るための哲学
  • どうしたらよりよい人生の時間を過ごすことができるでしょうか!?
  • 実は、機嫌の良さがポイントかも知れません。
  • なぜなら、機嫌の良さは、自らの意志だからです。
  • 本書は、デザイナー秋田道夫さんによる、心がまえに関する1冊です。
  • 本書を通じて、プロフェッショナルとしてのものごとの考え方を知ります。

前回の投稿「【それは、期待しないこと!?】機嫌のデザイン――まわりに左右されないシンプルな考え方|秋田道夫」に続き、今回も秋田道夫さんの1冊をご紹介したいと思います。

仕事が「できる」ことについて!?

仕事ができるかどうかなんて
気にしている人はほとんどいません。
愛想がよくて、よく気がついて、
時々お土産をくれる人が好きなんです。

Chapter1 心がけてみたいこと

人は仕事のアウトプットという見えやすい指標で、ついつい人をも評価しがちです。あるいはスキルの高低など。でも、本当に大切なのは、その人と合うかどうかです。実は何をするかよりも誰とするかの方が、組織ではとても大切なことかもしれません。

以前、支援先で居酒屋を経営される社長にこんなこと教えていただいたことがありました。

チームは掛け算だから、誰か一人でも1を切る人や、マイナスやゼロの人がいたら注意する必要がある。足し算じゃないからとても注意が必要だ。と、そんな言葉だったと思います。

その会社は、店舗の雰囲気が和気あいあいとしながらも、熱気があり、ピリッとした集中力の絶えないよい職場なことが、客として利用しても、支援の一環としてアルバイトと会話しても、感じ取れるくらいの会社でした。

過去の投稿「【学校で教えてくれないWHOの話とは!?】WHO NOT HOW 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」|ダン・サリヴァン,ベンジャミン・ハーディ,森由美子」を思い出します。

人を見つめる視点を養うのも大切かもしれません。そんなときは、こちらの投稿「【人を裁けば、愛せなくなる!?】経営×人材の超プロが教える人を選ぶ技術|小野壮彦」がおすすめです。

本の読み方について!?

(本を)持つことが大事ではなくて「本を通過したこと」が大事なのかなと思います。

Chapter1 心がけてみたいこと

本の読み方は忘れるために読むのかもしれません。真面目なスタンスだと、全てを覚えないと!一言一句読まないと!と思ってしまいがちかもしれませんが、大切なことは覚えよう!とせずとも頭に入ってしまうものです。

「本は通過させて」寝かせておくことがポイントかもしれません。

価値について!?

価値は「距離に二乗する」
なんて思っています。

Chapter1 心がけてみたいこと

地理的距離、環境的距離、年齢的距離、心理的距離・・などなど。距離があれば、そこには価値が生まれる可能性があります。隔たりがあるからこそ、そこに差が見出されて、そこを飛び越える時に、新たな変化の兆しが生まれます。

イツメンと繋がり続けているのも大切かもしれませんが、時に自分からコンフォートゾーンを飛び出して新しい繋がりと新しい経験を獲得していくことも重要です。

1 わたしの思う豊かさは、気に入ったものを適切に持って、大事にしながら充足した状態だと思います。

2 多くの中から一つを選ぶのはセンスですが、一つのものの中に多くのものを見出すのもセンスです。

3 物事に絶対もなければ必須もない。選ぶのは自分自身。選べる自由を得るために努めるのです。

4 金銭感覚より琴線感覚。

Chapter1 心がけてみたいこと

自分の中に審美眼を持つことが大切でしょう。そのためには、何を良しとして、何に違和感を感じるのか、問いを持ちながら、1日1日をしっかりと生きていくことがポイントです。

本書は、秋田道夫さんの日々のツイートをまとめた1冊です。ぜひお手にとっていただき、1文1文ご覧いただく中で、自身の仕事の向き合い方や考え方を見つめ直してみることがとても良い時間になります。

まとめ

  • 仕事が「できる」ことについて!?――愛想よくよく気が利くように感性を高めましょう。
  • 本の読み方について!?――通過させていく感覚で、さわやかに読みましょう。
  • 価値について!?――繋がりをつくるときに生まれます。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!