- どうしたら、自分の思い通りの人生を歩むことができるでしょうか。
- 実は、毎日の習慣こそが重要かもしれません。
- なぜなら、人生は、毎日の集積だからです。
- 本書は、アメリカ・ドイツ・イギリス…各国で続々ベストセラーとなったマーク・レクラウさんによる人生を変える1冊です。
- 本書の習慣のティップス100の1つか、2つでも実践することができれば、人生が好転していきます。
人生は変えられる。習慣がポイント!?
2500年前、古代ギリシアの哲学者、かの有名なアリストテレスはこんな言葉を残したそうです。
習慣が変われば、人生が変わる。
アリストテレス
習慣とは、毎日の実践だったり、思考のことです。忙しい毎日の中で、自分の習慣をメタ認知することは難しいかもしれません。しかし、習慣の力は恐ろしいもの(良い意味で)です。
例えば、毎日30分読書をするとしましょう。1日ではたった30分かもしれませんが、1週間では3時間半、年間では182時間にもなります。これは膨大な知識量です。その時々の課題感にあわせて、気づきも多く得られるでしょう。小さなことの積み重ねをあなどってはいけません。
小さな変化を味方につけて、時間をたよりに、大きな変化をもたらしましょう。
あなたは自分自身をつくり変えることができる。毎日が新しい人生を送る機会をもたらすのだ。あなたはどの瞬間でお自分のアイデンティティを選ぶことができる。では、どんな人物になり、どんなことをしたいだろうか?それを決めるのは、あなた自身だ。
1 自分のストーリーを書き換える
自分の行き方を設定する必要がある時代において、自分迷子にならないようにしたいものです。私たちは、決められた線路をいくか、そこからドロップアウトするか、という二者択一の人生観ではなく、オフロードを切り開く人生観を生きるべきだと気づくのです。
おすすめの習慣とは!?
本書の中で、著者であるマーク・レクラウさんは、100の習慣ティップスを掲げてくれています。ぜひ本書をご一読いただき、1つでも2つでも毎日に取り入れられそうなことを探してみましょう。はじめてみることが大切です。
その100の中でも、彼がどんなクライアント(マーク・レクラウさんは、Kindleの自費出版をきっかけに、自己啓発セミナーの講師をつとめています)にもおすすめしているのが、以下の習慣です。
- 週に3回は運動する
- うまくいっていることに意識を向ける
- 自分の目標に取り組む
- 浜辺や森の中を散歩する
- 家族ともっと一緒に過ごす
- 野菜をもっと食べる
- 友人と会う
- 1日に30分、本を読む
- 1日に15分、1人の時間を過ごす
重要なのは、人生で何が起こるかではなく、自分がどんな心の姿勢を持つかだ。
4 自分の人生に責任を持つ
心の姿勢は自分で選ぶことができる。
完璧主義者 vs 最善主義者!?
いつ始めますか?
今!ですよね。
完璧主義者は「する価値のあることは、へたでもいいからする価値がある」という格言を知らないらしく、「よくやった。これで上出来だ」とは絶対に言わない。彼らは想像の喜びを知らないのだ。いや、人生の喜びを知らないと言っていい。完璧主義はじつに深刻な問題だ。
ジュリア・キャメロン(アメリカの作家)
なにかに取りかかる前に、それを完璧にしようとして膨大な時間を費やしている人があまりにも多い。完璧でなくてもいいから取りかかり、あとで修正すればいいのだ。
ポール・アーデン(イギリスの広告クリエイター)
完璧主義者は創造性を抑圧し、卑屈で不満の多い生涯を送るはめになる。一方、健全な努力家は創造性を存分に発揮し、快適な人生を送ることができる。
アン・ラモット(アメリカの作家)
ハーバード大学の心理学者タル・ベン・シャハー博士は、完璧主義ではなく「最善主義」を提唱しています。完璧主義が一時的な満足をもたらすのに対して、最善主義はそれよりはるかに高い永続的な満足をもたらすといっています。
これは、習慣をはじめてみるときにも勇気の湧く考え方です。今日から始めてみましょう!
過去の投稿「【折りに触れて読みたい!!】なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」|佐藤伝」では、習慣化のために、モチベーションのおきどころについて、具体的な考え方が示されていました。こちらもぜひご参考に!
まとめ
- 人生は変えられる。習慣がポイント!?――人生は、毎日の習慣の積み重ねです。習慣が変われば、人生が変わります。
- おすすめの習慣とは!?――著者がおすすめしている習慣を、今日から始めてみましょう。
- 完璧主義者 vs 最善主義者!?――最善主義者として何事もまずは、トライしてみましょう。