【人生はいつだって変え時だ!!】底辺駐在員がアメリカで学んだ ギリギリ消耗しない生き方|US生活&旅行

底辺駐在員がアメリカで学んだ ギリギリ消耗しない生き方
  • どうしたら、疲弊しない生き方ができるでしょうか!?
  • 実は、高すぎる目標設定よりも、方向性を持ったうえで、行動を続けることかも。
  • なぜなら、社会も含めて、人生は常に変化し続けているからです。
  • 本書は、米国で駐在員としてYouTuberとして活躍するUS生活&旅行さんの生き方に関する1冊です。
  • 本書を通じて、自分らしく人生を切り拓くヒントを得られます。

1ヶ月もすれば慣れる!?

本書は、米国に滞在しながらYouTubeで米国旅行やライフスタイルを発信している「US生活&旅行」さんのこれまでの経歴を記した1冊です。彼は、日本から米国に旅行する方向けの旅行代理店で働いています。現在37歳。

米国の駐在員といえば、なんとなくめちゃめちゃハイクラス?なイメージがありますが、彼はそんな距離感の人ではありません。自ら「Fラン」卒と称し、米国のしごとも「低賃金」で有名な旅行業であると語ります。そんな身の丈を客観視する「US生活&旅行」さんですが、これまでの人生は紆余曲折がありました。

コミュニケーションが得意でないのにもかかわらず、新卒で入社した会社で営業を任され、心身を病み、引きこもりに。さらに、食生活が乱れたことで、身体を本格的に壊してしまいます。どん底のニート状態から、フロリダに語学留学を決めます。挑戦の第一歩を踏み出しました。

フロリダでは、語学学校に通いますが、英語が圧倒的にできないことで最初から躓いてしまいます。

語学学校で1か月ほど従業を受けてみると、私のように理解が遅いものでも徐々に耳が英語に慣れて、英語が聞き取れるようになってきます。

英語が絶望的にできなくても1か月で光が見え、3か月で変われた話

南米や欧州からきているクラスメイトがめちゃめちゃ最初喋っている!と感心していた彼ですが、よくよく聞いてみると、間違いを臆することなく喋っていたことに気づいたのです。そうしたことについて気づけたこともポイントですし、間違いを恐れずに行動を続けていくことを感じます。

間違えていいんです。日本語だって、間違えて言い直しているのですから。

英語が絶望的にできなくても1か月で光が見え、3か月で変われた話

大切なことは、間違えても、進んでいく心構えをいかにもてるかです。まず、彼は英語のハードルを超えることで、この大切さを感じました。

彼は英語で躓いてしまいましたが、挑戦を続ける(逃げない)ことで、克服していきます。その後も、躓いていないことがないくらいたくさんのハードルを経験されています。でも、そのたびに、彼は淡々とそのハードルをクリアしていきます。なぜそれができるのか・・・

行動してみる!!

英語の学習を進める中で、彼はインターンシップを受けることを決めました。米国でのインターンシップの経験があれば、日本に帰国した際に仕事を得る時に有利になると感じたためです。

履歴書に「海外勤務」と書くためにインターンシップを考えたセコイ話

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コミュニケーションが苦手なのにもかかわらず、彼は面接に挑戦して、緊張しながらも、内定を得ることができました。その会社がいまでも働く米国で展開する旅行代理店です。仕事の機会を得ながら、新たな暮らしや環境に続々と挑戦していく彼は、ニート時代の姿をまるで感じさせません。

病気を克服することも同時に達成します。病気を克服したタイミングで、目標や夢の設定を見直しています。

私はハードルを下げると言いますか、ハードルを設けない、つまり目標や夢を設定したり、何かに期待することはやめました。

どん底の経験がトラブルで生きていくる大きな期待をせず淡々とのやるのみ

自分に過剰な期待をして高い理想を持つよりも、何となくいきたい、向かいたい方向性を見出しながら、大きなベクトルをもって進んでいくことがポイントかと思います。

ベクトルをもって、何かを続けていくことについてはこちらの1冊「【余白が、継続のキー!?】「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考|井上新八」も大変興味深い視点をくれます。

「US生活&旅行」さんが、YouTubeを本格的にはじめたのはコロナ禍がきっかけでした。米国へ旅行をする人が激減する中で、どうしたら事前に情報を提供できるのかを考えた末に、「US生活&旅行」さんがはじめてみましたことです。それが、とある時に爆発的に視聴者を獲得し、彼の生活をさらに変えました。

変わっていくことを肯定的にとらえて、常に行動をしてみることを大切にしていく生き方をしています。

こだわらないというこだわり!?

「US生活&旅行」さんが、こだわりを捨てたのは、あまりにもこれまでの人生がいわゆる「一般」や「平均」と異なるためでした。人はおとなになるに従って、へんなこだわりを持ってしまいます。それは「比較」によってもたらされます。

人と比べて、学歴がどうだとか、所属している会社がどうだとか、そんなことを意識しているうちに、自分とは異なるところで作られた基準で自分をはかってしまうくせができてしまいます。外発的なこだわりは自分の生きづらさに繋がります。

一方で、「US生活&旅行」さんのこだわりは、内発的なものです。英語を勉強したのも、米国にいったのも、インターンシップを受けてみたのも、そしてYouTubeをはじめてみたのも、全てが、内発的な動機によるものでした。しかも、大きな目標や理想を過剰に掲げるのではなく、自分が自然に向く方を積み重ねていくことで、結果的に人生を切り開いていくスタイルを継続しています。

こうした進め方を近年のマーケティング業界でもフォーカスし、「エフェクチュエーション」と定義しています。エフェクチュエーションについては、こちらの1冊「【「手中の鳥」を探せ!?】エフェクチュエーション|吉田満梨,中村龍太」をぜひご覧ください。

米国には、「人と同じことをしないと恥ずかしい」という考え方が日本に比べてかなり薄く、個人の意見や、やりたいことが尊重され、極端なことを言えば、犯罪を起こさず、人様に迷惑をかけなければ何をしても自由な国です。

こだわらないことが唯一のこだわり

そんな米国の風土も、彼をこだわりのないことをこだわる人間に変えていったのかもしれません。「US生活&旅行」さんは、ギリギリ消耗しない生き方として、自身のポリシーを5つの視点でまとめてくれています。

1)人目を気にしない・・周りの人は他人のことなんてほとんど気にしていません。比較するのではなく自分の価値観を大切に自分軸をいきてみましょう。
2)運に感謝する・・“自分は運が良い”と想うことで何事にも感謝することができます。
3)目標を持たない・・やる前に考えすぎてしまうのではなく、“まずやってみる”ことを意識しましょう。行動あるのみです。
4)結果に期待しない・・落ち込まないためにも、高い目標や理想を掲げず、いまをいきてみましょう。
5)健康が一番大切である・・身体が資本です。健康があれば、よりよい自分の環境のために行動を続けていくことができます。

私たちは知らず知らずに他人の人生をいきてしまっていることがあります。そうではなくて、自分の軸を大切にする生き方をするために、一旦立ち止まって、自分の価値観や視点がどこにあるのかを発見してみることが大切です。

そのためにも、こちらの1冊「【人間OSの高め方とは!?】リフレクション(REFLECTION)自分とチームの成長を加速させる内省の技術|熊平美香」をぜひご参考にしてみてください。

まとめ

  • 1ヶ月もすれば慣れる!?――だから、始めてみることです。
  • 行動してみる!!――とにかく、自分らしい行動を続けていくことです。
  • こだわらないというこだわり!?――高い目標よりも方向性を見極めましょう。
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