【「直感」へ至るには!?】直観を磨く 深く考える七つの技法|田坂広志

直観を磨く 深く考える七つの技法
  • どうしたらAI時代において、よりよく仕事をすることができるでしょうか。
  • 実は、人間らしい深く考える力を身に着けていくことかも。
  • 人間は、AIに比べて圧倒的に少ない情報量で、思考することができる不思議な力を持ちます。
  • 本書は、そんな深く考える方法を説く1冊です。
  • 本書を通じて、改めて何を・どうやって考えればいいのか、そもそも考えるとは何なのかを検討することが可能になります。
田坂広志
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深く考えるとは!?

「深く考える」とは、端的に言えば、「論理思考」と超えた思考法を用いて考えることである。

序話 直感と論理が融合したとき、最高の思考力が生まれる

この思考法の究極にあるのが「直感」と呼ばれるものです。これを田坂広志さんは、「直感思考」と呼んでいます。「深く考える技法」は身につけることができます。「論理思考」と「直感思考」の間を繋ぐ思考法がいくつもありますが、それらを知り、実践することで、直感思考を身につけることが可能になるのです。

一流の思考のプロフェッショナルは、「論理」と「直感」を対立的に考えずに、2つを融合させた最高の思考法によって、ものごとを考えていきます。まさに、この二項対立を排する考え方も、「深く考える」思考法の1つでもあります。

7つの思考法とは!?

「論理」と「直感」をつなぐ7つの思考法を知り、実践しましょう。

1)直線理論だけで考えない「循環論理」の思考法
2)二項対立構造で考えない「対立止揚」の思考法
3)個別問題だけを考えない「課題回帰」の思考法
4)狭い視野の中で考えない「水平知性」の思考法
5)文献知識だけで考えない「体験知性」の思考法
6)自己視点だけで考えない「多重人格」の思考法
7)直感の力を用いて考える「自己対話」の思考法

7つの思考法を身に着けながら、自分自身の中のもう一人の自分と対話する力を発揮することが重要です。

誰しも、様々な個性を持った人格を自分の中に持っています。この「多様な才能」を開花させることがまず大切です。これらの人格の中に、不思議な力を発揮する人格があり、この「賢明なもう一人の自分」との対話を繰り返すことで、「深い思考」が実現します。

AIの実用化で、いかに協働するかが論点になりつつあります。AIが得意なこと、反対に人間が得意なことを上手に組み合わせていくことが賢明です。

「論理思考」と「知識活用」の能力だけで「考える」ことをしている人材は、AIに淘汰されてしまうことである。

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田坂広志さんのAI時代の仕事に関する1冊については、こちらの投稿「【AIにはない能力とはなにか!?】能力を磨く:AI時代に活躍する人材「3つの能力」|田坂広志」もぜひご覧ください。おすすめです。

また、AIの役割を検討するには、こちらの投稿「【人類 vs AIは、古典!?】温かいテクノロジー AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険|林要」もおすすめです。ぜひご覧ください。

初級過程の思考法とは!?

まず、「循環理論」を身に着けましょう。世の中の問題は、数直線的に右から左ではなく、循環構造をしていることが多々あります。問題の「循環構造」を発見し、そして「循環」全体に働きかけることがポイントです。

昔から語られる叡智の言葉に「病むときは、全体が病む」という言葉があるからである。

第1話 「循環理論」の思考法 問題の「循環構造」を俯瞰しながら考える

循環構造の「ツボ」を発見し、そこに働きかけます。そして「悪循環」を断つのです。循環思考を検討する際には、システム思考についても知識として持ち合わせていても良いかもしれません。こちらの投稿「【システム思考×対話がポイント!?】ダイアローグ 価値を生み出す組織に変わる対話の技術|熊平美香」もぜひご覧ください。

次に、矛盾を包み込み止揚を目指すことも検討しましょう。アウフヘーベンです。あるひとつの考え方「正;テーゼ」に、これと対立する考え方「反;アンチテーゼ」を取り上げ、より高い次元で融合していく「合;ジンテーゼ」へと導く思考です。

アウフヘーベンについては、こちらの投稿「【アウフヘーベンしようぜ?】直線は最短か?~当たり前を疑い創造的に答えを見つける実践弁証法入門~|阪原淳」も大変興味深い視点をくれます。

たとえば、日本型経営がある種のアウフヘーベンかもしれません。「利益追求」だけではなく、対立しうる「社会貢献」を高い次元で融合していく・・その概念の現れとして「三方良し」が語られます。

企業は、本業を通じて、社会に貢献する。
利益とは、社会に貢献したことの証である。
企業が、多くの利益を得たということは、
その利益を使ってさらなる社会貢献をせよとの
世の声である。

第2話 「対立止揚」の思考法 問題の「矛盾」を解決しようとしないで考える

続いて、「課題回帰」の思考法です。これは、「解決の方法」ではなく、そもそもの「解決するべき課題」の方から検討する考え方です。

「橋のデザインを考えるな、河のわたり方を考えよ」

第3話 「課題回帰」の思考法 橋のデザインを考えるのではなく、河の渡り方を考える

課題設定が間違っていることも多々あります。

例えば、エレベーターの待ち時間の問題。とても混雑するエレベーターの待ち時間を短くするにはどうしたらいいか?という問いに対して、エレベーターの性能などの課題設定をしてしまいがちです。でも、待ち時間の感じ方を短くすること、を課題設定することができれば、エレベーターホールに鏡を設置して、体感時間を短くする解決策が思いつくのです。

我々は、いつも、問題解決の鍵を、「最先端の技術」や「革新的な制度」に求める傾向があるが、しばしば、その解決のための本当の鍵は、「人間心理の機微」にあるということである。

第3話 「課題回帰」の思考法 橋のデザインを考えるのではなく、河の渡り方を考える

次回の投稿では4~7の思考法をご紹介しながら、いかに「自己対話」と「直感」の思考法へと自分を導くのかについて、一緒に検討してみたいと思います。次回の投稿もぜひご覧ください!

まとめ

  • 深く考えるとは!?――論理思考を超えた思考法です。
  • 7つの思考法とは!?――「論理」と「直感」を結びつける思考法を身につけることです。
  • 初級過程の思考法とは!?――循環、止揚、課題回帰を身につけて、当たり前を超えましょう。
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