【仕事の速さは、先取り思考!?】マッキンゼーで学んだ速い仕事術|大嶋祥誉

マッキンゼーで学んだ速い仕事術
  • どうしたら仕事を早く進め、人生を豊かな時間で満たせるでしょうか!?
  • 実は、デキる人の仕事術を真似ることがポイントかも。
  • なぜなら、時間の使い方・仕事の進め方は、ノウハウだからです。
  • 本書は、著者によるマッキンゼー式仕事術の全体像です。
  • 本書を通じて、新しい仕事の進め方を知ることができるでしょう。
大嶋祥誉
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大前提3つのポイントとは!?

3つのポイントとは、

1)すぐに動くこと
2)関係者とこまめに情報共有をすること
3)シンプルであること

これです。

仕事が速い人は、決して考えすぎずに、素早く仮説を立てるやいなや、とりあえず実践します。アウトプットを出し、修正を繰り返しながら、ゴールに近づいていきます。

同じくらい大切なのが、関係者とこまめに情報共有を続けることです。要点をまとめてロジカルに伝えます。周囲の人から素早く的確な情報を得ることも可能になります。また、煮詰まってから共有ではなく、生煮えでもとにかくアウトプットを繰り返すことで、時間のムダを排除することが可能です。

そして、最も強調したい点は、「③シンプルである」です。

はじめに

仕事が速い人は、使っている道具から、仕事の管理の仕方、生活スタイルに至るまでが、いたってシンプルです。すべてをシンプルにすることで、ムダな思考や決断で脳の記憶容量をつかうことがなく、仕事に集中して成果を上げています。

インプットの方法とは!?

人間の脳が集中できる時間は、最大でも15~30分のほどです。もちろん調子が良ければ60~90分くらい机に向かうことができますが、20分程度の作業をしたら5分~10分程度休憩時間を取ることが大切です。メリハリをつけることで、生産性高い状態を維持することが可能になります。

また、同じような考え方で、1日というタームの中にも、何回か休憩時間を持つことが大切です。たとえば、2回程度「静かな時間」を持つと決めて、デジタルデトックスをして、瞑想する時間を設けることで、脳がリフレッシュして、生産性が高くなります。

インプットの生産性も上げていくことが重要です。貴重なインプット手段として読書がありますが、読書のしかたを2つに分けて、目的に応じた情報接触をすることがよいです。

1)時間をかけてじっくり味わう読み方
2)「仮説ありき」で仮説を検証するための情報収集

1と2を混同してはいけません。2については、あくまで自分の仮説ありきで、その検証のために、必要な部分を拾っていくようにしましょう。

「本はじっくり読むもの」という先入観にとらわれている人は、ジャンルを問わず時間をかけて丁寧に読み進めます。

仕事が速い人は本をざっくり読む
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過去の投稿「【仮説と能動、それが「質」に直結する!?】アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術|内田和成」でも、仮説をもって情報接触することの大切さが説かれていました。ぜひご覧ください。

緊急・重要マトリクスとは!?

仕事や取り組み内容を分類することも大切です。その際に、「緊急軸」と「重要軸」で4象限を見て見るようにしましょう。当然のように「緊急」でかつ「重要」な仕事や取り組みはすぐに実施します。

でもここで盲点なのが、「重要」だけれど、「緊急でない」仕事やものごとです。例えば、キャリアデザインに向けたインプットや、リベラルアーツのためのインプット、繋がり構築のためのネットワーキングなどがこれに該当します。

仕事が遅い人は、どうしても緊急度にフォーカスする傾向があり、それをこなすことに注力します。そのせいで、長期的に見て仕事のスキルをあげるために重要な仕事がどんどん後回しになり、ますます仕事が遅くなるという悪循環に陥ります。

仕事が速い人は優先順位をつける

1)重要で緊急
  ↓
2)重要ではないが緊急
  ↓
3)緊急ではないが重要 (←実は盲点!大切にする!)
  ↓
4)重要でも緊急でもない

優先順位を意識して、仕事や取り組みを実施していくことが大切です。

コストとは、時間やお金を含む概念です。このコストに関して非常に興味深い法則があります。イギリスの歴史・政治学者である C・ N・パーキンソンが著書の中で提唱した『パーキンソンの法則』と呼ばれる法則があります。

第 1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第 2法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

要するに、人は時間やお金を与えられると、すべて使いきる傾向があるということです。会議も 1時間あると、その時間を埋めようとする意識が働き、議題とは無関係な自慢話や愚痴などが続いてしまうのです。

目的意識をもって、不用意なコスト支出はさけたいものです。

まとめ

  • 大前提3つのポイントとは!?――1)すぐに動く、2)情報連携をこまめに、3)シンプルに活動することです。
  • インプットの方法とは!?――仮説を持って、能動的に探すことも忘れずに。
  • 緊急・重要マトリクスとは!?――盲点となるのが、緊急でない重要なことがらです。
大嶋祥誉
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