- 情報とは武器でしょうか!?
- 実は、情報量ばかりを追いかけると、失敗の元かもしれません。
- なぜなら、情報は質で差別化するべき時代だからです。
- 本書は、情報化社会における情報の触れ方に関する1冊です。
- 本書を通じて、情報収集・活用の質を高めることができる方法を得られます。
アウトプット思考とは!?
情報収集や整理になるべく時間をかけず、最大のアウトプットを出すという発想である。
はじめに「人とは違う視点」を手に入れるために
多くの人はデータや情報は多ければ多いほどよい、と思っているのではないでしょうか。専門性を深めるために、あるいは、正しい経営判断をするために、あるいは、アイデアを生み出すために・・・でも、それって本当でしょうか。
多くの優れた情報を熱め、それをたくさん記憶している人は、「できる人」という、「先入観」を持っていませんか!?
本書でテーマにするのは、情報の量ではなく質です。量を集めていれば、考える時間がなくなりますし、さらに、自分の意志やスタンスがぶれていきます。本当に必要な情報というのは、そんなに多くない。本当にたいせつなことは、情報を集めることではなく、情報を集める前のスタンスです。
なぜ、アウトプット思考が重要!?
そもそもなぜ、こうしたアウトプット思考が重要なのでしょうか。
それは、情報の多くが無料で、かつ、迅速に手に入るようになり、情報を持っているだけでは、他社あるいは他者との差別化がむずかしくなったからです。
人と同じことをしても、バリューは生まれづらい・・
さらにはVUCAという言葉が象徴するように、情報をたくさん集めて時間をかけて意思決定をしても、世界の変化に追いつくことはできないという事実もあります。
多くの人がコロナ禍を予測できたでしょうか!?あるいは、ロシアのウクライナ進行のタイミングを予測できたでしょうか!?
世の中の変化に、アジャイルに向き合うスタンスが求められています。
VUCAについては、こちらの投稿「【VUCAの正しい備え方とは!?】最強の教養 不確実性超入門|田淵直也」もぜひご覧ください。おすすめです。
大切なのは、自分がどんなスタンスを持っていて、それを強化するために、あるいは検証するためにどんな情報の「種」が必要かを理解しているか、ということ。さらには、ネットで得られるような誰もがリーチできる情報でなくて、「種」探しには、自分の足で稼ぐ、アナログ情報を重用しようという発想です。
発想を「アウトプット→インプット」に逆転させる
第1章 「インプット」では差がつかない時代
従来の常識、インプット→アウトプットを逆転させ、アウトプット→インプットでいきましょう。
知的生産の基本スタンスとは!?
大切なのは、スタンスです。
具体的には、自分のスタンスを明確にし、そこに引っかかったものだけをピックアップする。
第1章 「インプット」では差がつかない時代
「意思決定」であれば、その目的を認識した上で、必要最低限の情報だけを集めることが求められるでしょう。あるいは、「説得」であれば、相手が必要な情報は何で、自分には何が求められているのかを明確にしたうえで情報を収集することが近道でしょう。
あるいは、自分の成長に際してもこのスタンスは活用できます。自分の向かいたいビジョンを明確化し、これに引っかかりのある情報を積極的に掴み取れるような情報収集の仕組みを作るのです。
アウトプットとは「仕事の目的」であり、さらに言えば「あなたの本当の仕事は何か」ということにもなるだろう。
第1章 「インプット」では差がつかない時代
仕事の目的を意識することが、アウトプット思考の第1歩です。過去の投稿「【あなたは、レンガを積んでいるか?それとも聖堂を建てているか?】ブルシット・ジョブと現代思想|大澤真幸,千葉雅也」におけるブルシットジョブを思い出す一節です・・。
次回の投稿では、さらに具体的にどのようにスタンスを決めたり、情報を収集したりするのかについて、ご紹介していきたいと思います。
まとめ
- アウトプット思考とは!?――アウトプット→インプットを重視するスタンスです。
- なぜ、アウトプット思考が重要!?――情報量で差別化できないからです。
- 知的生産の基本スタンスとは!?――目的から入りましょう。