【禅は、生きる知恵!?】人生を整える 禅的考え方|枡野俊明

人生を整える 禅的考え方
  • 長い人生の中で、拠り所になる考え方はないでしょうか?
  • 実は、禅にヒントがあるかも。
  • なぜなら、禅は、人生とは何かを考える中で、育まれた思想だから。
  • 本書は、そんな禅の成り立ち、考え、実践について、さまざまな角度から説いてくれる1冊です。
  • 本書を通じて、日本に根づく禅の心と、毎日の生活の見方を少し変えてくれる視点を得られるでしょう。
枡野俊明
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悟りとは!?

「悟り」とは、気づきです。自分に気づく、自分の置かれている環境に気づく、他者との関係性に気づく、宇宙の真理に気づく、これらに気づいていくことを、「悟り」といいます。

ひとことでいえば、「大宇宙の真理」に気づくということです。仏教ではそれを仏性、真如、あるいは仏、本来の自己といったりします。

第一章 禅と悟り

大宇宙の真理とは、「諸行無常」です。

諸行無常とは、森羅万象は常に移り変わっており、とどまることを知らない、という意味です。

自然も、私も、関係も、すべてが移ろっていて、変化をし続けているのです。

このことにまず、気づくことです。

この移ろいは未来永劫変わることはありません。大宇宙の真理です。

大宇宙のなかで生きている、生かされているのです。
そのことに気づくことが、悟りの重要な要件だと思います。

第一章 禅と悟り

「無常者即仏性也」という言葉があります。これは、自分が移ろいでいる存在であると気づいたものが、仏性そのものとして、全宇宙の真理そのままに、生きているのだ、という意味です。

悟りに至った姿が、そこにはあります。

変化の時代と言われます。でも、そもそも、時代は常に変化しているのです。とどまることを知らない、だからこそ、なにかに固執しても仕方がない、むしろ固執することは、強力な抵抗力を必要とするため、そこに苦しみが生まれてしまう。

そうした禅の眼差しを知ります。

禅の大切な教えとは!?

禅は、行動、実践することを良しとします。

「禅即行動」の言葉がありますが、禅はとにかく実践ですから、そうしたアプローチは禅に触れていただくうえで、とても大切なことですし、また、有意義なことでもあると思っています。

はじめに

あれこれ迷うことなく、また、見返りをもとめることなく、目の前のことをしっかり過不足なくやる、これが禅の実践です。

欲がないということは、ともすると、ただ流されるままにその日、その日を生きていけばいいのでは?と思ってしまうこともあるかもしれません。それではいけません。大切なのは、求められたこと、目の前にあるやるべきことを、丁寧に一生懸命にすることです。

欲や評価を求めてもいけない、自堕落な無関心な生活をしてもいけない、そのことを意識して、一生懸命に生きる。これが禅の生き方なのです。

欲から離れるというのは、なすべきことをやるということに集中し、結果に拘泥しないということです。仕事であれば、全力でそれに取り組む。しかし、それが評価を得られるか、得られないか、ということにはこだわらない。

第一章 禅と悟り
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禅と7つの美とは!?

そんな禅は、日本に深く浸透してきました。鎌倉時代から、室町時代にかけて、禅文化がはなひらいていきました。

例えば、茶道、華道、書道など「道」のつくものが多くありますが、これはどれも、禅の影響を受けていると言っても、過言ではありません。

京都大学で教鞭を取っていた哲学者久松真一さんはその著書『禅と美術』の中で、禅の美を7つに分類しています。経営や事業、生き方のビジョンについて、方向性や判断のヒントになるのではないかと思います。

1.不均斉
均斉は、完成された価値です。最終形と言っても良い。それ以上広がる可能性がないさまです。禅は、それを嫌います。禅の修行に終わりがないことと同じように、完成することはありえないのです。禅は、均斉を突き抜け、それを崩すことに美を見ます。

2.簡素
簡素でシンプルなさまに豊かさを感じます。もうこれ以上削ぎ落とすことがない、というところまで削ぎ落とした先に見る美です。

3.枯高
枯高とは、「枯れ長けて強い」という意味です。巧まざる威厳、枯れた美しさに美を見出しします。高みに達すると、その高みに達したのだという気持ちが外に見えてしまうことがあるやもしれません。禅は、それを嫌うのです。高みにあったとしても、自己陶酔からは決別したさま、それを禅は美とします。

4.自然
禅は、これをじねんと読みます。禅は、自然と一体になれる実感をめざします。

5.幽玄
見えないものから、醸し出されてくる余韻のことです。余白の美とも言えます。両者の間の何もない空間が伝えてくるものに、それぞれが想像を巡らせて、全体の印象を感じさせる不思議な感覚です。

6.脱俗
何にもこだわりがないということです。こだわりを脱しなさい、そこを突き抜けてしまいなさい、というのが禅の教えであり、禅はそれを美しいとするのです。

7.静寂
禅は、空間の静けさではなく、心の静けさを美とします。仮に喧騒の中にあったとしても、心の中は、スーッと静かな状態は実現します。執着や固執から離れて、目の前に一生懸命に、ただひたすら実践することに、静かな世界は広がります。

過去の投稿「【人生快適化計画!?】仕事も人間関係もうまくいく放っておく力: もっと「ドライ」でいい、99の理由|枡野俊明」も大変おすすめです!

まとめ

  • 悟りとは!?――気づきです。
  • 禅の大切な教えとは!?――欲を捨て、目の前のことをただ一生懸命、過不足なく実践することです。
  • 禅と7つの美とは!?――7つの美を知り、生き方、経営を見立てましょう。
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