- 何かやらないといけないのに、このままじゃいけないと思っているのに、はじめられない・・そう思うことありませんか?
- 実は、いきなり大きなことを実践しようとしてはいけません。毎日少しつづを継続することが秘訣です。
- なぜなら、毎日1%の積み上げでも、1年たてば38倍にもなっているからです。
- 本書は、インド人実業家サチン・チョードリーさんによる習慣化のための1冊です。
- 本書を通じて、毎日の習慣を考えるきっかけを得ることができるでしょう。
毎日1%の積み上げの効果とは!?
明日の1%の積み重ねが1年後には約38倍になるというものです。
おわりに
大切なのは、この1%の積み重ねを止めないことです。昨日までの自分のパフォーマンスを100%とした場合に、1%の積み上げをすると、101%になります。そして、明日も101%にすると、101×101%で、102.01%になります。この調子で、少しの努力を頑張って続けていくと、1年後には3778%のパフォーマンスが得られるようになります。
実に38倍近い成果が得られるのです。
はじめから、大きなことを成そうと思わずに、小さなことでも構いませんので、その積み重ねをしていくことがポイントです。
大切な2つのポイントとは!?
毎日の過ごし方においてポイントは2つあります。
1つは、「可能思考」で考えることです。
そして、もう1つは、「コンフォートゾーン」を抜け出すことです。
どんな状況でも必ず「どうすればできるのか」を考え、物事を動かしていきます。
はじめに
この2つのポイントは互いに支え合っている関係だと思います。
まずは、どんな状況でもきっとできると信じて、その方策を考え続けること。そうしていけば、必ず突破口は見つかるものです。また、馴れ合いの状況に身を置かないこと。常にいいチャレンジができる状況に立っていることが大切です。
チャレンジしなければいけない状況に身を置くと、できるかな!?という瞬間もあるかもしれません、そんなときこそ「可能思考」で乗り切るのです。
過去の投稿「【何をやるかではなく、誰とやるか!?】ともに戦える「仲間」のつくり方|南壮一郎」でも、「可能思考」に触れる内容が説かれていました。壮絶なビズリーチ創業秘話、おすすめです。
また、コンフォートゾーンを抜け出すヒントになるのは、過去の投稿「【越境人材は、2度死ぬから、生きる!?】越境学習入門|石山恒貴,伊達洋駆」です。越境をヒントにコンフォートゾーンから抜け出してみるのもいいかもしれません。
PDCAではなく、DCAPが大切!?
そして、大切なのが、とにかく「実践」してみるということです。
彼らが何よりも重視するのは行動です。PDCAのうち、優先するのはD(Do=実行)とC(Check=評価)。まず行動し、走りながら考えるのです。
はじめに
上記引用の「彼ら」とは、著者のサチン・チョードリーさんが来日直後に、頼りにされた印僑と呼ばれるインド人大富豪の方々のことです。
走りながら考えることが、人生においてベストプランです。常に社会は変化をしています。今日の計画は、明日には使えないかもしれません。石橋を叩きすぎて壊している場合ではなく、いったん橋があれば、わたりながら様子を見ればいいのです。とにかくはじめてみる、実践してみることがポイントです。
収支を過剰に考えるのをやめてみましょう。
「テイク」を求めず、ひたすら「ギブ」するのです。
1分の習慣30「ギブ&ギブ&ギブ」で与え続ける
言うなれば「ギブ&ギブ&ギブ」。
とにかく与え続けるくらいがちょうどいいというのが私の考えかたです。
過去の投稿「【正しく、”ギバー(Giver)”になるには!?】GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代|アダム・グラント,楠木建」が、あなたに勇気をもたらします。こちらも、超おすすめです!
まとめ
- 毎日1%の積み上げの効果とは!?――1年で約38倍になります!
- 大切な2つのポイントとは!?――「可能思考」で「コンフォートゾーン」から抜け出すことです。
- PDCAではなく、DCAPが大切!?――実践あるのみ、ひたすら「ギブ」してみましょう。