- 勉強していますか!?「若い頃に比べて、記憶力が低くなってダメ・・」!?
- いやいや、実は、効率的に勉強できるのは、実は30代からかも!
- なぜなら、脳は一生、成長し続けるからです!
- 本書は、脳内科医加藤俊徳さんによる、脳の成長に関する希望の書です!
- 本書を通じて、一生勉強しよう!っていう気持ちを強く持てます!超おすすめです!

脳は、一生育つ!?
実は、一生涯を通じて脳は育っていくのです。
意外ですか?脳は、環境次第で衰えもするし、成長もします。あなたの脳は成長し続けていますか?
- 30代→記憶や理解を担う「超側頭野」がピークになります。
- 40代→視覚や聴覚から入ってきた情報をもとに分析や理解をする「超頭頂野」がピークになります。
- 50代→実行力や判断力を司る「超前頭野」がピークになります。
- 60代→刺激を与え続けていれば、80代、90代でも脳は成長し続けます!
脳の衰えに関して、年齢はただの言い訳にすぎません。
おわりに
脳について正しい理解をすれば、あなたの毎日の活力になるのです。諦めないで、勉強を始めてみましょう!!
「脳力」を上げるのは!?
では、脳の力「脳力」を上げるのはどんなメカニズムでしょう。たしかに、脳細胞自体は、赤ちゃんのときから、大人になるにつれて減り続けています(残念)。
でも・・・
脳細胞の減少が、脳の成長をストップさせるわけではありません。
03 脳力アップのカギは脳細胞同士のチームプレー
実は、ポイントになるのは、脳細胞は単体では働かないということです。
脳力を上げるのは脳細胞ではなく、ネットワークの発達です。
03 脳力アップのカギは脳細胞同士のチームプレー
ですから、脳細胞同士のネットワークを作ることが、脳力を高めるポイントなのです。
新しい環境の刺激や、新しい領域の学習などを積むことで、脳力はネットワーク形成を通じて、高められていきます。

効果的な「大人の勉強法」とは!?
大人脳の記憶系脳番地は、単独ではなかなか働きません。
06 大人になったら、学生時代までの勉強法をリセットする
これが、脳の真実です。
大人になってからは、「積込み系・暗記系」の記憶は、逆効果です。大人脳が好むのは、「なぜそうなっているのか」「どうしてそんな背景があるのか」「他の要素との関連性とは」など、奥行きや関係性を知ることです。
だから、なぜ?やどうして?を自分で突き詰める、「考える学習」が効果的なのです。
覚えよう!ではなく、理解しようというスタンスでものごとに向き合いましょう。
また、時間の使い方も大切です。脳が集中できるのは、20~50分です。このタームを過ぎてしまうと、集中力は減退していきます。適度に休憩を挟んで、集中力が高い状態で、インプット/アウトプットを繰り返してみましょう。
そして、脳は一度見たことある、聞いたことがある、既知の情報に好影響を受けます。なので、一度、テキストの全体像を事前に把握することや、参考書をパラパラとめくっておくこともポイントとなります。授業の内容や本番の打合せの内容に集中できるようになるのです!
過去の投稿「【令和時代の教養勉強法とは・・!?】39歳からのシン教養|成毛眞」では、大人のための現代流勉強法が説かれていました。こちらもあわせて、お手にとって見てください!

今回のご本で取り上げさせていただいた、大人の勉強法、実は、中小企業診断士の勉強をしているときに、予備校の名物講師の先生が口酸っぱく行っていた「考える学習」に通じていて、本当に納得いきました。先生は、肌で感じて、そうしたことをアドバイスしてくださっていたんですね。
まとめ
- 脳は、一生育つ!?――大丈夫、一生育ちます!
- 「脳力」を上げるのは!?――ネットワークを構築することです!
- 効果的な「大人の勉強法」とは!?――覚えようではなく、理解しよう!というマインドセットが重要です。
