【たたき台こそが、大事!?】仕事がデキる人のたたき台のキホン|田中志

仕事がデキる人のたたき台のキホン
  • どうしたら、より良い協働チームを作れることができるでしょうか!?
  • 実は、大切なのは積極的にたたき台を作ることかもしれません。
  • なぜなら、たたき台があることによって、参加者が意見をしやすくなるからです。
  • 本書は、たたき台とは何か、効果的にたたき台を使っていく視点を提示してくれる1冊です。
  • 本書を通じて、チームを活かすノウハウを知ることができます。
田中志
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たたき台とは何か!?

たたき台には2つあります。

1)最終的なゴールに役立つ「たたきやすいたたき台」
2)出したはいいけど、たたかれも、振り向かれずもされないたたき台

この2つの違いは、どこにあるでしょうか!?それは、周囲を巻き込み、活発な議論を生み出すことができる道具であるかどうか・・という点です。大切なのは、とうぜん「1」のたたき台を提供し続けることです。

たたき台の段階で徹底的に叩かれる企画は、その後のチーム運営、プロジェクト運営も円滑に、さらにバリューを発揮できるものになります。よくたたかれる前提で、たたかれやすいたたき台を作ってみましょう。

一人ひとりの力を集結させて同じベクトルの下、アイデアを創発していくことがGOODな企画には欠かせません。よっぽどの天才でない限り(もしかしたら天才と呼称されている人でも)、自分一人の力というのはそこまですごいものではないのです。もちろん自分の力を信じるべきですが、自分ひとりで何でもやるのではなく、みんなの力を引き出す力を信じるべきなのかもしれません。

そんなときに、たたき台というツールがものをいいます。

著者の田中志さんは、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)出身です。BCGでは、他人との協働を「アタマを借りる」と呼んでいたそうです。特定の得意先にコンサルティングに入るときなどは、この発想が特に大切です。というのも、その業界や業種にもっとも詳しいのは常に得意先だからです。それでも、コンサルタントとして高い報酬に見合ったバリューを出し続けるためには、自分ひとりの力ではなく、得意先の知見や視点、経験を借りてくることが仕事のマスト条件になります。

コンサルタントが自分の専門分野ではない領域でも役目を果たせるのは、コンサルの現場でたたき台によって多くの人から意見や知恵を引き出し、チームにとっての意義ある方向性を見いだせるからです。

はじめに

よいたたき台のエッセンスとは!?

良くたたかれるたたき台をしっかり作っていくためには、次の5つに注意して、毎日の業務に当たってみましょう。

1)スピード
2)シンプル
3)刺激
4)質問力
5)隙

「とりあえず」でOKなので、その代わりスピードを優先しましょう。スピードがクオリティを連れてくる良い例です。まずは手を動かして、たたき台を作ってみるのです。手を動かすことが、反対に発想と思考を連れてきてくれることもあります。

そして、極力シンプルでいきましょう。複雑な情報をたくさん詰め込む必要はありません。既存のフレームワークを流用しながら、今回のプロジェクトや仕事で重要になりそうな論点を提供しましょう。

みんなから反応を得やすいネタを散りばめておくこともポイントです。仮説を自分で考えてそれに続く情報や、あるいはチームで言葉にならないモヤモヤとした感覚を嗅ぎ取っている場合は、そのニュアンスも入れ込んでおくことが活性化につながるでしょう。

企画の意図や、目的、問題点を理解して協働の土台を作り出すのが、質問力です。的確に言語化してみましょう。

そして、これがもしかしたら最も大切かもしれませんが、隙も重要です。スピード、シンプルを意識すれば、自ずとたたき台に隙を作ることができます。このがあれば、チームのメンバーが発言しやすい状況を作りやすくなります。つっこまれてなんぼ!積極的にを提供しましょう。

未完成であるからこそたたき台としての意味があるのです。

第1のS「スピード」まずは手を動かす!

たたき台というのは、「不完全な完成版」ではないということを念頭におきましょう。それぞれの仕事の現場で、他者のアタマをどのように借りたいのかの仮の全体像です。まずはちょっとだけ形にしてみたものでよいから、どんどん手を動かして、ついでに自分のアタマも活性化させようというマインドセットで、たたき台を作ってみましょう。

通常、たたき台が求められるのは新しい思考が求められるときです。そのため、たたき台を出せば、まずは上司や同僚に「ここは違う」「それはおかしい」と批判されることになります。嬉しい時間ではないですが、だからこそ、「最初にたたき台を作る人は偉いんだ!」という文化を醸成していきたいところです。

私はたたき台を作るのが大好きです。なぜなら、たたき台を作ることで自分が議論の中心に加わり続けることができるからです。

たたき台でコミュニケーションを活発にする
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よいたたき台の効果とは!?

5つのポイントを意識して積極的にたたき台を提供し続けていきましょう。

いくつかのメリットを得られるでしょう。

  • みんなの議論が活発になる。
  • みんなからアイデアを引き出せる。
  • みんなの意見や考えが明確になる。
  • アイデアが発展する。
  • 完成品の段階でのやり直しを減らせる(手戻りを最小限にできる)。

たたき台を出す人は、何もないゼロのところに議論を生み出す「ゼロイチの人」です。その1が話し合いを重ねるうちに10にも100にもなっていきます。その最初のきっかけをつくった人は、一番尊いものです。

コミュ障の人こそ、たたき台は武器になる

たたき台を作る過程もとても重要です。自分の考えが進み、それが言語化されることによって、結晶化された言葉を使えば、チームに自分の考えや問題意識を伝えることができるからです。

だから、私は、たたき台を作る人にも実は、重要な責務があると思っています。というのも、手を動かすことが志向することに繋がり、手を動かす役割の人しか見えない世界がかならずあるからです。その世界を拡げていき、精度を高めることこそが、キャリアを積み重ね、自分が引き受けられる仕事を拡張していくと言っても良いでしょう。

キャリアの浅いうちからどんどんたたき台を作って、議論の中心に入り込んでいくことが、自らの成長にも繋がり、また、チームの活性化にもつながるキーなのです。

可能な限りスピードを優先しましょう。まずその日のうちに手を動かしてみることです。たとえ5分であってもホットなうちにメモを作りましょう。そうすることによって、自分のアタマが問題意識をインストールして、ことあるたびに日常の中でそのプロジェクトについて考えるモードが作れます。すると次にたたき台の作成に向き合う時に、スムーズに思考を引き出すことが可能になります。

それは、なぜか・・人は不完全なものにとても意識が向くからです。たたき台でも隙が大切でしたが、自分にとってもそれは有効ということです。たとえ生煮えでもいいから、少しの時間だけをかけて手を動かしてみましょう。

そしてフォーマットも真似ることが大切です。間違ってもフォーマットを生み出そうとしてはいけません。過去に積み重ねられたフォーマットを流用すればOKです。その使い方と役割だけを知っておけば、あとは内容に集中できます。

フォーマットについては、こちらの1冊「【思考の限界を突破せよ!?】武器としての図で考える習慣:「抽象化思考」のレッスン|平井孝志」や「【2つのコンサル技術とは!?】新版 問題解決プロフェッショナル|齋藤嘉則」などもおすすめです。ぜひご覧ください。

まとめ

  • たたき台とは何か!?――よくたたかれ、チームの底力を発揮さえるたたき台です。
  • よいたたき台のエッセンスとは!?――5つのポイントを意識して、たたき台を作ってみましょう。
  • よいたたき台の効果とは!?――スピード優先で、既存のフォーマットを流用し、まず手を動かしましょう。
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