【どうしたら幸せを感じられるか!?】うまくいっている人の考え方|ジェリー・ミンチントン

うまくいっている人の考え方
  • 長い人生において、どんな心構えが、大切でしょうか!?
  • 実は、幸せについての考え方かも。
  • なぜなら、幸せはいまここにあるもので、そう感じることが人生をより良くするヒントだから。
  • 本書は、全世界で愛される生き方に関する名著です。
  • 本書を通じて、新しいものごとのとらえかたを得られるでしょう。
ジェリー・ミンチントン,弓場隆
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幸せとは!?

幸せとは、自分の心の持ちようにほかなりません。そして、幸せは、どこからともなくやってくるものではなく、自分の中から湧き出してくるものです。どこかに行けば、なにかになれば、なにかを持つことができれば、だれかと一緒になれば、幸せになるのではありません。いま、あなたは幸せなのです。

この事実をよくとらえ、改めて考えてみることが良いでしょう。

幸せは自尊心と同様、個人の責任。

8 自分の気分に責任を持つ

他人もあなたを幸せにしてくれません。幸せとは、自分の心の持ちようなのです。

どれくらい幸せを感じることができるか、実は、練習することで増やすことができます。毎日5分でよいので、幸せを積極的に感じる練習をしてみましょう。何らかの理由で幸せだ!ということではなく、とにかく「幸せな気分」になってみるのです。

能力や所有物は自分の価値とは関係ない。存在そのものに価値があるのだ。

39 自分の存在そのものに価値があると信じる

幸せを感じる5分のエクササイズで次の項目を見直してみましょう。

  • 本当に楽しいと思うことをもっとしてみる。
  • ネガティブな出来事を分類してみる。「どうにかなること」と「どうにもならないこと」です。「どうにかなること」だけにフォーカスしましょう。
  • 幸せを感じる理由をたくさん見つけましょう。
  • 自尊心を高めてみましょう。自分は素晴らしい人生を送る価値がある人間だということを知るのです。
  • いいことが起こると期待する。いいことが起こると期待すると、実際に起こります。

誰の人生か!?

幸せがそうであるように、人生に起こることはすべて自らに起因していると考えてみましょう。

ですから、自分で考え、自分で決めていく、心構えも重要なのです。

あなたは他人の人生を生きているのではなく、間違いなく、あなたの人生を生きているのです。

1)あなたの人生をいちばんよく知っているのはあなた自身です。なので、他人の解決策よりも、あなたの解決策のほうが正しいことのほうが多いです。
2)もし他人があなたに代わって決断すると、ものごとが他人の思うように展開し、あなたの望んでいることが得られなくなる恐れがあります。

よほど深刻な問題でないかぎり、自分の身の回りで発生する問題は、自分の態度を変えるだけで解決する。

33 他人を変えようとしない

自分の人生が自分のものであるのと同じように、他人の人生はその人のものです。ですから、何か問題が起こった際に、その人を変えようとするのは辞めましょう。他人を変えることはできないものです。他人を変えようとすれば、余計にハレーションが起こります。

唯一できるのは、自分が変わることだけなのです。

自分の人生を自分で引き受けるためにも、「相手が期待していることではなく、自分が本当に思っていること」を言いましょう。

自分の意見は他人の意見と同じくらい重要だということである。

34 自分の考えを大切にする

相手が同意してくれないかもしれません。自分の意見が世間とズレていることもあるかもしれません。でも、それらの理由が自分の意見を隠しておく理由にはならないのです。いかなるときでも、自分の考えの重要性が減ることはありません。自分の意見を述べる権利を失うわけでもないのです。

だから、自分の人生のために、自分の意見を大切にしましょう。そして、誰かの期待に従って生きることを辞めましょう。

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よりよい人間関係とは!?

他人に悪い感情を抱くことは、他人以上に自分を害する。

42 他人に対する悪い感情はさらりと忘れる

悪い感情は、他の誰よりも自分に一番多くの害を与えるのです。自分に不利益をこうむらせた相手を許さない!という態度から生まれる負のエネルギーは、すさまじいものがあります。自分の心と身体に悪い影響を及ぼします。確実に。さらに、過去の不幸なできごとに固執することで、さらに多くの不快な経験を引き寄せてしまいます。

他人を批判することはやめましょう。他人のあらさがしをすることが一番危険なのです。どんどんエスカレートして、結局は負のエネルギーで自分をも犠牲者にしてしまいます。自分の考えが巡り巡って、自分にもっとも厳しい判断を突きつけます。そして、ついには、自分が自分の最大の敵になってしまうのです。

よい人間関係というのは、次の条件を常に満たしています。

  • 同じ目標に向かって努力している。
  • 等しく貢献し、等しく恩恵を受けている。
  • 同じルールに従っている。
  • お互いを信頼し尊敬し合っている。
  • 倫理や信条に反することを強要されない。
  • 自由にその人間関係から離れることができる。

反対に悪い人間関係は、次の条件です。

  • お互いに目標が異なる。
  • 貢献に見合うだけの恩恵を受けていない。
  • どちらかがルール違反をしている。
  • 相手を尊敬せず、十分に信頼していない。
  • 相手を喜ばせるために自分の行動規範を変えなければならない。
  • 報復が怖くて人間関係から抜け出せない。

より良い人間関係を築いていくためにも、

相手を軽んじず、相手を意図的に傷つけず、自分より弱い立場のひとをいじめず、相手と自分と同じように大切に、相手も自分と同じように敏感に痛みを感じる人だと考えるようにしましょう。

よりよい人生についてはこちらの投稿「【幸運は引き寄せられる!?】その幸運は偶然ではないんです!――夢の仕事をつかむ心の練習問題|J・D・クランボルツ,A・S・レヴィン」の計画的偶発性理論もぜひご覧ください。

  1. 好奇心(Curiosity):新しいことに興味を持ち続ける 
  2. 持続性(Persistence):失敗してもあきらめずに努力する 
  3. 楽観性(Optimism):何事もポジティブに考える 
  4. 柔軟性(Flexibility):こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる 
  5. 冒険心(Risk Taking):結果がわからなくても挑戦する 

これらのスキルがあなたに予期せぬ幸せを感じる瞬間をもたらします。

まとめ

  • 幸せとは!?――いまここで感じるものです。
  • 誰の人生か!?――自分の人生をいきましょう。
  • よりよい人間関係とは!?――自由と向上です。
ジェリー・ミンチントン,弓場隆
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