- 仕事忙しいですか!?もっと、うまいことできないかな?と思うことありませんか!?
- 実は、仕事を終らせる=〆切を必ず守るという発想が重要かもしれません。
- なぜなら、私たちは、ついつい、仕事をすること自体が目的化して、〆切=時間を守ることを二の次にしがちです。
- 本書は、マイクロソフトでさまざまなプラダクト、プロジェクトを成功させて中島聡さんによる時間術の1冊です。
- 本書を通じて、時間の使い方に改めて向き合えるきっかけを得られるでしょう。
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なぜ、あなたの仕事が終わらないのか!?
私が仕事をするうえで最も大切だと考えている「あること」をきちんとこなせる人は100人に1人もいませんでした。
100人に1人もできない「あること」とは?
その「あること」とは、「常に締め切りを守ること」です。正確に言い換えれば、「常に締め切りを守れるような仕事の仕方をすること」です。
多くの人が最初はのんびりしていても、後でがんばる=ラストスパートを決めれば、なんとかなると思っているのでは?と中島聡さんは指摘します。でも、ラストスパートだけに頼っていては、不測の事態が起きた場合には、〆切に間に合いませんし、そもそも、最初の段階で業務設計ができていませんので、その時点で、〆切に間に合う確度は低いといえます。
ラストスパート志向の一番の欠点は、最後の最後までそのタスクの本当の難易度がわからないという点にあります。
「ラストスパート志向」が諸悪の根源
中島聡さん流「ロケットスタート時間術」とは!?
本当に大切なことは、〆切を守ることを意識して、全体のタイムラインを工夫することです。具体的には、全体の時間の最初の2割に全力投球して仕事の8割を終わらせます。パレートの法則的ですね。仕事をすることを、目的にするのではなく、〆切を守ることを、第一義の目的とすることで、自分の行動=時間の使い方を変えていく発想です。
健康だけには気をつけながら、全力疾走で仕事と向き合います。
スタートダッシュで一気に作る
そうして、実際に指定の2割の時間がすぎた段階で、仕事がどのくらい完了しているかをできるだけ客観的に判断します。
最初の2割の時間で8割をつくって、あとの8割の時間で、何をするか!?ですが、ここで、新しい仕事を請け負ってはいけません。常に、全力疾走が必要になってしまって、パフォーマンスが落ちるだけではなく、健康を害してしまう可能性もあるからです。だから、8割が終わっても残りの2割をすぐに終わらせて、提出してはいけません!!笑
「ロケットスタート時間術」実行のポイントとは!?
どこまでも2:8の法則で仕事をする
どこまでも2:8の法則で仕事をする
ロケットスタート時間術を実行する時に大切なのは、2:8の思考を土台に敷くことです。はじめの2割で全力を尽くし、8割の仕事を終わらせて、全体観の算段をつけるということです。大きな仕事も細切れで考える、1日という単位も細切れで考える。10個に区切って最初の2割、8割を意識することを土台にしてみましょう。
また、仕事を超効率的に終わらせるには、朝が適しているといいます。
- 外部要因の締め切りが設定できる
- メールをチェックする必要がない
- 話しかけてくる人がいない
というのが朝がいい理由です。「外部要因の締め切り」とは、たとえば家族が起きてくるとか、そういう締め切りのことです。朝を有効活用すると言う文脈の本は多いですが、中島聡さんも朝派なんですね。
あと、そもそも、超集中力を発揮するためには、「自分の好きなこと」を見つけることも大切で、それを仕事にすることが前提であるといいます。自分が好きなことなら、自然と夢中になってしまうものですからね。
過去の投稿「【人生のコンパス持ってますか!?】Dark Horse|T・ローズ他」では、自分の好きなことを極めた人たちをダークホースと呼び、その半生を取り上げています。ご自身の好きなことを自然に見つけていくことのヒントにされてはいかがでしょうか。
まとめ
- なぜ、あなたの仕事が終わらないのか!?――締め切りを基準に行動ができていないからです。ラストスパートに頼ってはいけません。
- 中島聡さん流「ロケットスタート時間術」とは!?――2:8の法則を意識して、はじめの2割に全体の8割を終わらせる仕事術です。
- 「ロケットスタート時間術」実行のポイントとは!?――朝を大切に使うことと、自分の好きなことを見つけることです。
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