【あるがままを愛せよ!】鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法|宮崎直子

鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法
  • どうしたらよりよい幸せな人生を創り出すことができるでしょうか。
  • 実は、何があっても自分を認められる自己肯定感を持つことが大切かも。
  • なぜなら、わたしたちは、素材しているだけで素晴らしいからです。
  • 本書は、そんな自己肯定感を維持し、高めるためのティップスな1冊です。
  • 本書を通じて、ありのままの自分を認める視点を得ることができます。

自己肯定感が高い状態とは!?

自己肯定感が高いと、よりよい人生を送ることができます。周りに流されることなく、ありのままの自分を認めることができるからです。

ありのままの自分を”無条件で”受け入れ愛している状態

自己肯定感は、ずっと高いままにできるものである

自己肯定感を高止まりさせておくためにはどうしたら良いでしょうか!?

大切なのは、信じることです。何を?

それは、自己肯定感というのは、そもそも上下動しないということを。なぜなら、条件付きじゃないからです。私たちが、存在しているだけで、自己肯定なのです。何があっても自分の味方でいてあげること、自分を世界一の親友にするというスタンスを持つことが大切です。

低くなったらこうしようという対処療法ではない。
根本から高めて高いままキープする方法を述べた本だ。

最良の選択ができるようになり、仕事もプライベートも充実する

自己肯定感を間違えないために・・!?

存在しているだけで自己肯定をするべきだとしたときに、落とし穴があります。自己効力感と自己有用感です。これらと自己肯定感を間違えないことです。

自己効力感や自己有用感とは、自分が役に立っていたり、自分がなにかの作用をしている時に感じるもので、自己肯定感が低いまま、これらの感覚で代替していくと、自己崩壊の道に繋がりがちです。なぜなら、対外的な取り組みに邁進するあまりに、自分自身をなくしかねないからです。

誰の役に立っていなくても、何もできなくても、つまり、自己有用感も自己効力感もゼロに近い状態でも、それでもそんな自分を受け入れて愛するというのが、本書で定義する自己肯定感だ。

自己肯定感は、自己有用感、自己効力感と一緒にすると危険

自己肯定感を高めるためには!?

人生で一番長い時間を過ごす人・・・自分を愛しましょう。欠点ばかりを指摘するのは極めてつらいはずです。たしかに成長には、できないこと、欠落していることの認識が必要ですが、それがなければ、自分という存在が否定されることではないのです。まずここにある自分という存在を認め、愛しましょう。

人生100年時代。自分の夢や目標は、人と比較することなく、自分に合ったペースでゆっくり時間をかけて叶えていけばいい。そんな時に必要なのは、いつでもそばにいて優しく励ましてくれる自己肯定感が高い自分自身に他ならない。

自己肯定感を上げ下げするものの正体を暴く~どんな条件があるのか?

自己肯定感を上げ下げしてしまうように感じるのは次の4つの要因によるものです。

1)他人からの評価
2)他人との比較
3)失敗と成功
4)不測の事態

しかし、大人になった私たちは、他人から評価されなくても、決して死ぬことはありません。他人に認めてもらうことだけを、あなたの行動の動機にしなくても良いのです。

自分は他人からの評価を気にしないと決意すること。

要因その1 他人からの評価

また、これまで身をおいてきた「競争社会」を抜け出して、「共創社会」に移住することもポイントです。他人と競争するのではなく、楽しみながら、これからの出会いの機会を作っていきましょう。

さらに、失敗と成功の定義さえ書き換えてみましょう。

2つのマインドセットがあります。

マインドセット①「人の正確や能力は固定で変わらないと信じ、固定マインドセットで生きている人は、自分が元々持っている能力を証明することが人生の目的だと考えています」

一方で、
マインドセット②「人の正確や能力はいつでもいくらでも変えられると信じて生きている成長マインドセットの人は、自分の能力を証明することに意味を感じません」。

後者のマインドセットを持てば、失敗も成功も別の意味合いにとらえることが可能です。失敗を恐れるどころか、失敗をそもそも失敗とおもうことなく、新しいことに次から次へと挑戦していく行動をすることができます。

嬉しそうにどんどん難易度の高いパズルに挑戦していった子どもたちは、こちらだ。

要因その3 失敗と成功

自己肯定感は、決意です。今ここで、「過去に何があっても、今どんな状態でも、未来に何があっても、私は私を受け入れ愛する。自分は一生自分に寄り添い、自分の親友になる」と決めてしまえば良いのです。

自己肯定感を阻害してくる4つの要因を、新たな解釈をもって排除しましょう。

要因その 1  他人からの評価に影響を受けているあなたの課題
○言葉、思考、行動を変えて、他人からの評価が気にならない自分を作る
○言葉の暴力を浴びせる人とは付き合わない

要因その 2  他人との比較における自己評価に影響を受けているあなたの課題
○競争社会を卒業して、共創社会に引っ越す
○自分を縛っている常識に気づき手放していく

要因その 3  失敗と成功に振り回されているあなたの課題
○言葉と思考を変えて、失敗と成功をあなたの中で再定義する
○新しい失敗と成功の定義に基づき、行動していく

要因その 4  不測の事態に振り回されているあなたの課題
○言葉と思考を変えて、「不測の事態」のあなたにとっての意味を捉え直す
○あなたは常に偉大な力に守られていることに気づく

人生の成功について、新たな視点を持つことも大切です。こちらの投稿「【1日の成長へ!?】人生の成功とは何か|田坂広志」もぜひご覧ください。

まとめ

  • 自己肯定感が高い状態とは!?――あるがままの自分を認められる状態です。
  • 自己肯定感を間違えないために・・!?――自己効力感や有用感と間違えないようにしましょう。
  • 自己肯定感を高めるためには!?――4つの要因を解釈を「武器」に排除しましょう。
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