- どうしたら自分の未来を変革することができるでしょうか!?
- 実は、解釈が大切かも。
- なぜなら、世界は解釈でできているから。
- 本書は、消費と投資を比較して、21世紀を生き抜くためのスキルとして投資脳を持つことの提案書です。
- 本書を通じて、投資スタンスについて理解し、毎日実行することが可能になります。
消費脳と投資脳とは!?
考え方一つで、お金の流れは激変します。やりたいことを全て叶え、お金に一生困らない「未来」を手に入れる考え方が、投資脳では可能になります。
投資脳を手に入れれば、誰でも未来を変えることができます。
はじめに
全ての人が自分革命を起こす必要があります。消費ではなく、ヒト・モノ・カネを投資しストックし、自らの成長に変えていくスタンスを持ちましょう。
消費脳と投資脳を対比しながら、理解を深めてみましょう。
消費脳とは・・
- 消費脳の持ち主は、日々の消費のためだけにお金を稼ぐ
- 消費脳の持ち主は、お金の流れを考えずに毎月口座残高とにらめっこする
- 消費脳の持ち主は、他人のビジネスに雇用される選択肢しか持たない
- 消費脳の持ち主は、収入経路が1つしかない
- 消費脳の持ち主は、節税とは無縁の生活をする
- 消費脳の持ち主は、自分の経験がお金をつくることを知らない
- 消費脳の持ち主は、義務感で嫌々働く
- 消費脳の持ち主は、学んだことを行動に活かせない
- 消費脳の持ち主は、好奇心を持てない
投資脳とは・・
- 投資脳の持ち主は、消費のためには働かない
- 投資脳の持ち主は、お金の「流れ」を大切にする
- 投資脳の持ち主は、自分のビジネスを持つ
- 投資脳の持ち主は、収入の経路を複数持つ
- 投資脳の持ち主は、会社をつくって節税する
- 投資脳の持ち主は、経験がお金をつくり出すと理解している
- 投資脳の持ち主は、新しい知見を学ぶために働く
- 投資脳の持ち主は、学んだらすぐに行動する
- 投資脳の持ち主は、すべての原点はお金でなく好奇心だと知っている
人生の選択がどのように変わるか!?
自分が人生の主導権を握ることが可能になります。
自分が中心となって意識を変えて、行動を変え、成長していけば、すべてがプラスにシフトしていきます。自分のアウトプットや成長が周囲の未来さえもより良く変えていく力を持ちます。
投資脳とは「人生のオーナーシップをみずから掴み、未来に投資して、時間やお金や夢といった大きなリターンを手にしていく、そのための地図とそのノウハウ」とも言えます。
はじめに
投資脳を手に入れることで、リスクを賢く見極め、自分の人生を安定成長へと導くために、ヒト・モノ・カネすべてに投資をしているという感覚を持って、人生・・つまり時間の選択ができるようになります。
金融リテラシーと投資脳どう違うのでしょうか。金融リテラシーは、どちらかというと、社会保険や国民年金など国からの税金が引かれて手元残ったお金をどう上手に資産運用していくかの「計算の知識」です。NISAもiDeCoもこれに当たります。
一方で投資脳は、手元に残るお金を、自分の価値を高めるために投資して、どう戦略的に増やしていくかを決定する上流的な考え方です。
投資脳になるためのタスクを5つに分解してみます。
1)自己投資により労働資産の効率を上げましょう。
2)あなた自身の市場価値を高めましょう。
3)頭脳資産と経験資産にレバレッジをかけて、金融資産そのものを増やしましょう。
4)金融資産にもっと働かせましょう。
5)これら全体にレバレッジをかけて時間とお金を複利効果で倍々にしていきましょう。
投資脳を作る4つのコアとは!?
投資脳をつくるための4つのコア・イシューについて次に掲げます。
1)いかに新しい「行動」を積んで自分の未来を広げられるか!?
2)いかに新しい「行動」をしないことによる機会損失に目を向けられるか!?
3)いかに早く失敗して、「行動」の最短ルートを見つけていけるか!?
4)行動初期は「かかるコスト>収入」という投資の方程式を理解できるか!?
この4つの課題に向き合い、人生(時間)の使い方を自ら決断していく勇気を持ちましょう。
結局、行動しないことにはなにもわからない。
投資脳の成長を決める4つのコア
行動しなければ、何も変わらない。
知識を得た時点、で必死に行動していくことが、投資脳を育てかつ、よりよい人生を目指すための正攻法です。とにかく「行動」量を増やしていきましょう。トライアンドエラーでOKなのです。
しかし、私たちはバイアスに縛られています。
私たちには現状を維持したいというバイアスが強く働きます。
脳科学的に見ても、人はそもそも臆病ないきものである
そんなときは、次のような言葉の意味をしっかり自分なりに理解する必要があります。
「今」を死守するためには、現状維持こそリスクが伴う。
エントロピーは増大していきます。そしてそのように外の世界はあなたに対して働きかけていきます。エントロピーが最大に増大するときは、土に還る時だけで十分です。世界や社会の変化に対して、対応していくためには、自ら変化をしていくことがベストな戦略です。
エントロピー増大については、こちらの1冊「【思考枠組みを拡張セヨ!】コンセプチュアル思考 物事の本質を見極め、解釈し、獲得する|村山昇」も別の角度から、示唆を提供してくれます。ぜひご覧ください。
投資脳で考えるということは、人生のすべてのものごとにおいて、機会損失ならないか!?という視点でチェックするということです。買い物、旅行、株式投資の勉強、本を読むかどうか、このテレビ番組を見るかどうか、などなど・・主体的な選択をもとめる考え方です。
10回行動して、成功1回でOKです。失敗がもたらすおそれを最大化して考えるのではなく、さっさと実行してさっさと失敗して、残りをどんどん試していったほうが良いです。
正しい投資マインドを身につけ、ただしく人生をより良い方向へと向かわせましょう。
まとめ
- 消費脳と投資脳とは!?――人生に主体性を持つ考え方です。
- 人生の選択がどのように変わるか!?――圧倒的な「行動」量で、自分と周囲に変化を起こします。
- 投資脳を作る4つのコアとは!?――4つのコアで、「行動」を変えましょう。