- これまでのロジックとは異なる人生観の時代において、よりよい人生のためにどのような視点が必要でしょうか?
- 実は、やらないことを決めるのもひとつの着眼点かも。
- なぜなら、現代人はあまりにおおくのTODOを抱えてしまっているからです。
- 本書は、音楽アーティストのプロデューサーとして活躍された四角大輔さんによる人生講座です。
- 本書を通じて、人生で何が大切なのか、内面を深掘りする視点を得られるでしょう。

変化した時代!?
ひと昔前の日本では、同じ行程を繰り返し、同じものを大量に作って売るという生産業が中心だったため、教育でも社会でも、欠点の少ない”バランス人間”や”何でも屋”になることが求められていた。
03 欠点は直さなくていい
でも、時代は変わりました。むしろ機能不全を起こしているシステムや、形骸化したルーティンに異を唱えるだけの見立てを持った人が求められています。
本質的な視点とそれに基づく、斬新なアイデアを生み出していくには、何が必要でしょうか!?
それは、ずばり「独創性」と唯一無二に「絶対個性」です。
そんないま、大切なこと!?
これからの時代は、欠点を直していくことではなく、良いところ、得意なこと、好きなことを徹底的に伸ばしていくことがポイントです。
それこそが、仕事も時人生もうまくいく唯一の方法。
03 欠点は直さなくていい
そういう、本当にわくわくを志向できる世界に私たちは生きているのです。
やりたくないことに、人生を費やしているのなら、それはもったいないこと。せっかくの人生だから、自分が熱中して一生懸命になれること、いま・ここに生きている感覚を得られるものごとを見つけたいものです。
そのためには、大量のTODOと先ず向き合うことがポイントです。やりたくないことをピックアップしてみて、それを人生やらなくていいことにして俯瞰してみましょう。
寿命という〆切までに、
・TODOに命を捧げるか。
・やりたいことに命を賭けるか。
決めるのも自分自身です。

例えば、
・小さい頃からなんとなく気になっていたこと。
・昔から心地いいと感じていたこと。
などに、もう一度向き合ってみるのも、いいヒントを得られます。
自分の内側にひっそりと眠っている感覚や感情を引き出して眺めてみましょう。
答えは外ではなく、常にあなたの内側にある。
09 過去を振り返ってもいい
大切な人付き合いとは!?
大切なのは、ひとりの時間と、チームを持つこと。その行き来の中で、自分の人生の指針が具現化されていきます。ひとりの時間で、自分の内面と向き合い、その上で、信頼できるチームと活動し自分の可能性を広げていきましょう。
「多数のなんとなく仲のいい人たち」ではなく、心から信頼できる「ひとり」であることを、ぜひ知っておいてほしいんだ。
12 味方はひとりいればいい
チームを作る上で、ひとりひとりがリーダーシップを発揮する必要があるでしょう。自分自身に対して、チームメンバーに対しても。
リーダーを志向する上で、大切なポイントつは次の3つです。
1)メンバーが才能を最大限発揮できるよう「潤滑油」になること。
2)個々が、自発的に動ける「余白」を残すべく努めること。
3)チームで目指す「たったひとつの目標=クレド」を忘れないこと。
目の前にあるご縁を大切に、一生懸命取り組んでみましょう。案外、「当たり前のこと」をしっかりすることが、次のご縁につながるものです。
いまここに向き合う考え方としてこちらの投稿「【メリットたくさん!?半分にする効用とは!?】半分、減らす。―――「1/2の心がけ」で、人生はもっと良くなる|川野泰周」もおすすめです!ぜひご覧ください。

まとめ
- 変化した時代!?――欠点をなくす時代ではなく、個性を伸ばす時代です。
- そんないま、大切なこと!?――独創性と、唯一無二の個性です。
- 大切な人付き合いとは!?――数ではなく、相性です。
