【人生の逆説的チェックリスト!?】頭がよくなる逆説の思考術 (白取春彦の思考術) 頭がよくなるシリーズ|白取春彦

頭がよくなる逆説の思考術 (白取春彦の思考術) 頭がよくなるシリーズ
  • 自分を客観的に振り返る機会がほしい・・
  • そんな方には、白取春彦さんの逆説思考術を知ることが良いかも。
  • なぜなら、この逆説思考術は、「こうしたらせっかくの人生を破壊できますよ!」という考え方・言動のリストだから。
  • 本書は、そんな人生に効く1冊です。
  • 本書を通じて、自分の考え方・言動を再考する機会を得られます。

「欲」の逆説リスト!?

犯罪者になることなく、自分の人生をダメにしてしまう方法がある。

1 人生を破壊する方法

まず、「欲」について向き合うことが大切です。

<逆説的思考から>

  • まずはいつも真っ先に自分の損得を考えること。
  • とにかく他人よりできるだけ多く欲しがること。
  • そして、敵になりそうな相手を排除すること。
  • あるいは、他人を色分けしたり、ランクづけすること。

ご縁という言葉があります。世の中は全てつながっていて、因果がある。だから、自分の行いや考え方はすべてつながって、いずれは自分に還ってくる。そういう世界観を持つことが大切です。

善いことは、そのように還ってくるかもしれないし、悪いことは、そのように還ってくるかもしれません。

そして、つながりがあるのだから、人は人のことをよく見ています。

世の中のつながりについて、因果応報的考え方は、こちらの1冊「【ラクがいちばん!】考えすぎない生き方1|藤田一照」もたいへん示唆深いです。おすすめです!「縁起」という言葉を中心に、つながりを考えてみては!?

「自由」の逆説リスト!?

あなたにとって、「自由」とはどんな概念でしょうか!?

<逆説的思考から>

  • 際限なく快楽や刺激を求めること。
  • 自由を野放図と解釈し、その野放図を自分にだけ許すこと。
  • 独りでじっくりと物事に取り組まず、面倒なことは他人に任せ、そこから得られる実りや報酬を自分のものにすること。
  • 狡猾さを知恵だと思うこと。
  • うまくやれる方法を探し求めること。
  • 自分で本を読まずに、人づてに聞いたことを事実だと断定して信じること。

自由とは、野放図ではありません。本当の自由とは、自分に理由があるということ。反対語は、他人に理由があること。「他由」とでもいいましょうか。

だから、なにもフリーダムで、なにをやってもOKというような野放しな状況ではないのです。

自分に理由のある行動を求めるのであれば、自分はどうしたいのかをもとに、意思決定ができることが前提になります。そのためには、自分の内面と向き合う必要があります。

自分はどんな価値観を持っているのか、そして、その価値観で、どう社会との関わりを持ちたいと思っているのかを常に志向し、感じ、取り組みに変換していくのが、「自由である」と言えるのです。

孤独と自由について、こちらの1冊「【孤独こそ生きる力である!?】孤独からはじめよう|中野善壽」が大変刺激的です。おすすめです。

この薄い一冊を、静かな場所でゆっくりと読んでほしい。
読み終えたとき、冷たい清潔な水で現れた感覚を覚えるだろう。

そしてまた、自分のこれまでの考え方や価値観が遠のき、新調した眼鏡をかけたかのように、ものがくっきりと見えてくるように感じるだろう。

はじめに

「言動」の逆説リスト!?

<逆説的思考から>

  • 嫉妬、中傷、嘲笑、攻撃をすること。
  • 苦難を決して引き受けないこと。
  • 身銭を切らないこと。
  • 自分にだけ怠慢とだらしなさを許すこと。
  • 目立たない小さな盗みをすること。
  • 怒ったり叱ったりすること。その権利が自分にはあると思うこと。
  • 騒がしさの中にいることを好み、いつもお祭り気分でいること。
  • 永遠に自分が生きるかのように錯覚すること。あるいは、自分を軽蔑すること。

これらのことを、あるいはこれらに類することを長く続けていると、人生は壊滅した状態になり、ほとんど何も残せずに虚ろな死を迎えることになる。

1 人生を破壊する方法

自分を律して生きない限り、自分の生を全うすることはできなさそうです。そのためには、惰性の中で生きるのではなく、すこしだけ踏みとどまって、いまここで、しっかりと自分に向き合うことが大切なのかもしれないと思います。

まとめ

  • 「欲」の逆説リスト!?――自分のことだけを、考えてはなりません。
  • 「自由」の逆説リスト!?――自由の意味を間違えてはなりません。
  • 「言動」の逆説リスト!?――感情の赴くままに生きてはなりません。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!