【人は言葉の樹!?】ひとこと化――人を動かす「短く、深い言葉」のつくり方|坂本和加

人を動かす「短く、深い言葉」のつくり方
  • どうしたらよりよく短い「伝わるひとこと」が生み出せるでしょう。
  • 実は、ポジティブにものごとを見続ける見立てが大切かもしれません。
  • なぜなら、ポジティブで、血の通った言葉には、人があつまるから。
  • 本書は、数多くの「伝わるコピー」を世の中に生み出してきたコピーライター坂本和加さんによるものごとの見立てに関する1冊です。
  • 本書を通じて、言葉を生み出すときの着眼点が得られます。
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「伝わるひとこと」のための視点とは!?

強く、短い、コピーは伝わります。それは、本質を、鋭く突き、人に納得感をもたらすから。そして、人は行動をしてしまう。そんなコピーを生み出すには、どんな考え方が必要でしょうか。

テクニックではなく、ものごとへの見立て、視点が大切だと、本書の中で坂本和加さんは、繰り返し説いています。

書き始める前の工程がとっても大切ということです。「短くするべきことはなにか」を決めること。これが、結果として言葉を生み出す、書くという工程につながっていきます。自然と。

短い言葉を探すためには、書き始める前に、「短くすべきことは何か(一番言いたいこと)」を決めておく必要があります。

4文字に「した」のではなく、4文字に「なった」

この「何をいうか」を見つけるときに大切な視点が2つあります。

ひとつは、「細やかな生活者の目線」
そして、もうひとつは「世の中全体を捉える大きな目線」です。

言葉は、自分と相手を触媒する概念だということを違った角度で触れているのだと思います。

私から、相手へ。自社から、社会へ。作り手から、顧客へ。その架け橋を作る時、互いが受け取り、共有できる公約数的な、位置づけを探る必要があるということでしょう。

二者間に「共通していること」を言語化すれば、スルーされにくい言葉になります。まるで橋渡しとして機能するかのように価値や伝えたいことが行き渡るようになります。

「伝わるひとこと」それは、ポジティブ!?

加えて重要なのが、ポジティブであるということです。

ネガティブなことでもポジティブに変換して捉える。このような思考を繰り返していくうちに、気づいたら私はとてもポジティブな人間になっていました。もちろん性分というのもあると思いますが、あとから職業人として染みついた部分も大きいです。

どんな商品、サービス、会社にも必ずよいところがある

ポジティブな言葉や人には、多くのひとが集まり、そして、常に歓迎されるものです。

同時に、同じである=良いこと、についても疑いの目も持ち合わせていくことも大切です。そのものごとの存在する意味や価値を、見つけてあげる優しいまなざしです。

いま世の中では、ダイバーシティやインクルーシブな概念が歓迎されているようです。これも、同じじゃないこと=良いことと捉えていく考えかもしれません。

コピーやひとことは、どうしても書くという行為が注目されてしまいがちですが、大切なのは、その前の「ものごとをいかに見立てるか」という思考の方なんですね。それが、決まれば、あとは言葉は自然に生み出されてくる・・

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人は、言葉が繁る樹である!?

坂本和加さんは、「言葉」という言葉自体に着目します。言う+葉っぱで、言葉。そこから、人は言葉の樹なのだ、という風景を見ます。

樹は、葉を生やすことで成長します。葉をたくさんつけている様子は、「読む、書く、聞く、話すという言葉のやりとり」がしっかりできている印象です。
読者のみなさんが、「いいひとことをつくろう」と思っているのだとしたら、まさに「いい葉っぱをつけようとする」ようなものです。

Column もしも自分が1本の樹だとしたら

あなた自身やあなたを表すような言葉、表現が見つかったのなら、きっとその葉っぱが太陽を受けて、あなたという幹をさらに成長させることでしょう。あなたにとっての太陽はなんだったでしょう。両親だったかもしれないし、学校だったかもしれないし、仕事かもしれない。

いくつになってもみずみずしい言葉を人は生み出すことができるのです。それは、まるで老木が春につける若葉のように。私たちは、移ろい続けていく社会の中で、新しい言葉と出会い、それを繁らせながら、自分自身をも絶えず変容しながら、生きているのだという世界観に触れます。

この樹のお話、とても印象的です。仏教の考えに触れるところもあり、繰り返し、感じてみたいです。仏教の教えについては、こちらの投稿「【毎日が楽しい修行!?】ブッダが教える愉快な生き方|藤田一照」がおすすめです。ぜひご覧ください。菩提樹の下で、瞑想し、思い至った風景とリンクします。

まとめ

  • 「伝わるひとこと」のための視点とは!?――生活者、社会、相手、自分、さまざまな二者間を横断する概念を見つけましょう。
  • 「伝わるひとこと」それは、ポジティブ!?――ポジティブであることを忘れずにいましょう。違いをポジティブにとらえてみましょう。
  • 人は、言葉が繁る樹である!?――人はよりよい言葉を繁らせ、絶えず変化し続けることができます。
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