【多様な価値観の時代を生きるには!?】優れたリーダーは、なぜ「傾聴力」を磨くのか?――職場の心理的安全性が高まる本|林健太郎

優れたリーダーは、なぜ「傾聴力」を磨くのか?――職場の心理的安全性が高まる本
  • 知らず知らずの決めつけは、対人関係の大事故になるかも。
  • 実は、これからはこれまでよりもさらに、他者に耳を傾ける必要性が高まっていくのです。
  • なぜなら、多様な価値観が併存する社会を私たちは生きていくから。
  • 本書は、そんな時代において、いかに他者に耳を傾けるかの大切さを説いてくれます。
  • 会社やプライベートで、人に耳を貸すどころか、ディープダイブする大切さを知ることができます。
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いま、これからの時代に備える力とは!?

「24時間働けますか♪」の時代とは異なって、みんなが猛烈に仕事に打ち込めるような状況ではどうやらなくなっているみたいです。上司が部下に対して、「仕事なんだから、文句を言わずにやってくれよ」なんていうことを言ったりしたら、○○ハラにもなるかもしれませんし、反対にやる気も、効率も落ちて、良くない環境にしていると後ろ指を刺されてしまうかもしれません。

大切なのは、「価値観」はひとそれぞれだ、ということをしっかり認識して、そのすり合わせをすることです。

予定調和が通用しないから、それぞれの部下が何を考えて、どんな価値観や夢を持っているのか、その部下にとっての「よい人生、よい仕事、ベスト・パフォーマンスがどんなことなのか」など、聞いてみないとわからなくなってしまったのです。

「仕事なんだから、文句を言わずにやってくれ」は通用しない

部下をはじめ、他者から話を聞く目的を、問題解決ではなく、信頼関係を築き、部下(他者)が自分で考えられるようになることだと認識してみましょう。

同じ会社や組織に属していても、案外、価値観のベクトルはさまざまかもしれません。日頃、業務連絡やチームミーティングをしているからと言っていて、安心してはいけないです。実は、話の内容によっては、まったく信頼関係が築けていない、あるいは他者のことを全く理解できていない状態になっているかもしれないからです。

というのも、特に仕事において、話す内容は、次のように分岐します。

  • 事実情報
  • 事実情報以外→「感情」「思考」「推測」

業務連絡は、事実情報に含まれます。人によって、差が出ない部分です。(差が出ているケースもありますが・・それはスキルの問題でしょう・・)

  • 「感情」は、相手がどう感じているかのこと。
  • 「思考」は、相手がどう考えているかのこと。
  • 「推測」は、相手がどんな仮説を立てたのかのことです。

また、これらには「時制」のレイヤーも存在します。つまり、過去・現在・未来です。

このように、会話の内容は、実は多層に広がっていて、事実情報だけではない、奥行きも深掘りしていくことが重要になるのです。そして、その奥行にこそ、その相手方のパーソナリティ、つまり価値観に触れるヒントが隠されているのです。

ヒントに触れていくため、話を聞く、スタンスが重要です。

Listenは、相手の心のなかにある氷山の「海に隠れた下の部分」を引き出すつもりで聞く

受け身の「聞く(Hear)」ではなく、積極的な「聴く(Listen)」で

聞くことはいかに難しいか!?

聞く、ということは根本的に難しい行為です。なぜなら、聞いている内に、自分の思考が活性化されて、おもわず喋りたくなってしまう衝動が生まれるから。

とくに、日頃やり取りをしている部下や同僚や上司だと、「あー、またこの話か」とおもって、早合点してしまうことも多々あるのではないでしょうか。

ここをぐっとこらえて、相手の真意に触れていくための時間が必要です。

極論、あなたの言葉で、相手は変わらないのかもしれません。人は、自分で決めたこと、自分で思いついたこと、自分で考えたことに執着します。だから、自分で気づいていくことがいかに大切か・・

部下が自ら「気づいてほしいこと」に気がついて、それが行動につながる。

「聞くこと」で得られる喜びを知ってほしい

答えは、相手方の中にあると思って、あなたはときにガイドをする気持ちで、じっくり向き合えば良いのです。

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場の作り方とは!?

傾聴のためには、2つの条件を満たしておく必要があるといいます。

1)心理的安全性の確保

これは、この人なら話しても大丈夫!と思ってもらえることです。あなたとの信頼関係が築かれている状態ですね。

2)話し手の様式の理解

こちらもとても大切。コミュニケーションは、自分と相手で、テニスのラリーを繰り返していくようなものです。これには、あうんの呼吸が必要で、どのような流れを作っていけるのかを、互いに事前に理解している必要があります。あなたが最後まで相手の話を聞いていれば、相手にとってその場は、「じっくり話ができる場所」になりますし、反対なら反対になります。まず大切なのは、相手に、その場がどういうラリーができる場所なのか、を理解していただくことにあります。

この2つが満たされれば、他者は、安心して話ができるようになります。

「傾聴の本質は、相手に静かな時間を提供すること」

「傾聴の本質は、相手に静かな時間を提供すること」

この情報過多でうるさい社会や組織の中で、つかの間の静かな時間を提供することだ、と決めて、One on Oneやミーティングに臨んでみることも効果的かもしれません。

「自分や、自分の課題と静かに向き合える時間」「自分で考えざるを得ない時間」「思いもよらない自分と静かに出会える時間」など、の魅力を感じてもらって、そして、相手から喋りだしてしまうような場になっていれば、それはもう、良質な傾聴の場となっていることが明らかです。

その時、主役はあなたではなく、確実に相手方にあります。あなたは、そんな時間と場を提供しているギバーになれるのです。

聞き方については、過去の投稿「LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる|ケイト・マーフィ」も、とてもおすすめです。

まとめ

  • いま、これからの時代に備える力とは!?――価値観のすり合わせのために、聞くことが求められています。
  • 聞くことはいかに難しいか!?――自我をおさえながら、相手の思考のガイドをする気持ちで、聞きましょう。
  • 場の作り方とは!?――心理的安全性の構築と、話し手の様式伝達を行いましょう。
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