【人生は、投資である!?】僕は君たちに武器を配りたい|瀧本哲史

僕は君たちに武器を配りたい
  • これからの時代を生き抜くためには、何が大切でしょうか!?
  • それは、投資で自分の道を切り拓くことかも。
  • なぜなら、新しい発想で自分の時間やお金や人脈などのリソースを適切に配置することが明暗を分けるから。
  • 本書は、京都大学で最も人気と言われた授業を提供していた瀧本哲史さんによる、人生を拓く1冊です。
  • 本書を通じて、投資視点で自らのキャリアを検討するヒントを得ることができるでしょう。
瀧本哲史
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投資的思考を持とう!?

投資的に生きていくことを志向してみましょう。投資といっても、投機と間違ってはいけません。投機とは、相場の上がり下がりで、一攫千金を短期的に狙うこと。投資とは、自分の時間と労力、そして才能を、何につぎ込めばリターンとしてマネタイズできるかを考えることです。

投資の上、スペシャリティになることを目指しましょう。スペシャリティとは、専門性、特殊性、特色などを意味する英単語です。他の人には代えがきかない唯一の人ということです。

スペシャリティになるために必要なのは、投資ですし、投資に必要なのは・・・

重要なのは、まず資本主義の本質を理解すること。

はじめに

です。

日本はこれまで規制によって多くが守られてきました。「社会主義的な資本主義」と言っても過言ではないでしょう。戦後を振り返れば、戦勝国であるアメリカとGHQの指導のもとで行われた大胆な財閥解体や税制改革が礎になり、政府が主導する形での経済発展が長い間続きました。しかし、成長経済が今後望めないことは明らかで、新たなアメリカ的な本当の資本主義の流れへと、日本は向かっています。

「むきだしの資本主義」「本物の資本主義」の社会へと否応なく足を踏み出さなくなっているのが今の日本です。

資本主義で成功する人は、「正しいことをする人」です。

「正しい人が勝つ」のが資本主義

第2章 「本物の資本主義」が日本にやってきた

資本主義の中で正しいアウトプット、つまり顧客に売れる商品を提供し続ける人は、その見返りとしてたくさんのお金を得ることができます。そして、さらにそのお金を投資に回すことで、さらに顧客が欲しがる商品を開発し、生産力を高めることで、さらにお金がはいってくるというスパイラルを描くことが可能になります。

学問のすゝめは普遍!?

以前、日本を空前の「勉強」ブームが襲った時代がありました。そのきっかけとなった本が、福沢諭吉さんの『学問のすゝめ』です。

当時の日本の人口は3000万人程度。300万部売れたこの本は、間違いなく、ブームでした。

この書籍の中であまりにも有名なフレーズは、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」でしょう。実は、平等を説いたものではなく、勉強をすれば人間には差がつくということを、本当は語っているフレーズなのです。

いまも、当時ほどまではいきませんが、勉強ブームと言ってもいいかもしれません。例えば、リスキリングやアンラーニングといった言葉を通じて、大人の学習が注目されている社会です。

しかし、私たちは、何をどうやって学習すればより良いのかを見つけられないままでいます。

教育社会学者の本田由紀東京大学教授は、『多元化する「能力」と日本社会』( NTT出版)の中で、「ハイパー・メリトクラシー(超業績主義)社会」という考え方を発表した。

第3章 学校では教えてくれない資本主義の現在

「ハイパー・メリトクラシー社会」とは、欧米の「メリトクラシー(業績主義)社会」が、日本でさらに独自の進化をとげた状態のことをいいます。

1990年代までの日本は、高い最終学歴を獲得すれば、良い就職先に入ることができ、その後の人生における収入と社会的地位を確固としたものにすることができました。学歴主義には弊害もあったが、少なくとも努力をして学校で成績を上げることが、社会的地位の上昇につながるという、分かりやすい価値観を社会と個人にもたらしました。そのため、「良い暮らしができないのは個人の努力が足りないからだ」と、社会的にも見なされ、「なぜ私は不遇なのか →それは努力が足りなかったから」という具合に、不公平感を抑えることができていたのです。

しかし、 90年代後半ごろから、日本の企業では、目に見える「テストの結果」や「学歴」に加え、「意欲」や「ネットワーク力」「コミュニケーション力」など定義があいまいで、個人の人格にまで関わるような能力が、評価の対象となりはじめたと本田教授は説きます。

95年の「 EQ力」ブームや、 96年に文部省(現・文部科学省)が「生きる力」の育成を答申として出したころから、企業の求人広告にも「生きる力」「多様性」「地頭力」「能動性」「ネットワーク力」などの文字が躍るようになり、その人の全人格が評価される社会が到来しました。それが本田教授の言う「ハイパー・メリトクラシー社会」です。 

**力は、非常に定義が曖昧です。結局は、「何をどうしたらいいのかわかない」人を増やし、その延長線上で、無気力な若者と不安を増やし続けました。

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6つのキャリアプラン!?

解像度を上げて、自分のキャリアプランを見つめる必要があります。その視点から、何を学習すれば良いのかをフィードバックすることが大切です。

6つのキャリアプランのうち、日本で生き残るのは、4つです。

1、商品を遠くに運んで売ることができる人(トレーダー)
2、自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人(エキスパート)
3、商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることができる人(マーケター)
4、まったく新しい仕組みをイノベーションできる人(イノベーター)
5、自分が起業家となり、みんなをマネージ(管理)してリーダーとして行動する人(リーダー)
6、投資家として市場に参加している人(インベスター =投資家)

1と2の人は、残念ながら、今後の社会でコモディティ化してしまいます。トレーダーとは、単にモノを右から左に移動させることで利益を得てきた人です。情報化社会の中で、情報格差が現象する中で、取引も直接的になってきています。

また、エキスパートのように特定領域の知識を詰め込んだとしても、AIに代替できたり、あるいは、社会の変化で必要とされなくなることも考えられます。

トレーダーとエキスパート、つまりこれまでのビジネスにおいて重要とされてきた、「営業力」と「専門性」、その2つが実は風前の灯となっているのである。

第4章 日本人で生き残る4つのタイプと生き残れない2つのタイプ

これからの時代を支える人材は4~6の人なのです。

名馬よりも駄馬を見分ける素質を養いましょう。本当に大切で、正しいことをするには、あまたあるダメプランを避けることがまずは大切です。この発想が「投資」にも必要です。

「投機」はゼロサムで駄馬も掴んでしまう行為です。
一方で、「投資」はもっと慎重で、例えば畑に種をまいて、芽が出てやがては収穫をもたらすようなゼロからプラスを生み出す行為です。

投資がうまくいった場合、誰かが損をするこということもなく、関係したみなにとってプラスとなる点が、投機とは本質的に異なる。

第8章 投資家として生きる本当の意味

投機は、短期的。
投資は、中長期的になります。

こうした違いを認識している日本人はまだまだ多くありません。

投資に関して正しい知識を持ち、自分の時間やお金、スキルをどこで発揮するのかを十分に検討する必要があるのです。

投資については、こちらの投稿「【投資は自己肯定につながる!?】投資脳 一生お金に困らない頭を手に入れる方法|上岡正明」もぜひご覧ください。お勧めです。

今回、瀧本哲史さんの本書を改めて拝読しました。2011年に書かれた1冊とは思えないほど、今の時代にあっても未来を照らし続けてくれていると感じました。ありがとうございます。しっかり噛み締めて、生き方を考えていきたいと思います。

まとめ

  • 投資的思考を持とう!?――投資はみなを幸せにします。
  • 学問のすゝめは普遍!?――学問が足りない時代です。
  • 6つのキャリアプラン!?――6つのうち2つ(営業力と専門性)はコモディティ化します。危険です。
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