- 残業や、土日出勤・・もっと仕事を効率的に終わらせたい!と思うことはありませんか?!
- 実は、そんなときにもAI分析シリーズが役に立ちます。
- なぜなら、成果を上げ続けるトップ5%社員の時間の使い方についてまとめてくれているからです。
- 本書は、働き方改革のコンサルタントである越川慎司さんによる著作シリーズの時間術編です。
- 本書を通じて、自分の時間の使い方について客観視できるようになるでしょう。
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上位5%社員の時間術とは!?
本書は、過去の投稿「【超絶パフォーマンスの5つの原則とは!?】AI分析でわかった トップ5%社員の習慣|越川慎司」で取り上げた書籍のシリーズ本です。以前は、習慣全般のお話でしたが、今回は時間の使い方にフォーカスしています。コロナ禍後の出版ともあり、テレワークでの時間術についても触れられています。著者は、働き方改革のコンサルティングを生業とされている越川慎司さんです。600社を超える会社へのコンサルティングで支援された実績を持ちます。また、数十社単位で上位5%社員の習慣や時間の使い方を調査し、再現可能なノウハウとして言語化してくれています。
さて、上位5%の時間術はどんなものでしょうか!?
5%社員に共通し、かつ95%社員にはない特異点は、次の6点です。
第4章 残業沼から抜け出す「ちょいスイッチABC」
1)仕事を受けてから初動までが早い
2)相手(上司や顧客など)とアウトプットのイメージを合わせる
3)ゴールから逆算して、必要最低限のプロセスを決める
4)プロセスにおける作業を小分け(細分化)
5)長時間作業をせず、こまめに休憩する
6)期限より少し早く完了させて、次の仕事の初動も早い
この6つの実に1~4は、仕事の準備段階のものです。準備で8割がきまるとも言いますが、まさに上位5%社員は、そのことをよく理解して、業務の設計を行っているのです。
スイッチABCで、真似できる!
仕事の6つのトリガーを持っている上位5%社員の時間の使い方ですが、これらを3つのスイッチを持つことで真似できると言います。
5%社員の時間術を真似した2.2万人のうち、89%の人が「より短い時間でより成果を残すことができた」と答えています。
第1章 なぜ、24時間があっという間なのか?
再現性があるスイッチなのです。
スイッチ1)過去をしっかり受け止めて、問題点を改善するモチベーションを持ちます。
まずは、内省をして、時間の使い方を変えていく!という意識を持つところから始めましょう。1日15分でいいので、これまでの仕事の向き合い方、仕事の進め方、よかったところ、直したいところを振り返る習慣を持つと良いでしょう。
過去の投稿「書く瞑想――1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される|古川武士」で取り上げた、ジャーナリングもよい習慣化のヒントかもしれません!
スイッチ2)仕事を始めるルーティンを持ちます。
コーヒーを淹れて香りをかぐこと、植物に水をあげること、パソコンを立ち上げてキーボードをセットすること、などなど、自分らしい仕事開始!の合図を持ってみましょう。やる気というのは、行動からしか生まれないものです。上位5%社員は、ワンステップ、もしくはツーステップの儀式的な行動を持っています。
スイッチ3)感情コントロール、作業ショートカットで限られたリソースを活用します。
上位5%社員は、イライラしたりモヤモヤしたりの感情に決別することを心がけています。またITツール等を駆使しながら、作業を時短でできるように、常に工夫できることを探しています。徹底的に自動化できることはする!考え方が大切です。
これはグッときた!上位5%の仕事マインドをピックアップ
本書後半では、スイッチABCの活用実践するときに、大切な考え方を越川慎司さんが紹介してくれていますが、その中でも、私がグッときた言葉をいくつかご紹介したいと思います。
ローリスク・ミドルリターン
第5章 残業沼から抜け出す「ちょいスイッチABC」を実践!
上位5%の成果を上げ続ける社員、というと、どうもハイリスクなことに果敢に挑んでいくような、人物像を想像してしまいますが、決してそうではないのです。実は、いかにローリスクで、堅実なミドルリターンを得られるか?を突き詰めているといいます。だから、失敗を冷静に分析して受け入れて、次に行くことができるんですね。かつ、ここがグッと来たポイントなのですが、例えば110%とか、120%とか、高い目標が設定されたときにでも、上位5%はローリスク戦略をとるため、母数つまり、球数を増やして対応するのだそうです。
解決策ではなく、「理想」を掲げる
第5章 残業沼から抜け出す「ちょいスイッチABC」を実践!
上位5%は理想と現実との「ギャップ」から始めると過去の投稿「【超絶パフォーマンスの5つの原則とは!?】AI分析でわかった トップ5%社員の習慣|越川慎司」でも、触れました。問題が発生してその解決に反射的にあたってしまうのではなく、何を理想としているのかをまずビジョニングした上で、その問題を見返すことが大切です。本当に取り組むべき問題なのかどうなのかを把握しなければ、目的意識からさらに遠ざかります。
外円を捨て内円にフォーカス
第5章 残業沼から抜け出す「ちょいスイッチABC」を実践!
自分でコントロール出来ないことを5%は軽やかに労力を割きません。それよりも、自分で可変なことについて多大な努力を行います。SWOT分析でも、OTは活用・対処するだけですね。SWをどうにかする、そういうマインドが企業にとっても、自分にとっても大切だと感じました。
5%社員は、「自分は劣っている」という間違った認識をリセットするように心がけていました。そのために実践していたのが、「自分の判断を尊重する」「ポジティブな言葉を使う」です。
第5章 残業沼から抜け出す「ちょいスイッチABC」を実践!
周りの目は、幻想です。自分の内なる言葉を聞いて、丁寧に社会や相手、組織との関係性を作っていくことを目指していったほうが良さそうです。自分の得意なことに全集中して、成果を発揮できるような関係性を見極めていきましょう。また、未来は誰にもわからないので、「今」に集中することも大切です。
まとめ
- 上位5%社員の時間術とは!?――6つの仕事トリガーで構成されているノウハウがあります。
- スイッチABCで、真似できる!――6つのトリガーを真似できるスイッチを活用しましょう。
- これはグッときた!上位5%の仕事マインドをピックアップ――スイッチ活用の実践編でグッときた本書の言葉をまとめました。
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