- 軸を持ちブレがなく、かつ、柔軟に生きていくにはどうしたら良いでしょうか!?
- 実は、ガンディーの言葉にヒントがたくさんあります。
- なぜなら、彼はブレのない、柔軟な人生の体現者だからです。
- 本書は、ガンディーの金言をまとめた1冊です。
- 本書は、普遍的な人間としての生きる道を照らしてくれます。
自分とはなにか!?
未来は、君が今日何をするかにかかっている
033 未来は、君が今日何をするかにかかっている
君の信念が、君の考えになる。
君の考えが、君の言葉となる。
君の言葉が、君の行為になる。
君の行為が、君の習慣となる。
君の習慣が、君の価値観となる。
君の価値観が、君の運命となる。
未来は、君が今日何をするかにかかっているのだ。
ガンディーも、思考と言動の一致を語っています。私たちの思想は、私たちの言動となって現れ、そして、私たちの人生を少しづつ形作っていきます。一朝一夕には、人生は変わりませんが、でも、その向かう先は、すぐにでも変えることができます。私たちの歩みは小さいものかもしれませんが、私たちが向かう先は、今この瞬間にも、一歩も踏み出していない今でも、変えることができます。
正しいと思え、信じることができるベクトルを感じ、見つけ、そして、1歩を踏み出すのです。
勇気を持って。
目的が決まれば手段は決まる
028 目的が決まれば手段は決まる
まずは目的を見つけること。
手段はあとからついてうる。
目指したい先を目指し続けるという目的があり、あるいは、そこへ向かい続けることを楽しむという目的があってこその、手段です。目的地をおぼろげながらでもかまいませんが、確実に感じましょう。
自分自身を変えよ!
022 自分自身を変えよ
そうすれば、君は自分自身をコントロールすることになる。
人間として最高の能力とは、世界をかえることにはない、とガンディーは言い切ります。では何を変えることが最高の能力か・・それは、自分自身ほかなりません。人も、社会も、直接的に変えることはできない。唯一変えることができるのは、自分自身でしかないのです。
人生戦略を考える時にこの視点はとても重要です。変える対象を間違って取越苦労をしないようにしましょう。自分の変化=成長にフォーカスし続けることが肝心です。こちらの1冊「【1日の成長へ!?】人生の成功とは何か|田坂広志」もぜひ拝読ください。

リーダーが意識すべき大罪とは!?
妥協はすべてギブ・アンド・テイクにもとづくが、原則にかんしてはギブ・アンド・テイクはありえない。原則で妥協すると、屈服になってしまう。なぜなら、ギブがすべてで、テイクがゼロだからだ。
071 原則は絶対に譲るな
ギブしかないという視点は、こちらの1冊「【正しく、”ギバー(Giver)”になるには!?】GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代|アダム・グラント,楠木建」とも呼応します。ご縁で繋がる社会の真理を見つめる内容であると思います。

また、ガンディーはリーダーについて「7つの大罪」を意識せよと語ります。
1.労働なき富
2.良心なき快楽
3.人格なき知識
4.道徳なきビジネス
5.人間性なき科学
6.自己犠牲なき信仰
7.原則なき政治
これらの罪を負うと、悪党になると・・。
また、資本についても言及しており、資本自体は悪ではなく、その「使い方」で、悪にもなれば、良にもなると、説きます。どんな形であれ、資本は必ず必要になるとも彼は言います。
最高の力とは!?
人と共に仕事をすること、人を動かすことについても、力のありようをガンディーは語ります。
パワーには2種類ある。罰を恐れて生まれるパワーと、愛によるパワーの2つである。愛によるパワーは、罰を恐れるパワーの何千倍も効果的で永続的だ。
163 罰ではなく愛で動かせ
愛こそ、パワー!
まとめ
- 自分とはなにか!?――変化し続けられるものです!
- リーダーが意識すべき大罪とは!?――7つの大罪を犯して悪党にならないように!
- 最高の力とは!?――愛こそ、パワー!