- 本を読もうと思っているけど、なかなか時間がないよ!って思っている方はいらっしゃいますか?
- 実は、本は読めば読むほど、たくさん読めるようになるかも。
- なぜなら、知識量と、読書速度は、比例するからです。
- 本書は、多読により起業を果たしたマグさんによる、読書のための1冊です。
- 本書を通じて、読書の魅力について改めて触れることができるでしょう。
毎日1%の努力が圧倒的な効果を生む!?
1%の効用を説いた別の本が、ありました。それによると、1%の努力を毎日1年間続けると、なんと約38倍にもなると説かれていました。詳しくは、過去の投稿「【1日1%の積み上げが、1年で約38倍になる!?】「運がいい人」になるための小さな習慣 世界の成功者が実践するたった1分のルール|サチン・チョードリー」をご覧ください。
壮大な、目標にひるまないことです。毎日1%でいいのです。今回、取り上げさせていただくマグさんによると、1%というのは、毎日24時間としたときに、だいたい15分程度とのことです。
15分の読書なら、なんとなくできそうじゃないですか!?
15分は魔法の単位。
はじめに
1日1%の知識貯金で、10年後圧倒的な成果を出す。
確実に差を生み出せるのです。毎日少しだけ習慣をかえてみましょう。
知っているとは!?
読書をすれば、知識が増えます。ものごとの内実や見方、いろんな、考える起点をあなたにもたらしてくれるでしょう。
これが複利的に効いてくるから、1年後38倍もの効果を期待できるのです。
また、知っている状態にもいくつかの分類があります。
2つの軸で考えてみましょう。
ひとつは、「知っていることを」「知らないことを」。もうひとつは、「知っている」「知らない」。こうしてクロスをとると次の4つの象限に分かれます。
- 「知っていることを」×「知っている」=「既知」:すでに知っている状態のことです。
- 「知らないことを」×「知っている」=「未知」:自分が知らないと認識できていることです。
- 「知っていることを」×「知らない」=「無知」:知識が欠けている状態のことです。認知はしているけれど、それが何か知らない状態のことです。
- 「知らないことを」×「知らない」=「不知」:自分が知らないことさえ認知できていない状態です。不知の割合が及ぼす影響は大きく、日常の些細なことから、人生の選択肢まで幅広く関わってきます。
社会で生きていくためには、一定以上の知識が必要になるでしょう。世の中の仕組みや、人生に対する考えかた、、これについて、自分で全部ゼロから見いだせれば、不要かもしれませんが、とはいえ、社会や世の中は人が作っているもの。だとするならば、対外的に知識を得るほうが効率的だと思われます。
知らないことは、大きな損をもたらします。例えば、「確証バイアス」。
「確証バイアス」とは、自分にとって都合のいい情報ばかりが目につき、逆に都合の悪いことは無視してしまう傾向のことをいいます。
「知らない」がもたらす大きな損
人の脳は省エネ志向を持っており、多くのバイアスにより無意識に思考が誘導されています。
世界の大きさはもしかしたら、知識量に比例しているかもしれません。
世界が大きいと捉えることができれば、毎日の行動や思考にも影響を与える内容が変わってきます。
読書の入り口にある知識の会得は、人生も人格も好転させる恩恵のひとつです。
毎日の読書が差をつける
発する言葉が、あなた自身です。発する言葉は、思想と人格によって支えられているからです。
知識があればできること!?
読書を通じて知識を高めていくと、さらに読書の速度をUPさせ、多くの知識を得ることを可能とします。こうした正のスパイラルを生み出すのが、読書なのです。
文字を読む速度は
読書速度の正体
・知識量
・語彙量
・読解力
この3つで決まることがかわってきます。
はじめは、たくさん一時によめないかもしれません。でも、徐々に続けていくと、1%の効用によって、さらに多くの読書をたくさん求めてしまう身体が仕上がるのです。きっと、より良い方向へ連れて行ってくれるファクターのひとつが、読書だと、信じて、読書を続けてみませんか!?
「時間がなくて本が読めない」に対して、「本を読んでいないから時間がない」って意見、私は好きです。
1%読書術 1日15分の知識貯金
朝から木を伐採しているのに、まるで作業が進んでいない木こりに、旅人が「斧の刃を研いだらどうですか?」というと「木を伐るのに忙しくて研ぐ時間がない」と返した、イソップ寓話の話と本質は同じかもしれません。
なるほど・・そういう考えかたもあるのですね。新しい「知識」かもしれません。
まとめ
- 毎日1%の努力が圧倒的な効果を生む!?――1年で約38倍になります。1日の1%は約15分です。
- 知っているとは!?――2つの軸で捉えることができます。既知・未知・無知・不知でとらえてみましょう。
- 知識があればできること!?――さらにインプットの量を増やすことができます。読書は正のスパイラルを描きます。