【直感を信じて、時間を使おう!?】人生が劇的に変わる「瞬読式」時間術|山中恵美子

人生が劇的に変わる「瞬読式」時間術
  • どうしたら限りある人生の時間を、充実させることができるでしょうか!?
  • 実は、「忙しいから時間がほしい」ではなく、「やりたいことがあるから時間がほしい」と思えることが大切です。
  • なぜなら、ヒントは「自分の時間」にあるから。
  • 本書は、限りある資源・時間について考える1冊です。
  • 本書を通じて、自分時間の作り方について意識を向けることができるでしょう。
山中恵美子
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正しい選択のために重要なことは!?

忙しい毎日を送っていますか!?忙しさとは、案外相対的なものです。ある人にとっては、忙しいと感じるし、一方で、ある人にとっては、充実していると取らられるかもしれません。時間の長さも実際には、相対的な感じ方の問題です。時間の流れを早く感じることもあるし、遅く感じることもあります。

この伸び縮みする(かのように感じる)時間の流れが、時間を充実で満たし、よりよい人生を築いていくためのヒントにほかなりません。

「忙しいから時間が欲しい」ではなく、「やりたいことがあるから自家な欲しい」と思えたとき、はじめて忙しさから解放され、自分の時間を手に入れられます。

まえがき

時間の使い方が、上手な人は24時間を幸せな時間で埋め尽くすことができる人です。「今日も充実していたな」と満足してベッドにはいることができるならば、それが1日を幸せな時間で満たせた証です。

人生のタスクは、人に与えられるものではなく、自分で作り出すことです。自分で過ごしたいと思える時間を過ごせたら、それは、自分の時間を豊かにするヒントになります。

時間の使い方を検討するために最初に必要なのは、「全体像を把握する」ことです。自分は何に時間を使っているのか、あるいは、いまから取り組むものごとは全体の中のどんな位置づけにあるのか、をよく見つめてみることから始めてみましょう。

全体像を把握してから、次に細部を見つめてみることで、自分にとって正しい判断を下すことが可能になります。情報処理能力が高い人を観察していると、瞬時によくある情報をまとめ、パターン化して理解していることに気が付きます。

そうして、全体を理解しながら、先に自分は何に集中するのかを決めてしまいます。このマインドセットが、時間を有効につかうことを促します。

これらを自分の意思で行えるようになりましょう。具体的には次の3つのステップが参考になるでしょう。

1)絞る(集中させる)・・取り組むものごとを選びます。
2)先に時間を確保する・・ものごとありきではなく、時間ありきで判断します。
3)ルールを決める・・ルールがない限り、時間が浪費されてしまう可能性があります。

何にフォーカスするべきか!?

「悩む」時間ほど、時間の無駄遣いはないでしょう。「悩む」ということは、何を考えていいのかわからない、どんな選択基準があるのかがわからないじょうたいです。まさに上記の全体像を掴みきれていない状態と言えるでしょう。普段から、時間がない、終わらないと思っている人は、この悩むと考えるの違いが理解できていない可能性があります。

新しい仕事やものごとに触れるときには特に注意が必要です。自分はいま何に直面しているのかが、思考の地図が頭に出来上がっていないので、事前検討が不足するのです。

地図を作るのに大切なのは、経験の量です。たくさんの経験があれば、情報やものごとに相対した時に、パターンとして認識することが可能になります。そうして、直感が働くようになります。

直感で「これをしたい」とピンとくるものがあるなら、迷わずにそれを実行すべきです。

「直感」にしたがう

直感的に自分がするべき、あるいはやめるべきだと感じることは、無意識が呼びかけている心の声です。案外、無意識に従うことで、よりよい時間の使い方を進めるということも可能になるかもしれません。

というのも、人間をコントロールしている無意識の力は絶大です。意識できることの9倍近く、無意識がものごとを決定しているとも言われます。

無意識については、こちらの1冊「【脳は、YES!?】意思決定が9割よくなる 無意識の鍛え方|茂木健一郎」も大変興味深い視点を提供してくれます。無意識について、ご興味をお持ちの方は、ぜひ、ご拝読ください。

無意識の力を借りることで、自分の潜在的なものごとの味方を調整することができます。たとえば、「過去」のできごとを事実ベースで変更することは不可能ですが、その捉え方を変えることは誰にだってできるはずです。

たとえば、急いで仕事にでかけた日に、転んで怪我をしてしまった場合でも、最悪な事故として捉えるのか、あるいは、ちょっと立ち止まって、毎日の時間の使い方を再検討する機会を提供されたと感じるかは、自由なのです。

トーマス・エジソンは「私は失敗したことはない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」という明言を残しています。

「直感」にしたがう

1万1回目にうまくいけば、1万回の失敗は、成功にたどり着くためのプロセスに過ぎないことだと、気づきを得られます。

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信じるべきは○○!?

得意な仕事やものごとに率先して取り組むようにしましょう。反対に、苦手なことは他の人に実践していただくのが良いかもしれません。なぜなら、得意なことは人よりも上手にできる可能性があり、また、成長も早いのに対して、苦手なことはその反対だからです。

まさに時間を上手につかっていくための視点がここにもあります。

思いきってやらなくていいこと、やりたくないことは削除するのが自分の幸福度を上げるための最善策です。

自分のしたいこと、好きなこと、ワクワクすることに集中して時間を費やし、幸福度を上げる

ポジティブな側面に集中するようにします。ものごとは常に表裏一体です。だから、とらえ方次第で、時間の使い方は好転します。

「失敗」→「成功の始まり」
「0点」→「上がるしかない」
「古い」→「趣がある」
「未熟」→「伸びしろがある」
「しつこい」→「粘り強い」

ネガティブな言葉としてでは切り捨てられてしまっていた内容が、ポジティブに変換してみることで、可能性として拾い上げられることだってあるかもしれません。

自分自身にポジティブに向き合って、積極的に時間の使い方を意識してみましょう。

そう言えば、時間という概念について、こちらの1冊「【ただあるのは、ネットワークである!?】時間は存在しない|カルロ・ロヴェッリ,冨永星」も大変刺激的です。ぜひご拝読ください。

まとめ

  • 正しい選択のために重要なことは!?――全体像の把握をしましょう。
  • 何にフォーカスするべきか!?――好きなものごととそれを楽しむ時間にフォーカスしましょう。
  • 信じるべきは○○!?――自分の直感であり、直感は、素直な行動の量で養われます。
山中恵美子
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