- どのように考えると、人生との向かいが上手に行くでしょうか!?
- 実は、自分自ら生きているというよりも、生かされているという感覚が大切かもしれません。
- なぜなら、私たちの出現はそれは、奇跡としか言いようがないことがらだからです。
- 本書は、経営者として多くの人望を集める稲盛和夫さんの言葉です。
- 本書を通じて、いかに生きるか、その視点を得られます。
生かされている私たち!?
人間はより大きな使命をもってこの宇宙に活かされていると私は考えています。
人のあるべき「生き方」をめざせ、明るい未来はそこにある
人は、万物の霊長として、知性を得ました。だからこそ、考えながら生きなくてはならないし、反対に考えることができるのです。幸せに生きることを選べるのが人間なのです。
だから、自分が置かれている状況をよく俯瞰して、動物的に衝動的にならずに、どうしたよりよい世界をみなとともに作っていけるのかを、感謝の気持ちとともにカタチにする必要があります。
そのためには、自分の「魂」を少しずつでも磨いていくことが大切です。前日の投稿「【私たちは、なぜ生きるか!?人間として一番大切なこととは!?】生き方|稲盛和夫」においても、いかによりよい思想をもとに「魂」を研鑽していくのかについての視点がありました。
具体的には、
- 一生懸命、働くこと
- 感謝の心を忘れないこと
- 善き思いを経たないこと
- 正しい行いに努めること
- 素直な反省心で、常に自分を律すること
です。
そして、そのことを通じて、日々の暮らしの中で「自分の心を磨き続けていくこと」を忘れずに、精進を続けていきたいものです。
その先に見えてくるものが、人間としての生き様ではないでしょうか。
私たちの構造とは!?
私は、人間の心は多重構造をしていて、同心円状にいくつかの層をなしているものと考えています。
心の中心に真理とつながる美しい「核」あある
同心円状の心の構造を俯瞰すると外側から、
1)知性・・後天的に身に着けた知識や論理
2)感性・・五感や感情などの精神作用をつかさどる心
3)本能・・肉体を維持するための欲望
4)魂・・真我が現世での経験や業をまとめたもの
5)真我・・心の中心にあって核を成すもの
真我は、真・善・美に満ちているものです。性善説に立ち、人間のより良い心、本当の自分を外に魅せていくことを忘れないようにすればいいのです。本当の自分は、真・善・美にあふれているのだという意識のもと、ものごとと関わっていくことで、きっと新しい角度で人やものやできごとを認識することができます。
人は、認識でできています。自分の認識を変えることができれば、世界は変わります。
たとえば、こんな1冊「【どうしたらしなやかマインドセットになれる!?】マインドセット:「やればできる!」の研究|キャロル・S・ドゥエック」もとても刺激的な視点を提供してくれます。
全宇宙が与えるパワー!?
原理としては簡単なことです。宇宙自身がすべてをよりよくしていこうという意志を備えており、そこに属するあらゆるものにも成長発展を促している。
森羅万象を絶え間なく成長させる宇宙の流れ
宇宙には、「愛」や「慈悲の心」が満ち溢れているとしたとき、私たちが信じるべきものがあるような気がします。善へ向かう自分たちの考えや言動があれば、それは、宇宙の力と共鳴し、成長し変化する力になるのであると、稲盛和夫さんは語ります。
不思議と、私たちがこれまでの歴史の中で、信じてきた宗教観も、「偉大なるなにか」の存在をつねに説いてきました。ひとつのよりどころとして、何を見いだすのかが、一人ひとりに問われ続けてきたのかもしれません。
特に人の上にたつリーダーのような存在は、この心構えをよりよく持つことはとても大切なのです。明確な哲学を基軸とした「深沈厚重」の人格です。謙虚な気持ちと、内省する気持ちと、正義を重んじる勇気を持って、ものごとのより良い見立てと、メンバーとのより良い関係と、激励を活動で提供し続けることが、時代を作るリーダーにとって不可欠な条件になっていきます。
つねに内省せよ、人格を磨くことを忘れるな
つねに内省せよ、人格を磨くことを忘れるな
まとめ
- 生かされている私たち!?――感謝を忘れず、「魂」の研鑽を忘れ内容にしましょう。
- 私たちの構造とは!?――内側から5つの同心円状に広がる構造を意識してみましょう。
- 全宇宙が与えるパワー!?――よりよくあることに「偉大なる何か」は支援してくれます。