【エモは、誰かと笑っていたとき!?】エモ消費 世代を超えたヒットの新ルール|今瀧健登

エモ消費 世代を超えたヒットの新ルール
  • これからの時代の消費を考える時、どのような視点が大切でしょうか!?
  • それは、誰かと笑っていた記憶かも。
  • なぜなら、実際に「エモい」という表現で、世代を超えて受け取られているから。
  • 本書は、そんな「エモ」をマーケティングに活用する1冊です。
  • 本書を通じて、人として根源的な欲求に向き合うヒントを得られるでしょう。
今瀧健登
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エモとは!?

「エモ」とは「誰かと笑っていたとき」の記憶

「エモ」とは「誰かと笑っていたとき」の記憶

例えば、香水について考えたとき、「香りがいい」というのは、機能的な話です。そこを「街ですれ違った人が、元カノと同じ香水をつけていた」となると、感情がついてきます。「ああ、あのころは楽しかったこともあった」と共感するのがエモと言われる感情です。

エモには、3つの要素が入ります。

1)経験があること

「森林の香りの香水がほしい」に対する、「わかる」ではなく、「小学校の林間学校で森の中で遊んだときに感じた香り」に対する、「わかる!」です。自分が経験していないことに対して、心からの感情は湧きません。そう考えると、エモを活用するときに、見るべきは、より多くの人が共通して体験しているなにか、ものごとなのでしょう。

2)ハッピーを感じること

ネガティブな事象に対して、「わかる」を共感をしても、それは、意向にはつながりません。エモは、そのシチュエーションを想像した時に、すこしのハッピーを感じるような、そんな感情です。このハッピーは、「超ハッピー!」のようにテンションバク上げでなくてOKです。尖らせすぎてしまうと、共感を呼ぶことができません。日常の中で、感じるような、ちょっとしたハッピー(小しあわせ)が、絶妙なのです。

3)コミュニケーションがあること

これも大切な要素の1つです。エモは、自分だけでは成立しないのです。人とともにあるのが、エモです。あるいシチュエーションがエモとして、より多くの人の共感を生み、伝播していくには、コミュニケーションが内包されている必要があります。誰かと一緒に笑っていたときと重なる部分です。

人は一人で生きているのではなく、人とともに生きている、そんなありがたみを感じながら、新しい体験を肯定するような、そんなマインドセットを活用するのが「エモ」マーケティングなのですね。

ちなみに、エモを冷静に捉えてみると、「情緒価値」のひとつと表すことができそうです。顧客と共有することが可能な価値のレイヤーについては、こちらの投稿「【価値はレイヤーで捉えよ!?】顧客がほしいと思う30の「価値要素」|エリック・アルムキスト,ジョン・シニア,ニコラス・ブロック,他」もぜひご覧ください。おすすめです。

100点をとらない!?

感覚的な表現になりますが、「めっちゃわかる!」が100点だとしたら、「エモ」は60点くらいのイメージです。

「エモ」は60点くらいの共感

100点満点のあるあるだと、特定の人には、深く刺さるかもしれませんが、それ以上の広がりが期待できないかもしれません。

60点の共感は、その訴求によって多くの人が拡散をしてくれる可能性を秘めています。最大公約数的なエモシチュエーションを見つけて、活用する腕が試されます。

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エモの見つけ方!?

最大公約数的なエモシチュエーションを見つけるには、コツが要ります。ポイントは、定性的なアンケートやインタビューを活用することです。粒度の高い情報を得て、そこからエモシチュエーションを想定していきましょう。

アンケートやインタビューに際してポイントは、次にあげるとおりです。

1)個人的な価値観を聞く
2)「答えの用意」がない質問をする
3)単純に「好きなもの」を聞く
4)好きなものを通したコミュニケーションについて聞く
5)「なぜハッピーなのか」の背景を探る

これらの質問で発見したシチュエーションを次の3つの工夫で広げていきます。

①似たシチュエーションで拡げる
 エモシチュエーションと似た状況はないか
②人物で広げる
 エモシチュエーションの登場人物との想い出は
③時間軸で広げる
 エモシチュエーションの前後にどんなことがあったか

そして何より大切なのが、次に引用するこちらです。

エモを探すためには、まずは自分自身が幸せな状態でなければいけません。

「エモ体質」になるための習慣

自分が幸せでないと、幸せなことを自由に思い出したり、連想したり、共感したりすることがむずかしくなってしまいますからね。

エモを活用して企業が顧客とコミュニケーションをしていくには、SNSを上手に活用することが検討できます。しかし、企業と顧客が直接繋がれる時代だからこそ、注意が必要です。顧客は、企業をひとりの人格として捉えてきます。つまり、顧客と同列に近い存在として理解して、やり取りの可能性を探るのです。だから、掲示板のようなアカウント運営ではなく、双方向のコミュニケーションが前提になります。

双方向のコミュニケーションを考えた時、インフルエンサーとの協働が企業にとって重要なマーケティング施策になります。なぜなら、顧客にとって自分が好きなインフルエンサーが企業やブランドを解釈し、コンテンツを作ってくれることで、直接企業とやり取りすることはしないまでも、インフルエンサーとの相互コミュニケーションが成り立てば、ブランドへの理解・愛着は増す可能性があります。

インフルエンサーを介して消費者と企業が繋がる。そうした構図になっていくように思います。

SNSマーケティングの構図は大きく変わる

まとめ

  • エモとは!?――「エモ」とは「誰かと笑っていたとき」の記憶です。
  • 100点をとらない!?――60点くらいが拡散力を持ちます。
  • エモの見つけ方!?――インタビューやアンケートをしてみましょう。
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