【最強のダラダラ時間対処法とは!?】脱ダラダラ習慣!1日3分やめるノート|中島美鈴

脱ダラダラ習慣!1日3分やめるノート
  • だらだらしていたら、1日あっという間になくなった・・そんな経験ありませんか!?
  • 実は、ダラダラ時間のせいかも!?
  • なぜなら、ダラダラ時間は無意識で、気づくことが難しいのです。
  • 本書は、そんなダラダラ時間の存在に気づき、どうしたらなくすことができるかの1冊です。
  • 本書を通じて、1日を充実させるヒントを得られるでしょう。
中島美鈴
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なぜダラダラ時間が生まれるのか!?

気づけば、お酒を飲みすぎちゃった、SNSをやりすぎちゃった、おやつをたべすぎちゃった、そして、ダラダラと悪習慣をつづけてしまった・・そんな経験はありませんか!?こうした「やめたいと思ってもやめられない行動」には、じつは自分自身の心の声が隠されています。

ダラダラ時間がもたらすメリットに着目すると、自分が何を求めているか探すヒントになります。

  • すぐに達成感を得られる
  • 心地よい体験が得られる
  • ひまをつぶせる
  • 承認、所属の欲求を満たせる

こうしたメリットがダラダラ時間にはあります。これらのメリットは、強力なインセンティブであるため、脳が勝手に求めてしまうものなのです。

この脳の仕組みに対し、意志の力や努力で抗い、悪習慣をやめるのは至難の業です。

はじめに 自分の時間を取り戻そう! 1日3分のノートで悪習慣がやめられる

本書は、著者中島美鈴さんが、大学院時代に心理学で学ばれたあと、臨床心理士としてカウンセリング業を20年以上取り組まれる中で、多くの「やめたいけどやめられない」に向き合って生み出した、やめるためのノウハウが詰まっています。

最強の対処法とは!?

大切なのは、「やめる」ことではありません。本当に大切なのは、「やめなくてはならない行動の背景を知り、その脳ニーズを満たす別の活動を増やす」ことなのです。

やめられない行動の背景には「メリット」があり、それに注目するとその行動がやめやすくなることが知られています。

やめられない行動の<メリット>にこそ注目!

欲求は無視せず、満たさなければなりません。まずは、「本当は何がほしい・・?」と自問自答してみることから始めてみましょう。そんな時、先に上げた「やめたい行動」のメリットを横目に見ながら、何を求めているのかを探してみましょう。

そして代替行動を検討するのです。代替行動を見つけるには4つのコツがあります。

1)やめたい習慣の機能を満たすこと
2)得意で興味があること
3)やめたい習慣と両立しないこと
4)周りから評価されること

これらが満たされていると、やめたい行動のニーズを満たしながら、その上、続けやすくなります。

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1日3分やめるノートとは!?

やめるための行動、言い方を変えれば、やめたいことの代わりに新しいことを始めるステップを確実に進めるために、見える化をしてみることがポイントです。

ノートを作ってみましょう。1日3分間だけでも、そのノートに向き合うことで、やめるきっかけをつくることになります。

1日3分ノートに書くことは次の4つの項目です。

① 今日のできごと
② やめたい習慣の量
③ 本当に欲しかったもの
④ 代替行動

1項目1行程度で振り返りを行います。

たとえば、こんな感じです。

① 今日のできごと・・仕事のミスで上司に叱られた
② やめたい習慣の量・・帰宅して寝るまで4時間(SNSをしてしまった)
③ 本当に欲しかったもの・・上司にわかってもらいたかった。誰かになぐめてほしい
④ 代替行動・・友達と食事

どんなできごとが、やめたい習慣の量に影響を及ぼしているのかを起点に、自分が知らずに求めているニーズにふれることが可能になります。

続けていくことで、ノートの上に自分の姿があぶり出されていきます。思わぬ自分を発見することができるでしょう。

シンプルに! やめるノートに「書くこと」

潜在意識は、自分の行動や考え方に大きな影響を及ぼしていると言います。やめたいことがあって、それをやめようやめよう!と考えていると、反対にそのことばかりにとらわれて、やめられないことが多々あるそうです。やめたいことではなく、代替行動に注目することで、上手に目線をずらすことができ、潜在意識からやめたいことを間接的に遠ざけることが可能になります。

潜在意識の影響については、こちらの投稿「【無敵の潜在意識とは!?】「心地よさセンサー」を磨けば人生は必ずうまくいく!|Kenji」もたいへんおすすめです。ぜひご覧ください。

まとめ

  • なぜダラダラ時間が生まれるのか!?――何らかのニーズを満たすためです。
  • 最強の対処法とは!?――ニーズを見極め代替行動をはじめます。
  • 1日3分やめるノートとは!?――代替行動を検討するために1日を振り返りましょう。
中島美鈴
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