- 朝、しっかり起きていますか!?
- 実は、朝はやく起きることよりも、何をするかが重要かもしれません。
- なぜなら、朝は脳がリセットされているプラチナタイムなので、あなたの1日を、そして、その積み重ねである1年を、さらに人生をも変える力を持っているのです。
- 本書は、そんな朝の過ごし方をマツダミヒロさんが説きます。
- 朝のルーティン30で、あなたの人生がかわるきっかけが得られるかも!?

目覚めて「1分」を制するものが、人生を制する!?
朝どんな寝起きですか!?うとうとしたり、2度寝をしたりもとっても気持ちいいですよね。朝はあまりにも忙しかったり、二度寝で吹き飛んだりして、じつはそんなに大切に扱われていないのではないか!?という人も、少なくないはず。
実は、朝は、「プラチナタイム」なのです。
目覚めてすぐの脳がきれいな状態を、わたしは「プラチナタイム」と呼んでいます。
目覚めて1分が「プラチナタイム」
この好機を逃してはいけません!
この貴重な1分間で、やるべきことは、まだ情報がゼロの状態の自分と対峙することです。人間、「空っぽの状態に好きなものを取り入れること」こそが、もっとも沁みますよね。たとえば、カラカラに乾いた喉に生ビール、ペコペコになったときの塩むすびなどなど、空っぽ状態は、絶大なインパクトの好機なのです。
朝のクエスチョンとは!?
仕事で大切なのは、生産性です。ずーっと仕事をしていることなど不可能なのですから、短く限られた時間で、より高いパフォーマンスをあげていくことが重要になります。
朝の1分間も同じように、生産性です。いかに早く起きるか、ではなく、朝の生産性をいかに高めるかを志向しましょう。その生産性とは、意識の生産性とも言えるかもしれません。
著者であるマツダミヒロさんは、この朝の1分間という短く濃い時間に、たとえば、次の4つの質問を自分自信に投げかけると言います。
今日1日について、
- 1)「どんな<気持ち>になったらいいか」
- 2)「どんな<成果>があったらいいいか」
- 3)「どんな<よろこび>があったらいいか」
- 4)「どんな<行動>ができたらいいか」
を考えてみましょう。
わたしたちの人生は、1日1日の積み重ねでできています。だからこそ、普段から「今日1日が、人生につながること」を意識することが大事です。
習慣4 Question 4 「叶えたいことに近づくために、今日できることは何?」

案外大切にしたいボーッと時間とは!?
朝の充実化、生産性を考えながら、貴重な時間を過ごしてみましょう。また、昼間や夜の時間にも、生産性が必要ですね。そんなとき忘れてはいけないのが、常に爆速で働くのではなく、自分の時間をつくってみることです。
人のために時間を使いすぎると、当たり前ですが、自分の時間がなくなります。自分との対話が減るということは、人生の意義意味についても疎くなってしまい、人生ビジョンが見えなくなってしまうおそれがあります。
実は、自分のための時間は確保しないとできないかもしれません。自分の時間、かつ、余白を大切にしてみましょう
ボーっとした状態を「デフォルト・モード・ネットワーク」と呼び、このとき、脳は普段の15倍もの働きを持つと言われています。
習慣24 Plan 4 「ボーっとする時間」をスケジュールに入れる
私はボーッとすることがとても好きです。常にボーっとしていたいのが本音です。でも、人生はメリハリですね。あまりにもボーッとする時間が長すぎると、その特別感もなくなってしまう気がします。
それこそ、空っぽになった状態の、ボーっとタイムを志向すること、そのルーティンを正しいベクトルで作れるかどうか、が人生戦略にとっては大切なのかもしれません。
本書内では、朝のティップス(過ごし方)が、30も紹介されています。ぜひ、ご覧いただき、ご自身の習慣にできそうなことから初めて見るのはいかがでしょうか!?おすすめです。
同じく朝の過ごし方については、こちらの投稿「【8時までの過ごし方で人生が変わる!?】人生を変えるモーニングメソッド|ハル・エルロッド,鹿田昌美」も、おすすめです!ぜひご拝読ください。

まとめ
- 目覚めて「1分」を制するものが、人生を制する!?――朝は脳が空っぽの生産性の好機です。自分の深層心理に働きかける時間にしましょう。
- 朝のクエスチョンとは!?――4つの質問をたとえば、自分に投げかけてみるのもいいでしょう。
- 案外大切にしたいボーッと時間とは!?――ボーっと時間は、脳の働きが15倍です。余白の時間も大切にしましょう。
