- どうしたら仕事の能率が向上するでしょう!?
- 実は、「アウトプット」を積極的に活用することです。
- なぜなら、「アウトプット」をすることで、フィードバックを得て、次に活かせるからです。
- 本書は、精神科医でご自身でも毎日超絶アウトプットをこなす樺沢紫苑さんによるビジネス指南書です。
- 本書を通じて、インプットだけではもったいない!という意識を持つことができるでしょう。
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インプットよりもアウトプットを増やしたい理由とは!?
勉強や学習をすることはインプットだというイメージはありませんか?大切なのは、実はアウトプットの方なのです。樺沢紫苑さんは、インプット:アウトプット=3:7が◎だといいます。でもなんで、インプットよりもアウトプットを増やすといいのでしょうか?!
アウトプットは「運動」であるということです。
アウトプットとは「運動」である 体で覚える「運動性記憶」が記憶定着のカギ
ここでは、記憶定着をするためのアウトプットを説いていますが、実は、アウトプットを運動として捉えてみると、単に記憶向上だけに寄与しません。
たとえば、過去の投稿「【THE POWER OF JUST DO IT!!】セルフコントロール大全|堀田秀吾,木島豪」では、とにかくまず初めて見ることで、やる気が湧いてくるという見解が示されていました。つまり、アウトプットとはやる気まで引っ張ってきてくれるとも言えるのです。
樺沢紫苑さんによると、アウトプットで得られることは大きく6つあるといいます。
1.記憶に残る
2.行動が変わる
3.現実が変わる
4.自己成長する
5.楽しい
6.圧倒的な結果が出る!
本当に結果まで、つながるのかな!?と思いますか!?じつは、アウトプットに加えてもう一つ大切なポイントがあるのです。それが「フィードバック」です。
フィードバックのポイントとは!?
フィードバックの習慣がない人は、何を反省して、何を次の行動につなげていくか、方向性がまったくわからないと思います。
効果的なフィードバックの4つの方法 「成果」を「成長」につなげるためのステップ
インプットしたら、アウトプット、そして、フィードバックを求めることが大切です。ポジティブなフィードバックももちろんですが、積極的にネガティブなフィードバックも得ながら、せっかくの行動をムダにしないようにしましょう。
フィードバックから得られるポイントは次の4つに分類できます。
1.短所克服と長所伸展
人の成長には、この2つの要素が欠かせません。だから、ポジティブもネガティブも正しく受け取り、自己成長につなげていきましょう。
2.広げると深まる
また、学びを進めていくには、領域を拡げるか、あるいは特定の領域を深掘りをするかの2方向に分けられます。
3.「なぜ?」を解決する
実はアウトプットしていく中で、疑問が生まれてくるものです。これに答えていくことで、さらなる学習へつなげていくきっかけを得ることができます。
4.人に教えてもらう
さらに、最も効果的なフィードバック方法は、人からアドバイをもらうことです。自分よりも知識や経験の深い方にアドバイスをもらうことで、自分で考えるきっかけを得られます。
ビジョンもアウトプットから生まれる!?
人や組織を駆動させていくためには、向かいたい/向かうべき先、ビジョンを設定することが重要です。
「ビジョン」とは、会社や個人が実現したい「理想の姿」「理想のイメージ」です。
率いる「目標」ではなく「ビジョン」を掲げる
こうした、ビジョンも言葉にしてアウトプットしてみない限り、社会や組織からのフィードバックを得ることはできません。経営者の方や、チームリーダーの方の頭の中にあるだけではもったいなくて、アウトプットしながら、最終的な方向性を規定していくことがポイントとも言えるでしょう。
ある意味、ビジョンというのも、経営者や会社がこれまでアウトプットしてみた結果で、方向性が定まるあるいは、確信が持てるものなのかもしれないですね。
まとめ
- インプットよりもアウトプットを増やしたい理由とは!?――アウトプットとは、成果ややる気に繋がる運動です。
- フィードバックのポイントとは!?――4つのポイントでフィードバックを積極的に受け入れましょう。
- ビジョンもアウトプットから生まれる!?――経営者や組織のアウトプットにより、ビジョンは定まり、確信を持てるのでしょう。
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