- 自社の紹介をしたい!うまくPRしたい!効果的な手法はないものか・・・
- 実は、書籍出版という手法がいいかもしれません。
- 書籍なら、潤沢な情報量と正統感を担保しながら、営業ツールとして仕上げることができるからです。
- 本書は、そんな本の書き方について顧客視点の重要性を説いた1冊です。
- 本書を通じて、本を執筆することのハードルを下げ、実践に向けた心構えを得ることが可能でしょう。
初めての書籍出版で大切な視点とは!?
本を書いたことがありますか?多くの人は、おそらく執筆経験はないのではないかと思います。自分には無縁かと思われた書籍出版ですが、実は企業や事業の有効なPR手法だととらえたら見え方が変わるのではないでしょうか。さらに、現在では、オンデマンドパブリッシングやデジタルパブリッシングなど、物理的な在庫を抱えない出版手法が登場していることも知れば、さらに、ぐっと可能性が湧いてくるのでは!?
いまは、かなり手軽に書籍出版を個人や法人ができて、活用できる時代です。
いざ!初めての書籍出版となったときに、どんなマインドで執筆をしていくことが望ましいでしょうか。
無名というハンデがある以上、やはり一番に考えなければならないのは、お客様、読者様に自分の本を届けること。
まずはタイトルから決める
実は、書くぞ!と決めると、「何を書くか」に注力してしまうかと思いますが、そうではなく、お客様視点が重要ということです。お客様である読者の時間をいただくわけですから、想定読者の方が何に困っていて、何を求めているのか、という着眼点を持ち、企画を進めていくことが重要です。
ですから、あなたが書きたいこと伝えたいことを棚卸ししたら、一度お客様目線にたって、十分な内容になっているか、目を惹く企画になっているかを検証することを忘れないようにしましょう。
タイトルを決めることの重要性とは!?
そんな企画がもっとも伝わるのがタイトルです。ここに一筆入魂しましょう。たしかに、数字を使うと目に留まるとか、「なぜ~」を使うと注目されるとか、いろいろなテクニックはあるものの、まず大切なのは、お客様に伝える内容をいかに一言で表現できているか?ということです。
読者様が解決したいであろうキーワード、そして、自分が伝えたい想いをプラスし、またシンプルにパッと意味がわかるようなタイトルにするよう心がけています。
まずはタイトルから決める
大まかな構成のヒントとは!?
書籍は、新書にして70,000文字、ハードカバーにして100,000文字が目安と言われます。ひとつの小見出しあたり、500~1,500文字ですのでそれぞれの出版形態での、小見出し量が見当がつくと思います。
著者であるminさんは、ブログを運営しており、それらの内容を書籍としてまとめられているそうです。だいたい12記事を1冊としてまとめているそうです。ビジネスブログやコンテンツなどを継続的に発信している方は、その内容を1冊の本として仕上げていくことも、始めやすい形かもしれませんね。
仮に、12記事だとしたときに、12の目次が作れます。この流れを検討することが重要です。
- 1~3は、挨拶、事項紹介、なぜこの書籍を書こうと思ったのか。自分の苦悩などもGOODです。
- 4~6は、これまでの自分自身の努力やファクト、行動していることなどです。
- 7~9は、事例など、具体的なコンテンツです。
- 10~12は、まとめとして、全体の構成と成功体験のポイントなどです。
著者は、メンタル系の書籍を多く執筆しているので、上記の1~12の構成は、私の方で、若干ビジネスよりに翻訳させていただきました。この中でも、特に重要なのが、1~3の始め方だといいます。
本の始まりには、○○が必要?!これは、共感だと思っています。
本の始まりには、○○が必要?!
本を書くのも人ですが、読むのも人です。その人が、法人や事業に対していかに共感を覚えてもらうのか?!について、しっかり向き合って、必要があれば、赤裸々に問題点や課題感を共有してみるというのも大切なアプローチかもしれません。
本を執筆することはPRの1つの手段となります。ぜひご検討ください。また、PRの全体像を見失わないこともポイントとなります。特にこちらの1冊「【広報機能をこれから保有するベンチャー企業必見!】話題にしてもらう技術~90.5%の会社が知らないPRのコツ|加藤恭子」がおすすめです、あわせてご拝読ください。
まとめ
- 初めての書籍出版で大切な視点とは!?――お客様=読者にいかに貢献できるかという視点を忘れないようにしましょう。
- タイトルを決めることの重要性とは!?――タイトルは書籍の顔であり、お客様との出会いの最初のタッチポイントです。一筆入魂しましょう。
- 大まかな構成のヒントとは!?――大きく4つの構成を意識して全体をつくりましょう。共感をしていただく視点を忘れずに!