【経産省も注目する人材開発法とは!?】「越境企業」のはじめ方|瀬戸口航

「越境企業」のはじめ方
  • 新しい働き方の中で、どうしたらパフォーマンスが高い人材を育成し続けることができるでしょうか。
  • 実は、「越境学習」がヒントになるかもしれません。
  • なぜなら、越境は、個人の成長の意志を育み、機会を提供するからです。
  • 本書は、人材系コンサルティング会社社長瀬戸口航さんによる、これからの時代の人材育成に関する1冊です。
  • 本書を通じて、これからの時代に求められるリーダーシップのあり方とその作り方を知ることができるでしょう。

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普遍的なハイパフォーマーの本質とは!?

コロナ禍で世界は一変して、働き方が劇的に変化しました。リモートワークは、場所の成約がなく時間を効率的に使えるようになった反面、リアルな業務場面が減ってしまったために労働への強制力をそいでしまっていると指摘されています。人をパフォーマンスで、2:6:2に分けた時、中間層の育成が組織力やひいては経営力にもたらすインパクトは非常に大きいものがあります。ニューノーマル時代において、中間層の育成方法に対する抜本的な見直しが迫られていると言っていいでしょう。

いつの時代も、ハイパフォーマーの特長は不変であるといいます。

「”誰かのために”をしっかりと貫いている人」だ、というのが、最前線に立っている講師たちからの肌感覚の総論でした。

おわりに

著者である瀬戸口航さんの経営する会社のパートナーである人材育成の講師陣への問いで、修練したのが、上記のような見解でした。たとえ、ニューノーマル時代の新しい働き方、学び方、人事育成環境の中でも、”誰かのために”を見つけられるかどうかが、さらに問われています。そして、そのために、特に組織の中間層も、学び続けられる環境を、自ら作り出せるかどうか!?が、求められているのだとおもいます。

今、人事に求められる役割とは!?

2000年代以前までは、企業の中に個人がすっぽりと覆われているような感覚がありました。個人は企業に依存し、年功序列の終身雇用で、定年まで働ければ、老後は安泰でした。

しかし、2010年代様子が少しずつ変わります。企業と個人は対等の関係になって、ワークライフバランスや、社会への配慮、新しい働き方が注目されていきました。

そして、2020年代、コロナ禍によって、新しい働き方がより加速度的に広がりを見せ、かつ、多様性を認める社会や地球全体の環境を考えるスタンスなどの注目もあって、働き方の考え方の拡張が進んでいます。

社会の中で、個人、企業、ビジネスパートナ、家族、地域、グローバル、仮想空間、友人・コミュニティ、顧客を総合的に考えて、仕事を作っていく視点が重要視されています。

こうした変化をうけて、人事のあり方も変化せずにはいられない環境です。

今の時代に必要なのは、あるべき論への当てはめではなく、根底にある欲求を踏まえた育成です。

今、人事に求められる役割とは

8つの視点で、瀬戸口航さんはこれからの人事機能を説きます。

  • 1)「個」の価値観、特性の理解
  • 2)キャリア観の早期醸成
  • 3)十人十色の活躍・成長を見据えた育成体系の構築
  • 4)実務と連動した実践機会・成長機会の提供
  • 5)個別のフォローアップとメンタリング
  • 6)「成長」の振り返り・次なる目標・行動の設定
  • 7)ベースとなる思考力の強化
  • 8)職場育成力の強化(育成支援・自律的成長)

人事機能を抜本的に強化しなくてはならないときに、どのような視点が参考になるでしょうか。実は、経済産業省も注目する「越境」がキーポイントかもしれません。

経済産業省も注目する越境体験とは!?

出稿起業をサポートする経済産業省の事業を施行するにあたって、策定された資料『効果的な越境体験の導入に向けて』の冒頭では、次のように「越境体験の認識」がされています。

  • 大企業の設置する制度・仕組みの下で、
  • 人材育成を主目的として、
  • その大企業に所属する人材が、
  • 所属企業に戻ることを前提として、
  • 所属企業とは関連のない外部企業・機関(スタートアップ等)において、
  • フルタイムまたはそれに準ずるコミットメントによって、
  • その外部企業・機関の業務に携わる体験。
      ▽
  • それによって、越境者が良質な葛藤を得る経験をすることで、自らのスキルやコンピテンシーを変革をすること。

越境体験は「人材育成ならびにイノベーション創出に向けた人事施策」であると、目的と位置づけを表現しています。

若手のネクストリーダー育成のために私たちができること

一度外に出て、所属企業への往還による「良質な葛藤」を通じた成長を期待するのが、越境体験です。

実は、過去の投稿(「【越境人材は、2度死ぬから、生きる!?】越境学習入門|石山恒貴,伊達洋駆」)で取り上げさせていただいた、『越境学習入門』も、本書の中では考え方を用いています。

所属する企業は安心できる場所ではありますが、刺激は少ない環境です。一方で、その反対が、越境先です。この行き来を通じて、人は2回成長する機会を得ることができます。1回目は、飛び出した先で、そしてもう1回は、戻ってきてから・・。

コロナ禍が人や社会に刺激を与えたことで、新しいはたき方や、新しい社会のあり方が、積極的に考えられるようになってきました。私たち個人や組織の学習環境についても、今後、ひとりひとりが、刺激を恐れることなく、キャリア冒険を通じながら、たくましく育つことを期待するのが重要かもしれません。

まとめ

  • 普遍的なハイパフォーマーの本質とは!?――”誰かのために”いられるテーマを見つけ、それに無心で取り組める人のことです。
  • 今、人事に求められる役割とは!?――根底にある欲求を踏まえた育成が求められています。
  • 経済産業省も注目する越境体験とは!?――「良質な葛藤」を通じた育成を促す施策です。

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