【気になる!先端の幸せティップス13】幸福についての小さな書|ミカエル・ダレーン

幸福についての小さな書
  • 社会の中で、「幸せ」が語られる機会が増えてきたと思いませんか?
  • 幸せ先進国の北欧ストックホルムの研究者が「幸せ」を考える13の切り口を明らかにしてくれています!
  • 著者のミカエル・ダレーンは、ストックホルム商科大学経営戦略およびマーケティン学部の教授であり、王立劇場で行った「幸福について」というレクチャーを満席にした逸材です。
  • 本書では、著者が多くの幸せ研究から独自に見出した13の視点を詳しく、そしてユーモラスに語ってくれています。
  • 本書を読み終えると、「幸せ」を考える(いや、実は考えすぎないほうが幸せなのですが・・)ヒントをもらえることでしょう。
ミカエル・ダレーン
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幸福研究は「幸福とは異常な状態だ」という認識の上に成り立っている?!

もしフロイトに聞いたなら、彼はおそらく完全に幸せだと思うなんて、常軌を逸した状態だと答えるだろう。

「幸福である」とはどういう状態か

著者いわく、ハッピーコンデリ症という病気があるようです。これは、自分が幸せじゃないとだめ!という思い込みで、逆に不幸せになってしまうことらしいです。

たしかに、あまりに幸せかどうかを意識することは、強迫観念から、幸せでなくなってしまいそうなことはなんとなく想像に容易いことです。

著者は、「あなたは幸福ですか?」ではなく、「あなたはどのくらい幸福ですか?」と質問するそうです。幸福か、不幸かの二者択一ではあまりにも酷ですからね。幸せじゃないって答えられらない!って思うでしょう。一方で、どのくらい幸福?になら、幸福を前提とするので答えやすくなりますね。

著者は、このように、幸福を俯瞰してみながら、私たちがもう少し幸福になれそうな、幸福研究を次の13のトピックスで紐とてくれています。

1.幸福感の「半分の正体」を知ろう
2.「信じるもの」を待とう
3.都合のいい「想像」をしよう
4.「祝福」しよう
5.いい記憶を「再体験」しよう
6.自分に「ご褒美」をあげよう
7.「体」を動かそう
8.「得意なこと」をしよう
9.「親切」をしよう
10.「感謝」をしよう
11.「人」と一緒にいよう
12.「自分らしく」いよう
13.幸福を真剣に考えるのをやめよう

今回の投稿では、過去に呼んだ書籍の中から、著者があげるティップスと関連する切り口を見つけて、共通点などを見つめてみたいと思います。

「得意なこと」をしよう

何かをするのがうまければうまいほど、それをしたときにフローに乗っている感覚が得られる

フローは「再現」できる感覚

このティップスの中で、著者はフロー状態を取り上げています。フロー状態とは、自分の好きなことで少しレベルの高いことをしている時に体験する、時間が気づかぬうちに流れている現象で、日本語の「夢中」にも親しい概念です。「ゾーンに入る」などというふうにも表現されます。

このフロー状態に入ると、勝手にマインドフルネス状態になると報告する、研究成果もあるそうです。

「好きこそものの上手なれ」という日本語もありますが、もしかしたら、「好きこそものの幸福なれ」なのかもしれないですね。

ちなみに、過去の投稿の「【人生のコンパス持ってますか!?】Dark Horse|T・ローズ他」の中で、標準化の時代から、個別化の時代になり、自分らしい人生設計のあり方が語られていました。その中でも、自分と向き合い、自分の偏愛を見つけることが語られていましたね。

ぜひ一緒に呼んで、幸福な人生のあり方について、見解を深めたいところです。

「親切」をしよう!あげて返ってくるものは大きい!

他人に何かを与えるとき、私たちは自分自身も同じものを得ているように感じる。

脳内では「あげる」と「もらう」が同時に起きる

どこだったか忘れちゃったのですが、アフリカには、「何かをしてもらったほう」ではなく、「何かをしてあげたほう」が「ありがとう」という意味の挨拶をする民族があるそうです。幸せな体験をさせてくれてありがとうなのかもしれませんね。

実は、ペットを飼うという行為自体も、この幸せ要素に直結しているのかなとも、思えますね。ごはんをあげたり、なでてあげたり、トイレの掃除をしたり、散歩したり、手のかかる相手で世話をしてあげることで、幸福を得ているのだと思います。

今、「利他」という言葉を、いろいろなところで聞きます。過去の投稿の「思いがけず利他|中島岳志」で詳しく語られています。

ここでは、あまり見返りを期待せずに、一生懸命行動することで、いずれは利他が起動するかもしれないというお話でした。実は、次のセクションで、著者も幸せを目指しすぎないことが幸せの近道だと語ってくれているのですが、これについて、利他の書籍と同じ見解を見ます。

幸福は、強く求めるほど、遠ざかる!?

幸福は、真剣に考えるにはあまりにも重すぎる。

「強く求める」ほど遠ざかる

幸福というのは、自分で測るにはあまりにも難しい基準です。小さな幸福を積み重ねて、結果的に、あー幸福だなぁと感じることはあっても、それを目指すこと自体は難しいです。

あまりにも意識しすぎるあまり、幸福でないことが強調されて、不幸を感じても意味のないこと。

「幸福は測れません」「幸福は目指せません」「幸福は計画できません」と著者は、たたみかけます。これこそ、幸福についての真実で、あり、幸福との付き合い方に一つの考え方をくれる示唆だなぁと思います。

まとめ

  • 幸福研究は「幸福とは異常な状態だ」という認識の上に成り立っている?!――明らかに幸福である状態とは、何か強迫観念でもない限り、ありえない状態で、それは不幸なのではないでしょうか。
  • 「得意なこと」をしよう――得意なことをすることで、フロー状態になり、幸福を感じられます。
  • 「親切」をしよう!あげて返ってくるものは大きい!――親切をすることで、してあげた人も、自分がしてもらったように感じ、幸福を感じられます。
  • 幸福は、強く求めるほど、遠ざかる!?――逆説的ですが、幸福を求めすぎると、不幸になります。

幸福との適度な距離感をはかれる不思議な書籍です。ちなみに半分近いページは、幸福論文の出典なのですが、本編の語り口は、決して固くなく、友達に「幸せ研究でこんなことがあるのよ」というような雰囲気があって、とても素敵な書籍だと思います。まさに「小さな書」というタイトルがふさわしいです。幸福とは、求めすぎて手に入らず。という逆説的な着眼点も幸福の真をとらえていると思いました。

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