【複雑な問題への向き合い方とは!?】あらゆる悩みを自分で解決!因数分解思考――悩みを解決できないという悩みを解決する対話|深沢真太郎

あらゆる悩みを自分で解決!因数分解思考――悩みを解決できないという悩みを解決する対話
  • どうしたら「考える」ことに得意になるでしょうか!?
  • 実は、因数分解でものごとをとらえるといいかも。
  • なぜなら、ものごとは何らか要素の集合体として認識できるからです。
  • 本書は、世の中のあらゆるものごとを「わけて」考えるアプローチの1冊です。
  • 本書を通じて、「考える」の解像度を上げることができるでしょう。
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ものごとは分けられる!?

ものごとをそのまま見つめるととても複雑なように見えます。あらゆる要素が絡み合って、お互いが影響しあって、一つの結果を生んでいるためです。例えば、小宇宙とも言われる人体の構造だってそうでしょう。めぐりの器官があったり、臓器があったり、そこに外からの刺激や入力があったり・・・それらが互いに影響しあってひとつの人体というものごとを構成し続けています。

例えば、売上も、解像度をあげていけば、次のように分解することができます。

売上=単価×販売数

このように、分解をすることによって、単価へのアプローチが良いのか、あるいは販売数へのアプローチが良いのか、2つの視点で、より具体的に考えることができます。

何も経営だけではありません。

質的な内容についても分解のアプローチは可能です。

さらに例えば、コミュニケーション。

この品質を考えていくときも、

コミュニケーション=質×量

として、分けて考えることが可能になります。

悩みを自分で解決するための手段が「知識」あのであれば、わたしたちはこれから一生、新しい知識を得るために勉強し続けなければなりません。
しかし、もし悩みを自分で解決するための手段が「行為」だとしたら、一度身につければ一生ものです。

はじめに

自分が直面する問題や、抱える課題について、分解をキーに「行為」として解決する方法を提示してくれるのが本書のアプローチです。

メカニズムを見える化しよう!?

一見、複雑なものごとを、分解してメカニズムを特定しましょう。メカニズムとは、要素ごとの関わりのことです。AがBになって、その結果、Cが起こるのように、順番で表現することができます。

メカニズムについては、いくつか過去の投稿でも合わせてご覧いただきたい本があります。「【思考の全体像を身に着けよ!?】解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法|馬場隆明」や「【システム思考×対話がポイント!?】ダイアローグ 価値を生み出す組織に変わる対話の技術|熊平美香」などをぜひご覧ください。

ものごとに関する問題や課題が、何によってもたらされるのかを明らかにしましょう。真因を特定することができれば、問題へのアプローチのスジが良くなります。

また、メカニズムと同じように大切なのが、問題・課題の捉え方です。問題とは、引き算で表現できることを念頭に置きましょう。どんな引き算か?

それは、問題=理想-現実です。理想と現実のギャップが問題ということになりますね。

ここでもものごとをわける思考が役に立つのですね。

大事なことは因数分解の結果じゃなく、そのプロセスでぼんやりしたものをハッキリ言語化していく行為にある

レイレイの教え 第3章
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四則演算と矢印がポイント!?

ものごとを分けることに成功したら、それぞれの要素の関係を検討してみましょう。その際には、四則演算と矢印が役に立ちます。

1.分解<×>、分類<+>は、分ける機能で役に立ちます。
2.大小<->、割合<÷>は、比べる機能で役に立ちます。

そして、
3.因果関係<→>は、原因と結果を明らかにする機能で役に立ちます。

これらの演算と関係性を駆使しながら、ものごとを深く理解し、どこに作用させることがもっとも効率的なのかを検討することを一番最初に考えてみるようにしましょう。

もちろん手持ちのリソースを事前に把握し、また、施策を検討する際にも十分に検討することが大切です。なぜならば、常にリソースは限られているからです。潤沢な資源がない中でも、スイートスポットを探して、少しの入力で一定以上の効果を発揮するアプローチを常に検討しましょう。

因数分解思考を身につけるヒント
「知識を頭で覚える」のではなく、「行為を身体で覚える」必要がある

レイレイの教え 第3章

大切なのは、四則演算と<→>を念頭に置きながら、トライ(「行為」)をし続けることかも知れません。著者の深沢真太郎さんがおっしゃるとおり、行為を続けていれば、自然と身体がそのように動くことができます。頭で考え続けるのではなく、身体を使って、ものごとの理解と解決に取り組んでいくことを志向してみましょう。

でも身体を使うってもっと具体的に言うとどういうことでしょうか・・・日々の行動をいかにおこなっていけるか、そのためのモチベーションをいかに高め、維持し続けられるかに関わる課題かもしれません。

深沢真太郎さんがくださった、視点「思考と身体」については、また別の1冊との出会いを通じても、引き続き考えていきたいと思います。

ちなみにこちらの投稿「【いかに効率的に考えるためのスキルを身につけるか!?】小さく分けて考える 「悩む時間」と「無駄な頑張り」を80%減らす分解思考|菅原健一」も同じように分けるアプローチについて書かれています。ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ

  • ものごとは分けられる!?――複雑なものほど分けることからアプローチしましょう。
  • メカニズムを見える化しよう!?――わけたあとは、仕組みを考えましょう。
  • 四則演算と矢印がポイント!?――仕組みを考える際に+ー×÷→を活用しましょう。
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