【最新学習歴を極め続けよ!?】100年学習時代 はじめての「学習学」的生き方入門|本間正人

100年学習時代 はじめての「学習学」的生き方入門
  • これからの時代をよりよく生き抜く上でキーになることは何でしょうか!?
  • 実は、学び続けることかもしれません。
  • なぜなら、生きること、それすなわち、学ぶことだからです。
  • 本書は、最終学歴ではなく、最新学歴を極めることを説いた1冊です。
  • 本書を通じて、生涯・学習の本当の重要性を知ります。
本間正人
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なぜ、最新学習歴か!?

最終学歴にも確かに価値がありますが、人生100年の時代において、最終学歴とはたかだか10~20代前半のもの。変わり続ける社会において、情報やスキルセット、あるいは、マインドセットを絶えずアップデートしていくことが必要な環境を生きていくためには、心もとないと思います。

最終学歴にも価値はあるけれど、最新学習歴の更新こそが、社会人としての成功の鍵を握り、人生を豊かにする、と言い続けてきました

はじめに 生きることは学ぶこと、学び続けること

最新学習歴が持つ意味とは、次のとおりです。

1)最終ではなく、最新であること。
人生に「学び終わり」はないというスタンスから継続して、学習を続けることです。なぜなら、人間は生きている限り、学び続ける存在であるからです。最近、リカレント教育や、リスキリングが注目されているのは、必然と言えるでしょう。

2)学歴ではなく、学習歴であること。
学歴とは他者(教育基本法)が決めた結果のこと。でも、学習歴とは、自ら定めた行動の結果であるということに大きな違いがあります。自分のために自分で学習を進めていくことの重要性を知ることです。誰かにやらされるのではなく、自分で必要性を感じて、動くことが重要です。

3)最新は学習者にとっての最新であること。
最先端の科学技術や、社会・国際動向などの外の指標が重要なのではなく、もちろんそれも大切なことかもしれませんが、自ら定めた新しいことを知り続けて、その結果どんな考えや行動にフィードバックできるかが、キーです。

その人にとって初めてのことであれば「最新」の学習です。

最新学習歴とは

人とは、そもそも外界との接触を通じて、事故変容を続ける存在なのです。なので、学ばなければならないという義務感ではなく、ついついそうしてしまうという素直な気持ちを大切にしながら、いわゆる「学習」のイメージを払拭しながら、行動を積み重ねていくことが大切だと思われます。

人にとって喜びとは!?

あらゆる生物は変異と適応を繰り返し、進化する。

「学習」を人類の歴史から考える

同時に、一世代の間に行動の変化が確認できるものを、「学習」と呼びます。学び続けることは、それすなわち、「生きる力」を絶え間なくバージョンアップするということに繋がります。生きる力につながる学びとは、机に座って、先生からインプットを受ける、というようなステレオタイプの学習ではありません。

大切なのは、自らの中に問いを持ち、それに呼応する形で見つけられた現象や事象を解釈していくことです。だから、常に学習というのは、誘発され続けていると言っても過言ではないし、事実です。

眼の前のコーヒーから学ぶことだってできるし、キラキラと差し込む、太陽の光からも学習はできる、あるいは、年下の赤ちゃんからも当然のように、学ぶ機会は絶えず提供されています。

「適応」の解像度を上げてみましょう。これは、自分の中に眠っている可能性を開花・発揮させるということです。英語では、ディベロップメント(development)という言葉が当てはまります。

学習は、この「適応」を促進する過程であるのです。

学習の喜びは、もっと広範囲で豊かで深いものです。

学ぶ喜びが鍵

人は、元来、できるようになることに喜びを見出します。

まだハイハイしかできなかった赤ちゃんが自分の二本の足で立ち、おぼつかないながらも、その歩みを止めないことは、人の性を表しています。自分でできるようになること、そしてまだ知らない世界を拓いていくことに、人は無条件の喜びを見出します。

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学習とは繋がりである!?

だから、人は、そもそも学びたい生き物だということを自覚することから初めてみるのが良いでしょう。

学びたいという欲求を満たす、これが学習の根本姿勢です。

学習はやり方次第では楽しい

楽しさ、喜び、ワクワク感といったプラスの感情を意識して、自分が何を知りたいのか、何に興味があるのか、何を突き詰めていきたいのか、という感覚をまず大切にしてみると良いと思います。これは、「教育」によって要請される「勉強」に向かうときとは、対照的な営みになります。

「勉強」というと、ひとりでもくもくと・・というイメージがつきまといますが、「学習」は違います。「学習」のもう一つの特徴として、絶えず他者の介在があります。他者と共に学び続けることと言ってもいいかも知れません。自分がまだ知らないこと、そして他者も知らないことを、互いのダイアログによって、紐解きながら、互いにより良くなっていく、楽しんでいく、そうした経緯自体が、とても重要な体験になります。

そのほうが発想はダイナミックになり、一人で考えるよりもさらに深い思考へと到達できるからです。

ダイアローグ(対話)をしよう

ダイアローグ(対話)が、今後より求められる時代だと思います。なぜなら、答えが1こじゃないからです。そもそも問いが設定されていないことだってあります。なにかしないといけない気がするし、なにかしないと気がすまない、そんな社会のマクロなインサイトが聞こえてくる時代かのようです。

だからこそ、「自分の経験の外側」を積極的に見出し、絶えず「問い」と「答え」を探索することを、他者とともに行っていく活動自体が、よりよく生きるということにつながっていくのだと思われます。

人間は生まれてから亡くなるその一瞬まで学び続ける生き物である

ライフロングの考え方――進化と学習、生涯教育

学びとは、他者とつながることであると、著者の本間正人さんも強調します。そして、仏教の縁起という考え方にも触れられます。こちらの1冊「【仏教の教えを一言でいうと!?】完全版 仏教「超」入門|白取春彦」もぜひご覧いただき、人の間で学びを続けることの感覚を、養ってみるのはいかがでしょうか。

まとめ

  • なぜ、最新学習歴か!?――生きること自体が、学ぶことにほかならないからです。
  • 人にとって喜びとは!?――「新しい自分」と出会うことです。
  • 学習とは繋がりである!?――人は人の間で学びを絶えず続けていくことにあります。
本間正人
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