【やれば、やる気が湧いてくる！？】どんなことでも「すぐやる」技術 クリエイティブな仕事も嫌な仕事も即実行できる仕組みの作り方｜石川和男

最初の１歩が大切！？

気合やモチベーション、根性で、仕事を乗り切ろうとしていませんか！？確かに精神のあり方もとても大切なのですが、仕事が早く進むかどうかは、仕組みに関わっています。仕事が早く進めば、その仕事の内容のクオリティアップに繋がったり、他の仕事に取りかかれたりと、生産性が向上します。それだけではなく、自分の時間が多く取れて、次の仕事のための投資ができます。

仕事は早くやるに越したことはないのです。

では、そのための仕組みってなんでしょうか！？

実は・・・「とにかく早くに手をつけること」です。超シンプルなこのアクションをよりよく理解して、日常生活でトライしていきましょう。

最初の一歩が鬼のように早い。

所得が多いほど実行が早いという事実

著者の肌感覚で、所得が高く、成功している人ほど、仕事に手を付けることが非情に早いといいます。仕事を早くに手を付けることで、自分にその仕事モードを植え付けることができます。仕事モードがあれば、脳が勝手にものごとを考えて整理して、アウトプットまで一気に勝手に、考え続けてしまうものです。

人間とはそのようにある種の惰性をもってつくられているのです。手をつけなければ、それまで。反対に手をつければ、ついつい考えたり、取り組んでしまう。そんな惰性を上手に活用しましょう。

小学校の頃の夏休みの宿題・・８月３１日にドバッとやっていた人も少なくないのでは？！上記のような示唆で、どうしたら夏休みの宿題をいち早く終わらせることができたか？という問いに、もう答えられますね。

そうです。初日にとにかく全部に手をつけてみることです。それだけ。あるいは、全体を眺めて計画表を作成してみるのもいいかも知れません。寝かさないで、まずやってみるそんなアクションを大切にしてみましょう。

ウォルト・ディズニー、ＩＢＭなど、世界的な大手企業をクライアントに持つトップパフォオーマンスコーチ、リー・ミルティアも「成功を収める人々と平均的な普通の人々との違いは、物事を完璧ではなくとも行動に起こす能力にある」と言っています。

所得が多いほど実行が早いという事実

まずやってみる！このマインドセットで行動に移しましょう。

１回だけ、１つだけでいいから、とにかくやってみる
手を動かす。そうすることで興奮し、動き出すことができます。

もし想定外のことが起こったら！？

早くに取り掛かることで、不測の事態が起こったときにも対応することが、できるようになります。

下記の３つのステップを活用しながら、推進力を失わないようにしてみましょう。

ステップ１：「そうくるか」と言って、いったん受け入れる
ステップ２：その後に対策を考える
ステップ３：さらに、前代未聞の予想していなかった状況を楽しむ

楽しむことで、人はリラックスることができます。「実験」と名のつくプロジェクトほど、成功率が高まるのと同じように、リラックスするからこそ、本当の力が発揮されるものです。

「そうくるか」という魔法の言葉を忘れないようにしましょう。

起こった事実を“変える”ことはできません。しかし、起こった事実を“どうとらえるか”はかえることができる。

想定外のことが起こっても、この魔法の言葉ですぐ動ける

過去の投稿「【無意識を見える化できるか！？】無意識のすごい見える化｜梯谷幸司」の一節を思い出します。

本来あなたは何者で、天はあなたに何をさせようとしているのでしょうか。
「ナチスの強制収容所で生き延びた人々は、自分は人生に何を求めているのか？と問うのをやめ、人生は自分に何を求めているのかを問うように考え方を変えていた」

【無意識を見える化できるか！？】無意識のすごい見える化｜梯谷幸司

自分主体ではなく、客観的に自分を見つめること・・全体の世界の中で、自分の存在を捉えていくことが大切なのですね。

やるべきことを言いふらそう！？

周りとの関係性を力に変えていくこともポイントでしょう。そのためには、自分の周囲に何をするかを事前に言っておくと、自分を奮い立たせることになります。

なぜ言いふらすと、ものごとがよりよくすすめることができるのでしょうか！？

その理由は３つあります。

その１）有言実行。あとに引くことができなくなるからです。
その２）協力者が現れます。
その３）自分の情報のアンテナが向くようになります。

メリットだらけ！黙ってやらずに、言いふらす

メリットだらけ！黙ってやらずに、言いふらす

周りの力も借りながら、自分の底力を引き出す取り組みを進めていきましょう。

まとめ