【真の「成長」とは!?】トランジション ――人生の転機を活かすために|ウィリアム・ブリッジズ

トランジション ――人生の転機を活かすために
  • 真の成長とはどんなことを指すのでしょうか!?
  • 実は、2つの「変化」を区別することがポイントかも。
  • なぜなら、外部環境ではなく、内的変化がキーになるからです。
  • 本書は、自分の変化に向き合うための1冊です。
  • 本書を通じて、ものごとをよりよく進めるための自己変革の兆しにアンテナを立てられます。
ウィリアム・ブリッジズ
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2つの変化!?

「変化」には2つあります。ひとつは、社会の変化などの外部環境が変わる変化。もう1つが、自分の内部が変化する内的な変化。この2つの変化を区別して考えることが、自分の成長を考えることにつながっていきます。

ウィリアム・ブリッジズさんは、前者を「Change(チェンジ)」と呼び、後者を「Transition(トランジション)」と名付けています。チェンジは、新しい街への転居や肉親との離別、職場において経営者の交代や、買収など、状況が変わることです。一方、トランジションとは、外的な出来事ではなく、自分が心理的に変化することです。

いろいろな外的な出来事のチェンジに際して、それでも私たちは生きていく必要があります。そんなとき、その変化を受け入れて、自らを変えていけるかがポイントになります。

トランジションを伴わない変化は部屋の模様替えにすぎない。

改訂版を出すにあたって

トランジションが起こらなければ、チェンジを受け入れていることにはなりません。だから、チェンジがその人に機能していないということです。

誰しもに平等に降りかかるチェンジをいかに、取り入れ、トランジションをすることができるかが、よりよい人生の時間を持ち続けていくための秘訣になります。

トランジションを見つめると!?

トランジションは3つのフェーズを経てなされます。

1)終わり
2)ニュートラルゾーン
3)新たな始まり

どんなトランジションもこの3つのフェーズを経ていきます。例えば、スター・ウォーズでトランジションを捉えてみましょう。スター・ウォーズのストーリーは、ものがたりの王道です。主人公が何らかの変化に際して冒険をして、自らの環境を変えることから自分の内面と向き合い、葛藤をし、最終的にはトランジションを手に入れます。

中間三部作の主人公ルーク・スカイウォーカーは、生まれ育った惑星とおじ・おばのもとを離れなければならないという「終わり」から物語がスタートします。そして、新しい環境に戸惑いながらも、ジェダイとしての修行を始め「ニュートラルゾーン」に入る。最終的には、ジェダイとして自らの父親との闘いに挑み克服し、和解の末、「新たな始まり」を見出します。

すべてのトランジションは、「終わり」からはじまります。つまり、トランジションとは、状況に対応する反応の仕方、「終わり」に対処するためのスタイルであると言えます。

私たちは「終わり」の事実と向き合う時、これまで築いてきたアイデンティティと向き合わざるを得なくなります。そして、そのアイデンティティを再構築・再構成していくことが、トランジションの根底となります。

トランジションの過程で、人は「死と再生」を経験する

第1章 トランジションのただなかで

ちなみにものがたりの構成については、こちらの1冊「【「人格」を大切にせよ!?】シナリオ・センター式 物語のつくり方|新井一樹」が大変おすすめです。私たちが熱狂するものは何なのかの解像度を上げることで、ストーリーを活用して、マーケティングしていくヒントを得ることができます。もしかしたら、自分という物語の意味を見出す訓練にもなるかも!?

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アイデンティティを見失え!?

トランジションのさなかにある人々が、徐々に自分自身を集団の中の一人としてではなく、一個人として捉え始めていくプロセスである。

第5章 何かが終わる

終わりのフェーズとなると、私たちは苦痛を感じます。なにか自分がこれまで大切にしてきたものが壊れていくような・・それは、過去の繋がりや過去の関係の中で育てた自分が成仏していく過程です。それまで「現実」であったものが、崩壊していきます。ある程度確固たるイメージのあった自己をもって、それまで外的環境に対応してきたけれど、急にそれができなくなっていきます。

自己イメージが崩壊していく中で、上手に外の状況に対応することが難しくなります。自分の頭の中には「ものごとはこうなっているのだ」というかつての現実の感覚が残っていて、それが、新しく見える世界の中でバランス感覚を失わせ続けます。

小さな失望でろうと大きなショックであろうと、覚醒は、ものごとがトランジションに向けて動き始めたサインとして捉えるべきである。

第5章 何かが終わる

多くの人は、その後、ニュートラルゾーンにはいります。本質的な空虚感を体験し、昔の現実は色褪せ、何も確かな感じがしなくなります。まるで人生の基盤を失ったような感覚の中で、自分の中で新しい自分が生まれてく感覚を待ちます。外見上は、その人はかつてとまったく変わらないのですが、その人の内面は大きなトランジションを迎えています。

空虚感には3つの主要な存在理由があります。

1)変容のプロセスは機械的な調整というよりも、本質的には死と再生のプロセスだということ。
2)崩壊と再統合のプロセスそのものが再生の源泉だということ。
3)再生するためには、カタチをなさない原始的エネルギーの世界に、しばらく立ち戻るしかないということ。

この話に触れると、昆虫の蛹の期間をとリンクします。多くの昆虫は幼虫から成虫に至る過程で、蛹になります。それまでの柔らかな体が硬い殻に変容し、その内部では組織が一度、溶けて再統合されていく過程を経ていきます。その過程があるからこそ、地面を這う幼虫は、空を飛ぶことのできる成虫へと進化を遂げます。

ゴールにたどり着いたときでなく、そこに向かってトランジションを経ていくときこそ人は偉大なのである。

ラルフ・ウォルド・エマーソン

いま、人材市場においてはアンラーニングというキーワードが注目されています。これも過去に定義した自分のスキルをもう一度、棚卸しして、そして捨てて、新しい自分へと向かう過程です。ぜひあわせてこちらの1冊「【成長の秘策は「学びほぐし」!?】仕事のアンラーニング|松尾睦」もご覧いただきながら、トランジションの解像度を上げるトライをしてみるのはいかがでしょうか。

まとめ

  • 2つの変化!?――外的な変化と内的な変化を区別してみましょう。
  • トランジションを見つめると!?――生と死を疑似体験することで新しい自分になる過程です。
  • アイデンティティを見失え!?――自己の再解釈と再統合を素直に受け入れてみましょう。
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