【7つの力を身につけて、よりよい人生を積み重ねよう!?】一流の人間力|井上裕之

一流の人間力
  • どうしたら、社会とのより良い関係を作り、自分の人生を豊かにすることができるでしょう。
  • 人間力を鍛えておくことかも。
  • なぜなら、人間力とは、社会で価値ある人生を生きるための総合力だからです。
  • 本書は、そんな人間力を説き、人間力を伸ばすための1冊です。
  • 本書を通じて、豊かな人生を生きるヒントを得られます。
井上裕之
¥1,725 (2023/11/30 07:55時点 | Amazon調べ)

7つの力が大切!?

本書は歯科医でありながら、潜在意識の第一人者、著者、経営コンサルタントとしても幅広くご活躍される井上裕之さんによる、人生を考える1冊です。井上裕之さんは、中村天風さんに関する著書もご執筆されています。

中村天風さんに関しては、こちらの1冊「【自分の根本を知ろう!?】心を磨く 中村天風講演録|中村天風」や「【やればできる!!】中村天風一日一話|財団法人中村天風会」をご覧ください。

そんな井上裕之さんが、人生をより良く価値あるものにするための「人間力」として、次の7つの力の必要性を説いてくれています。

1)「素直さ」の習慣
2)「学び」の習慣
3)「自責」の習慣
4)「礼儀礼節」の習慣
5)「立ち直る(失敗)」の習慣
6)「自愛」の習慣
7)「成長」の習慣

これらをバランスよく高めることで、「社会で価値ある人生を生きるための総合力」を持つことが可能になります。

特に大切なのは、1番目に掲げていただいている、「素直さ」の習慣でしょう。素直でいることは学びに繋がります。自分で自分のことを積極的に変えながら、挑戦をしていくのは難しいですが、他者に教えやきっかけを得ながらだと、容易になります。でもそのためにも、まずは、環境や周囲に対してOPENであることが不可欠になります。

OPENマインドを醸成するものとして、「素直さ」を大切にしましょう。上司や先輩、信頼している人の意見や教えは、絶対に違うと確信が持てるとき以外は、まずは、素直に聞いて行動に移してみるようにしましょう。

その上でうまくいかないのであれば、「やってみたけどうまくいかないけど、どうしたらいいか」を問えばいいのです。このアクションによって、信頼関係が結ばれやすくなるだけではなく、自分の学び・成長にもつながることができます。さらには、自分が思いもよらないアクションをすることで、自己変革にもつながる機会を得ることになります。

アンラーニングについてもこれからの時代とても重要なトピックスになります。ぜひこちらの1冊「【HOW TO リスキル!?】リスキリングは経営課題~日本企業の「学びとキャリア」考|小林祐児」も合わせてご覧ください。

素直さがあれば、チャンスがつかめ、可愛がられ、知らなかった世界を見ることができます。

「ありがとうの価値」は、素直さで決まる

ありがとうを大切に!?

自分をOPENに保つために必要なのは、生かされているというマインドセットです。自分が自ら生きているのではなく、ご縁や他者の支援や社会の中で、生かされているからこそ、存在しているのだという気持ちを持つことです。そうすれば、自然と感謝の気持ちが湧いてきて、すべての機会に感謝の念をもって、前向きに取り組むことが可能になります。

ものごとは、すべての人にまんべんなく、公平に降り注ぎます。でも、幸運な人は、この公平に降り注ぐ、運の捉え方が異なります。OPENなマインドセットで、積極的に運を見つめていれば、そこから自分にとってよりよい運を捉え、幸運に恵まれることが可能になります。

誰と一緒にいるか、どういう仕事をするか、どんな本を読むか、などあらゆる行動は「成長する」かどうかが決め手になっています。成長したいと願うだけではなく、環境に感謝をしながら、自分をOPENに保ち、流れを取り込めるようにいつでも準備をしてみましょう。

あらゆる場面で謙虚でいることこそが、自分を変革し、結局は周囲に対して、よりよい影響を与えていく力になります。

「ありがとう」は、いまを大切に生きることにつながる言葉

「ありがとうの価値」は、素直さで決まる
井上裕之
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無我を知ろう!?

個性の時代と言われます。自分の軸を大切にすることは大切です。ですが、自分をあまりにたいせつにするがあまり自分の内発的な発言や行動を優先し続けていれば、社会の中でバランスを取って行きていくことは困難になります。

そうしたジレンマを常に私たちは抱えています。

個性か、それとも、周囲との協調か。

この両方が、大切なのです。

ジレンマにこそ、ものごとの本質が隠されています。私たちは、二元論に逃げることなく、その両方を包み込むか、もしくは、絶妙に常にバランスを取るかの活動を続けていくことが求められます。

学びの価値を最大化したいなら、いったん自分を捨てる

学びの価値を最大化したいなら、いったん自分を捨てる

自分の意志や目標を大切にしながらも、成長のためには、まず自分を消して、環境に流されてみることも大切なのです。まず相手の言っていることを聞いてみる、そこにジャッジをせずに聞いてみながら、相手の経験に浸ってみる状況を味わうことが、他者と共に仕事を進める上で大切なマインドセットです。

そうした環境を獲得することができたのも、自分が一生懸命に活動していたから、と捉えてみるもの良いかもしれません。自分に降り注ぐあらゆる機会を、自責として捉えて、他者のせいにするのではなく、一生懸命になって、自分の活動を紡ぎ続けていく先に、豊かな人生が積み重なっていくのです。

こちらの1冊「【思考信託(=まねる)で、自分を超えよ!?】流される力|泉正人」もぜひご覧ください。興味深い視点を得ることが可能になります。

まとめ

  • 7つの力が大切!?――まずは「素直さ」を大切に、人生を積み重ねましょう。
  • ありがとうを大切に!?――OPENなマインドセットで、活動を磨くことができます。
  • 無我を知ろう!?――我を通すのではなく、周囲との協調の中に、自分を見出しましょう。
井上裕之
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