- 定常社会において、新しい指標が必要だ・・
- そんな実業家、実務者の方、少なくないのでは!?
- 実は、マーケティング×禅の考え方がポイントかも!
- 本書は、Apple社も実践したと解釈できる禅思考でマーケティングを動かす視点を得られるでしょう。
- 本書を通じて、これからの社会の会社や事業の舵取りの視点を得られるでしょう。
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マーケティングZENとは!?
マーケティングZENとは、これまでのビジネスのあり方を見直す!という視点を持つことです。これまでは、成長社会の中で、拡大こそが良だったと思われていました。しかし、いま、成長が頭打ちになった社会の中で、より質を求める時代への転換が求められています。SDGsや、持続可能社会などのキーワードはそうした背景から生まれていると解釈もできます。
無駄を削ぎ落とすことなどを通して、持続可能なビジネスを実現し、同時に全体の幸福を願うマーケティングアプローチである。
マーケティングZENを定義する
マーケティングZEN実装のステップとは!?
ビジネスの転換を目指すためには、確実なステップが必要になります。マーケティングZEN実装のステップを以下のように設定します。
1)己を見つめる
ブランドの立ち位置を明確にしましょう。ここで重要なのは、ブランドとは、他者(顧客)と自社(内発的な気持ち)との期待値であるということです。これを念頭に、ブランドとは何か、を見直すことがポイントです。
2)手放してビジネスモデルをスリムにする
1の視点に沿って、肥大化、複雑化したビジネスモデルや領域、事業レイヤーをスリム化しましょう。
3)ビジネスの最適なサイズを探す
規模の拡大を目的とせずに、持続可能なビジネスのサイズを探しましょう。
4)マーケティング施策を絞る
マーケティングの無駄を省き特定の施策に注力しましょう。案外、顧客は複数チャネルを使い分けていないかもしれません。
5)顧客との関係性を整える
パーパスを共有化できる関係構築を、顧客と行いましょう。顧客の定義は、ステークホルダー全体を指すことも意識してい見ましょう。
マーケティングZENに取り組む企業は、長きにわたり愛される。
マーケティングZENの枠組みで羽ばたく企業
禅について基本的な情報を得るためには、こちらの投稿「【禅は、生きる知恵!?】人生を整える 禅的考え方|枡野俊明」がおすすめです!ぜひご覧ください。
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マーケティングZENが大切にする着眼点とは!?
一本通したマインドセットは、「全体の幸福を願う」ということかもしれません。
ビジネスにおいては「利他の精神」が重要であるとよく言われる。『広辞苑(第7版)』の「利他」の項目には、「自分を犠牲にして他人に利益を与えること。他人の幸福を願うこと」などと書かれている。
全体の幸福を願う
「他人」の部分が強調されているが、マーケティングZENにおいては、自分や他人という括りを超えた「全体」の幸福を願う。見返りを求めるのではなく、パーパスを意識して行動するだけだ。
この全体感を見つめる愛の視点が、結果的に利他的として映る可能性がありますが、最初から利他を目的としていないところがポイントということですね。
また、シンプルに、施策を絞り込むこと、ものごとをとらえることも大切でしょう。Appleコンピュータの戦略を見ると自明です。さらに、しっかりとパーパスに照らして対応すると決めた目の前の業務を一生懸命になって取り組むこともポイントです。機が熟せば、自然と継続可能なものになります。タイミングが重要です。
まとめ
- マーケティングZENとは!?――禅の思想で定常化社会におけるマーケティングを進めることです。
- マーケティングZEN実装のステップとは!?――上記1~5のステップを意識しましょう。
- マーケティングZENが大切にする着眼点とは!?――「全体感」を忘れないことです。
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