【作戦名の見つけ方とは!?】きみの人生に作戦名を。|梅田悟司

きみの人生に作戦名を。
  • どうしたら、自分の人生のテーマが見つかるでしょうか。
  • 実は、「行動」を起点としてその「きっかけ」「学び」をとらえていくことがいいかも。
  • なぜなら、「行動」→「学び」が、次の「きっかけ」になっていくからです。
  • 本書は、生き方を自分で定めなくては生きづらい時代の処方箋的1冊です。
  • 本書を通じて、自分のテーマを探す「きっかけ」を得られるでしょう。
梅田悟司
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人生のテーマは、見えない螺旋状のスパイラルである!?

自分の人生のテーマを見つけていく必要が、どうやらありそうです。これまでのように、大学を出て、就職して、定年まで働いていたら、幸せか、というと、誰しもがそうではないのではないか、と気づいてしまっているからです。

他者の評価ではなく、自分の納得感で、人生を切り開いていく必要があります。

前回の投稿「【人生は、コネクティング・ザ・ドットである!?】きみの人生に作戦名を。|梅田悟司」では、「行動」に一貫性を見出すのではなく、「信念」に一貫性を見出すことが重要だということを学びました。

今回は、具体的にその「信念」の一貫性の見出し方を探ることとしましょう。

「行動」軸ではなく、その「行動」の「きっかけ」と「学び」を見つけることで、「信念」の一貫性を探ることができます。「行動」→「学び」→「きっかけ」→「行動」→・・・というふうに、見えない螺旋状のスパイラルで、人生は「信念」の一貫性を描いていきます。

見えない一貫性は、見ようとしなければ見えない。行動ではなく、地続きの人生に目を向ける。

行動の根底に流れる価値観に光を当てる

見えない螺旋を見つける、9マス思考の使い方とは!?

大切なステップは、次の3つにあります。

  • 1)振り返る・思いを馳せる
  • 2)再整理する
  • 3)結晶化

このサイクルを回していきましょう。

このとき、雛形となるのが9マス思考法です。

縦には、「活動」を中心にその上下に「学び」と「きっかけ」を。そして横には、時間軸を。まずは「活動」から初めて、その前後関係をつなげていきましょう。きっと、スパイラル状の「信念」の一貫性が見えてきます。

言葉だけが足りない。言葉さえあれば、行動を起こす小さな勇気が生まれる。

思考と行動は言葉で接続される

人生の変化の捉え方とは!?

このようにして、人生に一貫した「信念」を見出したら、変化を感じてみましょう。その時、変化のもたらし方も大切な視点です。

世界を1ミリではなく、1度動かす。

世界を1ミリではなく、1度動かす。

1ミリ動かすことも大切だと思います。しかし、1ミリは、たった1ミリでしかない。1ミリ動かしたら終わってしまう可能性があります。そうではなく、1度動かすことを志向してみることが大切なのです。距離ではなく、角度を見定めていれば、きっといつか莫大な距離になっていると思いますし、その変化を期待して、多くの仲間が集ってくるでしょう。

大切なのは、ベクトルなのです。

過去の投稿「【学校で教えてくれないWHOの話とは!?】WHO NOT HOW 「どうやるか」ではなく「誰とやるか」|ダン・サリヴァン,ベンジャミン・ハーディ,森由美子」でもどのようにやるかの前に、誰とやるか、を解いていました。ここのWHOを巻き込むときの重要な視点として、このベクトル(1度)理論は大きく役立つのではないでしょうか。

1度をつきつめて、毎日の活動をしていく中で、これまで誰かに与えられていた、枠組みよりもはみ出してしまうことも増えてくるでしょう。でも、それでいいのです。

最後は、肩書を捨て、活動家に向かう

最後は、肩書を捨て、活動家に向かう

誰もが、肩書を与えられることにはじまって、活動家になっていきます。「職業、活動家」という世界観です。何をしているのかよくわからないけれど、その人のまわりで何か起きている人たちを活動家としてとらえてみると、人を見る目が変わってきます。

活動家として生きていくには、何をしているのかよくわからない人になることを恐れないことが大切です。そして、自分さえもなにをしているのかよくわからない状態から這い上がるために、活動や信念の解像度をあげていくことが大切です。まさに、言葉にして、概念をとらえるのです。これこそが、まさに、「人生に作戦名を」の真髄であるのです。

「自分が何をやっているのか」「どんな活動をしているのか」「何のためにその活動をしているのか」の解像度を上げていくことは、結果的に「自分がなんのために人生を使うのか」「どんなことを成し遂げたいのか」に直結する。

何をしているかわからない人たちは、何をしているのか

過去の投稿「【「今日も楽しかった!早く明日も仕事したい!」と子どもに言う毎日とは!?】「組織のネコ」という働き方 「組織のイヌ」に違和感がある人のための、成果を出し続けるヒント|仲山達也」のネコやトラ的働き方について、別の角度で、具体的な言葉を与えてくださいました。

本書の中では、とても深い言葉が続きます。ぜひ、一度今回ご紹介した『きみの人生に作戦名を。|梅田悟司』をお手にとって、すてきな言葉を噛みしめてみてください!きっといいことがありますよ!

まとめ

  • 人生のテーマは、見えない螺旋状のスパイラルである!?――「行動」について「きっかけ」と「学び」を整理してみることで、見えない一貫性を見出してみましょう。
  • 見えない螺旋を見つける、9マス思考の使い方とは!?――「行動」と「信念」を言葉で接続しましょう。
  • 人生の変化の捉え方とは!?――1ミリよりも、1度。
梅田悟司
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