【実は・・きちんと知らないビットコイン!】最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン|大塚雄介

最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
  • これからのフィンテックの主役となるビットコイン(ブロックチェーン技術)ですが、その正体をきちんと捉えていますか?
  • 実は、ビットコインを正しく知ることは、未来における社会・組織・個人のあり方を考えるヒントになります。
  • なぜなら、ビットコインとこれを支えるブロックチェーン技術は、これまでの管理手法とは全く異なる、極めて民主主義的な方法をとっているからです。
  • 本書は、コインチェック代表大塚雄介さんによる明快なビットコインとブロックチェーン技術の俯瞰的な1冊です。
  • 本書を通じて、価値について考えを深めることができるでしょう。

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大塚雄介
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ビットコインの6つの特長とは!?

ビットコインが登場して数年が立ちました。コロナ前後に急騰・急落を続け、記憶に残っている方もいらっしゃると思います。通常の通貨と比べるとだいぶ性質が異なるビットコインを始めとする仮想通貨ですが、その正体をみなさんはご存知でしょうか。

実は、通常の通貨のように国や中央銀行などの管理主体がなく、分散であるということが最大の特長です。

ビットコインには発行主体も管理主体もありません。そのため、成長・進化するのは、組織ではなくテクノロジーです。

03 ビットコインはほかの「資産」とどう違う?

さらに細かく捉えていくと次のような6つの特長を持ちます

  • 1)実態を持たないバーチャルなお金(仮想通貨)
  • 2)持ち運び自由の電子データ(デジタル通貨)
  • 3)特定の国に属さない(国際通貨)
  • 4)民主的な運用とP2Pネットワーク(分散型通貨)
  • 5)暗号を解く鍵がないと送金できない台帳技術(暗号通貨)
  • 6)投資対象として魅力あふれる資産(暗号通貨)

まさに、新時代の管理手法、分散型・ポータビリティ、そして現在では資産としての可能性も多分に感じられる、そんな信用の形がこのビットコイン(仮想通貨)なのです。

さらに、ビットコインを捉える3つのポイントとは!?

目に見えないものごとに、なぜ価値が見いだせるのでしょうか!?

ビットコインの信用はどこから生まれるのでしょうか。大きく分けると3つあります。

01 バーチャルなお金に価値が生じるのはなぜ?

この3つのポイント次のようなものです。

  • 「誰も偽造・改変できない(はず)」という信用。
  • 「特定の国や企業の思惑に左右されない」という信用。
  • 「有限である」という信用。

とくに注目したいのが3つめ。じつは、発行枚数が決まっているんです。2100万枚です。この2100万枚ですが、すべて発行されるであろうと予測されているのが、2141年だそうです。だいぶ先のことですが、この希少性こそが、価値の基本となります。

通貨の原点を知るとこの、希少性の考え方に敏感になれます。

もともと、通貨は金の代替として登場しました。

かつて金(ゴールド)本位制だったときは、紙幣というのはあくまで金(ゴールド)といつでも交換できるものという位置づけでした。

01 バーチャルなお金に価値が生じるのはなぜ?

で、金を持ち運ぶのはしんどいんで、それを金庫に預けておいて、そこにありますよ証明を出していたそうです。それが貨幣でした。しかし、産業革命後に国の経済力=国が保有している金の量に誤差が生じ始め、すっかり貨幣の発行量が金の採掘量を抜いていったそうです。

そもそも人類がこれまでに掘り出した金(ゴールド)の量は、全部あわせて18万トンあまり、50メートルプールに換算すると3.7杯分程度しかないといわれています。

01 バーチャルなお金に価値が生じるのはなぜ?

貨幣はすっかりバーチャルなものになりました。信用は、国の力でした。円安が浸透している今、それも揺らいでいるようにも思えますが・・。

さて、ポイントは、金のように限られたものごとは、価値が高まるということです。希少性ですね。ちなみに、ダイヤモンドの価格低下をしないように採掘量をデビアスがうまくコントロールして市場を構築した話は、有名です。

ビットコインも2100万枚という上限が保証されているからこそ、一定の価値と信用が担保されているのです。

マイニングとは、何なのか?

ビットコインは2100万枚まで発行が可能ですが、まだ、全て発行されていません。発行数は、とある仕組みによっているからです。ビットコインは、商取引を記載したブロックを、チェーン上につなげて記録すると、取引が完了する仕組みになっています。

それで、このチェーンに新しいブロックをつなげるを10分に1回行うのですが、このとき「カギ」を見つけないと連結されません。その「カギ」を見つけるには膨大かつ運も大切な暗号計算が必要です。途方もない計算量の結果、うまく「カギ」があえば、10分に1回の連結をすることができます。

この「カギ」を見つけると、その事業者あるいは個人にビットコインが付与されます。

これらの一連の行動をマイニング(発掘・掘削)といっているのです。

マイニングレースに参加する人たちのモチベーションはずばり、報酬としてビットコインをもらえることです。毎回数式をいちばん先に解いた人は、6.25ビットコインを得ることができます。

06 マイニングって具体的に何をするの?

現状、6.25ビットコインなのですが、これが4年に1回オリンピックの年に半減していくといいます。これはムーアの法則(=半導体最大手の米インテルの共同創業者の一人であるゴードン・ムーア氏が1965年米「Electronics」誌で発表した半導体技術の進歩についての経験則で「半導体回路の集積密度は1年半~2年で2倍となる」という法則)によるところがあります。よりマイニングが容易になるから、報酬は半分ですよ!ということですね。

そして、もうひとつしばりがあって、1ビットコインは、分割できる下限が決まっています。この下限にまで報酬半減が到達するのが2141年ということです。

掘り尽くす終点は決められているのですが、その後は誰にも想像しえないといいます・・。

これらのチェーンを結びつけるブロックチェーンの技術を活用したのがNFTです。本書の中でも詳しく語られていますが、こちらの書籍もおすすめです!「【NFTってなんだ!?】だれにでもわかる NFTの解説書|足立明穂」。ぜひお手にとってみてください!

まとめ

  • ビットコインの6つの特長とは!?――通貨として全く新しい6つの特長により注目されています。
  • さらに、ビットコインを捉える3つのポイントとは!?――偽装できない、国に依存しない、有限であることがポイントです。
  • マイニングとは、何なのか?――ブロックをチェーンにつなぐときの「カギ」を見つけたビットコイン配布の報酬を得ることです。

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