【アナログパワーで効率化!?】精神科医が実践するデジタルに頼らない効率高速仕事術|井原裕

精神科医が実践するデジタルに頼らない効率高速仕事術
  • デジタルツールを使った仕事の効率化の本が増えているけど・・どうも馴染めないと感じていたりしませんか。
  • 実は、「アナログ」をちゃんと突き詰めると、仕事を前に進める力になるかも知れません。
  • なぜなら、精神科医の井原裕さんは、超多忙な医師として働く中で、3つのアナログ視点を用いて、効率的に業務を回しているのです。
  • 本書は、そんな井原裕さんの仕事術に関する1冊です。
  • 本書を通じて、自分の仕事の進め方について、見直すきっかけを得ることができるでしょう。

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「発想の管理」とは!?

アイデアはすべて5秒以内に手帳に記すこと

はじめに――精神科医の考える仕事の方法

偶然のタイミングで訪れたアイデアは、優れたものがあるものです。リラックスしたタイミングで浮かんだものは、案外本質をついています。しかし、そうやって生まれたアイデアは、頭に浮かんだ瞬間に捕まえなくてはすぐに消えてしまうものです。だからその場で、メモを取ることが重要。

著者の井原裕さんは、24時間、ペンを挟んだA6サイズのメモ帳を持ち歩いていて、すぐにメモできる環境を作っているそうです。

デジタルデバイスよりも、圧倒的に操作性がよく、電池も使わず、そして、起動も極めて早い、こんな便利なアナログデバイスを使わない手はない!と、言います。

「書類の管理」とは!?

必要な書類の9割を30秒以内に机上に取り出せるようにすること

はじめに――精神科医の考える仕事の方法

探しものというのは、脳にかなりの負担をかけるといいます。医師として業務にあたるにおいて、書類があまりにも多く、書類の整理をしなくては、大幅に業務効率が下がってしまうそうです。

現在では、だいぶペーパレス化が進み、書類で仕事をされる方は減ったと思いますが、もし、まだ書類を中心に仕事を回している方がいらっしゃれば、井原裕さんのような書類整理術はご参考にいただけるかも知れません。

打合せごとに、封筒を作成して、それに打合せの日付と内容を明記して、ダッシュボードに保管しておくのだそうです。そうすれば、打合せで利用する、あるいは、した、書類が整理整頓されているだけではなく、次の打合せの日時・内容把握にも役立つといいます。

リアルな現場に赴き仕事をする、医師ならではの工夫だと思います。実は、こうした工夫はデジタルデバイス(PC)でも実践することができます。実は、私も、案件ごとに日時のフォルダを作り、その中に、メールで届いた書類や、タスクリストを保管しておいて、順番に並べておくようなことをしています。終了すれば、各案件や得意先ごとのフォルダに移動すれば、OK。ぜひみなさんも、実践してみていただけると、新しいヒントがあるかも?

「時間の管理」とは!?

時間管理の中心に睡眠リズムを置くこと

はじめに――精神科医の考える仕事の方法

これは最も重要なことですね。7時間以上8時間未満の平均睡眠時間の人々がもっとも抑うつが低く、そこから長くなっても、短くなっても抑うつは高くなる傾向があるそうです。これは平均なので、自分にとって最適な睡眠時間を探りつつ、それを確実に守る取り組みがポイントです。そして、日中の生活を主役に考えるのではなく、夜寝る時間を主役に、日中を組み立てていく発想が、重要だと、井原裕さんはいいます。

そして、日中もパワーナップを駆使して、前半後半のパフォーマンスを向上させると言います。8時間の睡眠時間をとるとすると、(1日)24時間-(睡眠)8時間=(起きている時間)16時間となります。16時間のハーフタイム、ちょうど8時間目くらいに15~20分のお昼寝を挟むと、ちょうどいいそうです。

習慣化については、こちらの投稿「【幸せな毎日の作り方とは!?】今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す|樺沢紫苑」もおすすめです。脳で発せられる物質を起点に考えると、新しい習慣の組み立て方のヒントになります!

まとめ

  • 「発想の管理」とは!?――アイデアはすべて5秒以内にメモしておきましょう。
  • 「書類の管理」とは!?――必要な書類の9割を30秒で取り出せるように整理しましょう。
  • 「時間の管理」とは!?――時間管理の中心に睡眠時間を置いて、日中のスケジュールをたてましょう。

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