【ICT×保育の新たなる希望とは?】保育施設の未来地図|土岐泰之,ユニファ株式会社

保育施設の未来地図
  • 待機児童問題、長時間労働、高い離職率など、保育にまつわることって、なんだかネガティブなことばかりだと思っていませんか?
  • 実は、そんな保育の世界をICTの技術で革新しようとしているのがユニファ株式会社なんです。
  • ユニファは、独自開発ツール「ルクミー」で、保育者のアナログ業務をデジタル化して時間と心のゆとりを創出します。さらに、保育記録の充実化も支援し、保育の質向上にも貢献します。
  • 本書では、ベンチャー企業であるユニファの実証実験の内容や実験先のリアルなお声を知ることができます。
  • 本書を読み終えると、未来における保育の可能性におもわずワクワクして、保育のイメージがまったく別物になるでしょう。
土岐泰之,ユニファ株式会社
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保育の現場には圧倒的に「ゆとり」が欠如している。

保育者や子育て世帯に対してとにかく「大変そうですね」というポジティブでない見方や風潮があるように思います。

はじめに――みんなが幸せになる「理想の園」とはなんだろう

0~6歳の時期は、人間にとって最も根源的な感受性や人としての土台を作るタイミングと言われています。そして、この大切な時間の多くを保育園や幼稚園で過ごすのが一般的な子育てスタイルとなっています。

激動するVUCA時代において、強くしなやかに自分の人生を生き抜いていく子育てを目指すのであれば、この時期の充実化は捨て置けない問題であるはずです。

しかし、保育の現場は、豊かな成長の場所というよりも、「大変そう」なイメージがつきまといます。

ユニファによると、保育園等の保育現場における問題は「人と組織」が大きいと言います。園と職員間の保育方針のズレ、子どもたちの安全と育ちを預かるという重責、長時間労働、給与や福利厚生への不満などです。これらの問題を解決するには、ゆとりが足りていません。

高い志を持って保育の現場に入っても、理想と現実のギャップの中で苦しみ、辞めていく・・この負のスパイラルをICTの力を活用して絶ち、真に理想の園を目指そうと立ち上がったベンチャー企業が、ユニファ株式会社です。

創業者であり、現代表取締役の土岐氏は、九州大学を卒業後、住友商事や外資系コンサルティング会社を経験した後、当社を起業しています。起業のきっかけは自身の子育ての経験と、その中で奥様の支えがあったからと本書の中で振り返っています。

ICTで保育現場に時間と心のゆとりを生み出す。

子どもを起点として対話をできれば、環境がかわってくる

「スマート保育園・幼稚園・こども園」構想

ユニファ流のゆとり創出はICT技術を活用したものです。アイデアの根幹は「写真」にあります。園でのびのびと過ごす子どもたちの写真を園内に配置したカメラで収めていく。それを元に、保育者や組織、保護者が子ども中心に対話をできる菊花っ気を作ること、これがユニファの着眼点です。

土岐氏は、ご自身のお子さんとのやり取りからこのアイデアを生み出したと言います。子どもとの時間を大切にしようと、「今日、保育園はどうだった?」と聞いても「忘れた。。」と返されてしまう。そんな時に、写真があれば、それを起点に質問を投げかけられるはずだ・・と。

このコアアイデアを実装するために、ユニファが大切にしたことは、足元の問題点を解決することです。つまり、膨大なアナログ作業で苦しむ保育者をデジタルの力で解放してあげることでした。

具体的には、保育記録等をデジタル化したり、お昼寝の5~10分おきのチェックを身体センサーで自動化することです。ある保育園では、時間のゆとり(業務時間の削減)が65%も生まれたそうです。

これにより、保育者は時間と心のゆとりを得て、保育の質の向上を目指せるのです。そこで役に立つのが、先述の写真です。写真を通して、「ドキュメンテーション」と呼ばれる毎日の保育を写真付きで「記録、振り返り、予想、計画」の視点で考えていくレポート作成が、容易に可能になります。

ユニファのパーパスは「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」こと。

「家族」とは、血縁関係に限らない、広い意味での家族を指しています。

長いあとがき――ユニファがこの世に生まれた理由

ユニファは今、このパーパスに向けて、確実な歩みを進めています。

全世界から1万社以上が参加したスタートアップワールドカップで優勝したことに加え、採用率が全世界で2.5%未満であるEndeavor(エンデバー)起業家に満場一致で選出されるなど、高い評価と注目を得ています。

この背景には、問題視はされつつも明確な答えを出してこられなかった保育の実情があるように思えます。

独自開発の「ルクミー」を通じて、保育に革新をもたらすユニファと、ユニファが創造する「新しい幸せのかたち」に注目大です。

まとめ

  • 保育の現場には圧倒的に「ゆとり」が欠如している。――保育の現場はDXが進んでおらず、保育者の時間がそこに割かれてしまうことで、本質的な保育の質向上という課題に取り組みにくい状況でした。
  • ICTで保育現場に時間と心のゆとりを生み出す。――ユニファ社は、独自開発の「ルクミー」システムを通じて、保育現場のDX化を推進し、保育現場に時間と心のゆとりを提供しています。
  • ユニファのパーパスは「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」こと。――実証実験先で高い評価を得るだけではなく、数多くのビジネスコンテストで優勝するなどの当社の活動に注目が集まっています。

デジタル技術を活用して、社会の不を解決する素晴らしい会社の取り組みです。単にレポーティングのデジタル化ではなく、「写真」というコアアイデアによる質向上も重視されています。「ルクミー」で生まれる保育現場の未来と、そこで育つ子どもが作っていく社会の未来、双方の可能性があるからこそ、社会から高い評価と注目を得ているのではないかなと思いました。

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