正しく目を覚ますには!?『僕が若い人たちに伝えたい 2035年最強の働き方』ひろゆき(西村博之)

『僕が若い人たちに伝えたい 2035年最強の働き方』ひろゆき(西村博之)の書影と手書きアイキャッチ
  • よりよい人生を作っていくためには、何が必要でしょうか。
  • 実は、未来を見通すバックキャスティング的な視点かも。
  • なぜなら、そのことによって、今の常識を疑うクセを手に入れることができるから。
  • 本書は、あのひろゆきさんが今の若者におすすめの生き方を説いた1冊です。
  • 本書を通じて、未来を見通して人生を切り開いていく視点と行動のための勇気を得られるでしょう。
ひろゆき(西村博之)
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当たり前は、これからも本当に当たり前か!?

西村博之(ひろゆき)さんは、1976年生まれの実業家・論客として知られる人物です。1999年に匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、日本のインターネット文化の礎を築いた先駆者の一人でもあります。

その後も動画配信サービス「ニコニコ動画」の運営に携わるなど、常に時代の先端を走り続けてきました。現在はフランス在住で、YouTubeやニコニコ生放送での配信活動を通じて、独特の視点から現代社会や働き方について発信を続けています。

彼が本書を執筆した背景には、急速に変化する社会情勢と働き方への危機感があります。AI技術の進歩、人口減少、グローバル化の加速といった変化の中で、従来の働き方では通用しなくなる時代が到来することを見据え、若い世代に対して実践的なアドバイスを提供したいという思いが込められています。

インターネット黎明期から現在まで、常に変化の最前線にいた彼だからこそ語れる、リアルで実用性の高い働き方論が本書の最大の特徴といえるでしょう。

ひろゆきさんが本書で一貫して伝えているのは、これまで当たり前とされてきた働き方の前提を疑うことの重要性です。

将来が不安なら、『将来どうなっても何とかなる』と思える状態を目指すのがベストです

この言葉に、彼の思考の特徴が現れています。 多くの人が将来への不安を抱える中で、その不安そのものと向き合うのではなく、不安に左右されない状態を作ることに焦点を当てる発想の転換。 これは従来の「安定した会社に就職すれば安心」という価値観を根本から見直すことを意味しています。

特に印象的なのは、彼が指摘する「10年で入れ替わる『人気就職先』」という現実です。 かつて憧れの対象だった企業が今では苦境に立たされ、逆に当時は無名だった企業が業界をリードしている。 この変化の速さを目の当たりにすると、企業ブランドに依存した働き方がいかに脆いものかが分かります。

Z世代が既存の価値観に疑問を持つ姿勢と、ひろゆきさんの鋭い指摘が共鳴しているのも納得できます。 時代の変化を肌で感じてきた彼だからこそ、従来の常識を疑うことの価値を説得力を持って語れるのでしょう。

本書でさらに興味深いのは、ひろゆきさんが提示する「会社を利用する」という視点です。 これは従来の「会社に尽くす」という発想を完全にひっくり返したものといえるでしょう。

どうしても社員に辞めてほしかったら、「これでもか!」というくらい研修の機会を与えて成果が見られないフィールドに配属する

この指摘には、企業の人事戦略の裏側を知り尽くした彼ならではの鋭さがあります。 企業が社員をコントロールしようとする手法を逆手に取り、むしろそれを自分の成長に活用してしまう。 まさに「ハッキング」という表現がぴったりの発想です。

こうした「適駅な労働環境」が日本企業の特徴(長所でもあり短所)ということを知っておくかないといけません

ひろゆきさんは、日本企業の特徴を冷静に分析した上で、それを逆手に取った戦略を提案しています。

会社の制度や環境を「与えられるもの」として受け身で捉えるのではなく、「活用できるリソース」として主体的に使いこなす。 この視点の転換こそが、2035年に向けた新しい働き方の核心なのかもしれません。

従来の忠誠心や献身といった価値観から一歩距離を置き、より戦略的で合理的な関係性を築く。 それは決して冷たい関係ではなく、むしろ健全で持続可能な働き方への道筋を示しているのではないでしょうか。

より良く生きるために・・!?

ひろゆきさんが強調するもう一つの重要な視点が、会社の外に目を向けることの意義です。

「外の世界」を経験した人を呼び戻すことで社内に新たな刺激を与えることができますし、すでに社風を理解している人たちなのですぐに組織に馴染できるというメリットがあります

この指摘は、昨今話題の副業解禁の流れとも深く関連しています。 従来の日本企業では、社員が外部で活動することを制限する傾向がありました。 しかし、ひろゆきさんの視点で見ると、外の世界を知ることこそが、内部での真の活躍につながるのです。

外部での経験は、決して会社への裏切りではありません。 むしろ、多様な価値観や働き方を知ることで、自分が所属する組織の本当の強みや魅力を客観視できるようになります。 副業や兼業を通じて外の世界を知った社員は、より戦略的に自社の価値を活用し、貢献できるはずです。

この考え方は、会社と個人の関係性を「囲い込み」から「選択」へと変化させます。 お互いが選び選ばれる関係だからこそ、より良いパフォーマンスが生まれる。 2035年に向けた働き方は、こうした相互選択の時代になっていくのかもしれません。

この論点は越境というキーワードでさまざまに語られてもいます。ぜひこちらの1冊「越境せよ!?『新時代を生き抜く越境思考 ~組織、肩書、場所、時間から自由になって成長する』沢渡あまね」などもあわせてご覧ください。

本書の核心にあるのは、自分自身の人生の意味を改めて考え直すことの重要性です。 ひろゆきさんは、世の中が作り出した「勝ち組 vs 負け組」という二元論から抜け出すことを強く推奨しています。

人生は「他人が決める勝ち負け」ではなく、「自分がどれだけ多くの幸せを感じられるか」で決まります

この言葉は、現代社会の価値観に対する根本的な問いかけです。 年収、役職、会社のブランド力といった外部の評価軸に振り回されるのではなく、自分なりの幸せの定義を持つこと。 それが真の意味での人生のハッキングなのかもしれません。

もしろこれからの時代の働き方を考えるときに大事なのは「人生の中での仕事の選択肢を増やすか」です

ひろゆきさんが提示するのは、選択肢を増やし続けるという生き方です。 就職先の選択肢、起業・副業の選択肢、さらには働く場所の選択肢。

こうした選択肢をいくつも増やす努力をすれば、社会がどう変わろうと、勝ち負けの枠組みに囚われることなく、「自分らしさ」を貫ける生き方ができるのではないでしょうか。

幸せになるために生きているという当たり前のことを素直に認める。 そして、そのための手段として働き方を選択する。 この順序を間違えないことが、2035年に向けた最強の働き方の土台になるのでしょう。

ひろゆきさんの考え方で特に印象的なのは、理想論ではなく現実から出発する姿勢です。

でも僕がその質問をされたら「食べていくため」とストレートに答えます。「じゃあ、ご飯が食べられるなら働かなくていいの?」と聞かれたら「うん、そうだよ」と即答できます

この正直さには、多くの人が感じているであろう本音が表れています。 働く理由として「食べていくため」以外の理由を付け加える必要はない。 むしろ、そのシンプルな事実を受け入れることから、本当の意味での働き方の選択が始まるのです。

もちろん「社会とつながりたい」という欲求があることは理解できます。でも僕もそうです。僕は誰もが職場でそれを得る必要はないと思うし、社会との関わりを持っているというん々体験ができし、刺激を受けることもできるからです

ここでひろゆきさんが示しているのは、仕事に過度な意味づけをしないという視点です。 社会とのつながりや自己実現は大切ですが、それを必ずしも職場で求める必要はない。

ボランティア活動や趣味、副業など、多様な場で人生の充実を図ればよいのです。

人はみんな幸せになりたいはずで、幸せな生活を送るためには最低限のお金が必要です

この現実的な視点こそが、2035年に向けた働き方を考える上での出発点になります。

まずは生活基盤を確保し、その上で自分なりの幸せを追求する。

無理にストレスの多い仕事に就く必要もなければ、働かないことを責められる筋合いもない。 そんな自由で柔軟な働き方が、これからの時代には求められているのかもしれません。

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選択肢をいかにキープすることができるか!?

ひろゆきさんが本書で一貫して伝えているのは、自分なりの価値観を明確にすることの重要性です。

それは「ということあえて要らないものを知る」ことです。物的な話であれば、自分が満足できる生活を維持するために最低限必要なものと、そうではないものを自分のなかで線引きしておくことです

この考え方は、働き方をデザインする上で極めて重要な視点を提供しています。 何が本当に必要で、何が不要なのか。 この判断基準を自分の中に持つことで、外部の価値観に振り回されない働き方が可能になります。

そろそろ「お金稼ぎ」から卒業してみない? もちろん生きていくためにお金は必要です。お金があれば自由や選択肢も増えます。でも、お金が直接幸せを生むわけではありません

ここでひろゆきさんが示しているのは、お金に対する健全な距離感です。 お金は手段であり目的ではない。 この当たり前のことを改めて確認することで、自分にとって本当に価値のある働き方が見えてきます。

自分の価値観を磨くということは、言い換えれば「自分にとっての幸せの定義」を明確にすることです。 高い年収が必要なのか、自由な時間が大切なのか、やりがいを重視するのか。

これらの優先順位を自分なりに整理することで、2035年に向けた働き方の設計図が描けるのではないでしょうか。

本書の終盤で、ひろゆきさんは働き方の本質について痛烈な指摘をしています。 料理の飾り付けに使われる食用菊を例に挙げながら、こう述べています。

実はホワイトカラー職にも「タンボボを置くような仕事」がいっぱいあること

つまり、見た目を整えるためだけの装飾的な業務が、現代の職場には溢れているということです。 この表現には、現代の働き方に対する鋭い洞察が込められています。 多くの人が「意味のある仕事」だと思い込んでいる業務の中にも、実際には形式的で本質的な価値を生まない作業が数多く存在する。 この現実を受け入れることが、新しい働き方を考える出発点になります。

そして、ひろゆきさんが提案する「選択肢を増やす3つの方法」は極めて実践的です。

①自ら動いて選択肢を増やす 日本を出る、スキルを磨く、資格を取る、起業する、副業を始める、転職する、人脈を広げる。 これらは全て自分の意志で実行できる行動です。

②気づいていなかった選択肢を知る いろんな生き方・働き方の情報を知る、転職サイトに登録する。 世の中には自分が知らない多様な選択肢が存在することを認識する姿勢です。

③捨てていった選択肢を戻す 諦めていた選択肢を再検討し、実現可能性を探る。 過去の自分が断念したことも、状況が変われば再び選択肢になり得るのです。

「選択肢」があれば不安がなくなる

この言葉に、本書のメッセージが集約されています。 2035年に向けた最強の働き方とは、特定のスキルや職種を身につけることではありません。

むしろ、常に複数の選択肢を持ち続け、状況に応じて柔軟に選択できる状態を維持することなのです。

未来への不安を抱えるのではなく、選択肢を増やし続けることで「何とかなる」状態を作る。 ひろゆきさんが示すこの道筋こそが、変化の激しい時代を生き抜く最も現実的で力強い方法論といえるでしょう。

まとめ

  • 当たり前は、これからも本当に当たり前か!?――残念ながら、時代によって、「当たり前」は変遷するのですよね。
  • より良く生きるために・・!?――自分の価値観を絶えず自らの力でアップデートすることが重要です。
  • 選択肢をいかにキープすることができるか!?――それが今後の幸せな生き方・働き方に欠かせないポイントです。
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