【あなたを高め続ける唯一のスキルとは!?】教わる力 すべての優秀な人に共通する唯一のスキル|牧田幸裕

教わる力 すべての優秀な人に共通する唯一のスキル
  • AI時代において、自ら学べる環境を設定し、いかに知的戦闘力を高められるでしょうか!?
  • 実は、自分を俯瞰してナビすることが大切かも。
  • なぜなら、ナビがなければ、教わる力が養われないからです。
  • 本書は、「教わり方」について説かれた珍しい1冊です。
  • 本書を通じて、学習の本質に触れることができます。

今回の投稿は、前回までの投稿「【実は大切な「教わり方」とは!?】すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。|牧田幸裕」と「【「判断軸」の作り方とは!?】すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。|牧田幸裕」の続編の1冊を取り上げさせていただきます。

自分の「判断軸」が大切!?

「教わり方」を鍛えることが、学習効率を向上させるためには、欠かせません。でも社会で一般的には、「教え方」ばかりが教えられています。大切なのは、受け手の努力なのです。教える・教わるは、コミュニケーションなので。

まず、大切なのは、ナビです。自分がどこにいて、これからどこを目指したくて、そしてどのルートが考えられるのか、選択肢を見つけることが第一歩となります。

その上で、大切になるのが、自分らしいルートをいかに選定できるか、ということです。あまたあるルートは、いずれか1つしか選べません。1つ選ぶということは、ほかを捨てるということです。捨てる勇気を持つためには、そのルートを信じることができるかが大切です。信じるためには、自分に選択軸が明確になければなりません。

自分自身のオリジナルの判断軸が出来上がれば、その判断軸に従い、目の前に現れる膨大な情報を取捨選択し、自分に重要な情報、必要な情報だけを選択できるようになる。

第6章 自分の判断軸を「自分の信じる道にする。そうすれば、「教わる力」が完成する

自分の中に選択軸を持つためには、経験がものをいいます。その経験とは、人につくことです。自分が信じる人について、一挙手一投足を真似て、その人の考え方・感じ方・ものごとの見立てをインストールしましょう。

「自分の判断軸」を持つための「守破離」が大切なのです。

信じる人が見つからないよ!という人も少なくないでしょう。そういう方はどうしたらいいでしょうか!?

まず、キュレーターを活用せよ!?

最も身近なで、手軽な例として、キュレーターを活用しましょう。

ビジネスでも、業界でも、情報発信を積極的に行っている人がいるでしょう。彼らをフォローして、どのような情報を日常的に発信しているのかをキャッチアップし続けてみましょう。

その時に大切なのが次の視点です。

  • なぜ彼らは、この情報を伝えたいと考えたのか
  • 彼らは、この情報をどう解釈したのか
  • 誰に何を伝えたいと考えたのか

キュレーターのものごとの見方にアンテナを立てて、どのような判断軸を持っているのかを見つめるのです。これが見えてくると、守破離の守の一歩目に立てます。

大切なのは、多くの人と異なる視点を探し出すことです。いわゆる常識とどう異なったジャッジをしているのかについて、まずアンテナを立てることで、独自のものごとの見立てについて、検討をする素地ができます。

他人の判断軸を借り手、利用しながら、自分の判断軸を形成するきっかけをつかんでいけばよいのである。

第3章 「教わる力」とは、自分の判断軸をつくることであり、取捨選択をできるようになることである

どうやって本を読むか!?

本というのは、その人のものごとの見立てです。その人の「判断軸」に存分にふれることができます。多くの判断軸に触れるチャンスが、読書なのです。

だから、本を読むにしても、なんとなく全体に目を通すことを辞めてみましょう。大切なのは、「自分の判断軸」を育てるのにどう役立てるか?!ということです。

本の読み方は、「自分の判断軸に対して、他人の判断軸はどこが違い、どこが同じなのか?」という問いを常に持ち続けることにあります。

すなわち「自分の判断軸」ありきの読み方であるといえる。

「他人の判断軸」を利用し、「自分の判断軸」を磨き上げる

「教わる力」が養われると、本をとても短い時間で読むことができます。速読でも、フォトリーディングでもそういうスキルではなく。まったく普通のスピードで1冊を読み切れます。何が違うのか――。

それは、読む分量にあります。

本を全部読もうとしないのです。自分にとって必要と思える部分を確実に拾っていきます。まえがき・まとめ・あとがきにしっかりと目を通した上で、目次で主従を検討します。

そのことによって、圧倒的に短い時間で、著者との対話を効率的に行い、自分の判断軸を養っていくのです。すでに判断軸が養われているからこそ、比較を用いて、検討をする行為としての読書を行うことができるのです。

「教わる力」とは、つまり、目的意識なのだと思いました。ナビの発想もそうです。さらに、自分の判断軸というのも目的です。なぜなら、自分がなぜいまここにいるのか、について、検討をするためには、常に人生に対する判断軸が欠かせないからです。ちょっとしたことだと思いますが、意識できるかいなかは、大きな差につながるのだと思いました。

まとめ

  • 自分の「判断軸」が大切!?――自分の判断軸があれば、「教わる力」が向上し続けます。
  • まず、キュレーターを活用せよ!?――信じられる情報発信者を探し、フォローしましょう。
  • どうやって本を読むか!?――自分の判断軸を育てるように読んでいきます。
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