- 教養の時代と言われています。でも、教養というと幅広い内容を、記憶しないといけない!と思っていませんか?
- 実は、勉強の方法がポイントかも!
- なぜなら、情報環境がこれまでとまったく変わったからです。
- 本書は、令和時代の最適な教養勉強法を教えてくれる1冊です。
- 本書を通じて、30代後半からの勉強法について、視点を得ることができるでしょう。
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教養が大切だ!とは言うけれど・・!?
教養こそ、30代以上のミドル社員の「武器」になる。
「はじめに」カスじゃなくても、ググれ!
教養はなんとなく大切だと思うけど・・でも、勉強するの大変でしょ!?というのが本音だとおもいます。でもそれは、みなさんが思い浮かべる勉強と著者の成毛眞さんが想定する勉強のニュアンスがちょっと違うかも。
昭和、平成の勉強を思い出してみましょう。昔は、とにかくインプット!そしてそれを記憶することが大切でした。だから、基本は、暗記。どれだけ覚えられるかが、頭の良さ、あるいは優秀さの指標となっていた時代が確かにありました。
でもいまの時代はどうでしょう!?知の外部化が進んでいます。多くの情報がウェブ上にアップされて、そして、絶えず更新されているのです。重要なことは私たちの多くはそこに極めて安価にリーチできるということもポイントです。
よって、今では、その情報をいかに収集し、そして編集できるかどうかが争点になります。事実、いまどきの大学では、課題発見型の授業が、インターン等の機会を通じて行われるところもあるといいますからオドロキです。
情報をいかに、収集し、編集するかという視点では、過去の投稿「【発想とは、編集である!】才能をひらく編集工学 世界の見方を変える10 の思考法|安藤昭子」がとても参考になります。この編集の妙こそが、今の時代求められています。
![](https://i0.wp.com/masudabooks.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_0331-scaled.jpg?fit=389%2C275&ssl=1)
そして、その編集視点を持つにも、基礎情報について触れることが重要になるでしょう。覚えるのではなく、社会でどのようなトピックスが、ディスカッションされているのかを俯瞰するマップ的視野がいまの教養であるように見えます。
そういった意味では、「【客観性の身につけ方とは!?】マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」|ジュリア・ガレフ,児島修」の投稿で取り上げさせていただいた、マッピング思考も視野として身につけておくこともポイントかも知れません。
![](https://i0.wp.com/masudabooks.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_0406-scaled.jpg?fit=389%2C275&ssl=1)
今回、取り上げさせていただく『39歳からのシン教養』は、そんな情報化社会の教養学習の手法がトピックスとなっています。
令和時代の教養学習法とは・・!?
情報化社会にあって、学習方法もアップデートする必要があります。2022年で39歳の方は、ミレニアル世代の先頭を行く方です。そして、同時に昭和時代の学習に触れている人でも有るのです。私も含めですが、どうしても学習というと、暗記のイメージがつきまといます。ここを変えることがポイントであると、成毛眞さんは説きます。
今はググればなんでも分かる時代だ。
「はじめに」カスじゃなくても、ググれ!
そうなんです。ググることを武器に、ウェブサーフィンをしながら、視点・視野を養うことが令和の教養勉強法です。そこで大切になるのが、検索ワードです。本書には、政治、地政学、経済、テクノロジーなどのトピックスの一部が紹介されています。ぜひお手にとって、あーそんなトピックスは、こういうキーワードで検索すればいいのか!ということがわかります。そしてそれを手がかりに自分の認知マップを作っていく軸足を得ることができるでしょう。
ただし、いざ!と思っても、続かないものです。なぜなら、教養の学習にはゴールがありません。
教養とは、「何のために学ぶかわからない」「それを知っても得にならないかもしれない」、それでも学び続ける人にしか備わらないのだ。
序章 あなたにこの本を読む資格があるか?
教養を実利で捉えると、少し苦しいところがあります。さまざまな本をよむことに似ているのですが、それでもなぜか知的好奇心が湧いてしまう!というモードでいられるかが大切なのです。成毛眞さんも、全員にとって必ずしも楽しいものになるかは、わからないというスタンスで本書を執筆されています。
実践するには・・!?
1日せいぜい30分。主にテレビを観ている時に気になるキーワードを見つけたら、そこからググっていく。これで十分だ。
序章 あなたにこの本を読む資格があるか?
これくらいハードルを低くして提案してくださっているのは本当にありがたいですよね。キーワードを見つけて、それについて検索を駆使して勉強するのがポイントです。閲覧先の選定も大切です。とくに生のデータを閲覧して自分の視点で考えてみましょう。政府系のサイト、あるいは、ウィキペディアも情報源として使えると言います。ニュースサイトなら、ニューズピックス、テレビ局なら、NHK、アルジャジーラ、BBCがおすすめと成毛眞さんはいいます。
自分が興味のある分野を見つけて、少しそれについて深掘りをしてみると、きっと新しい世界観が広げられると思います。これを繰り返していくことで、知らずしらずに、教養の海が自分の世界の中に流れ込んでくると思います。一緒にトライしてみましょう!!
まとめ
- 教養が大切だ!とは言うけれど・・!?――ビジネスに人生に教養の勉強が役に立つかも知れません。
- 令和時代の教養学習法とは・・!?――覚えるのではなく、ググるのでOK!
- 実践するには・・!?――1日30分のググりタイムで十分。教養の海を広げましょう。
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